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血液クレンジングはアトピー性皮膚炎に効果あり?危険性はないの?

血液クレンジングとは?


血液クレンジングという治療方法を知っていますか?



これはオゾン療法ともいわれるもので、まず約100~200㏄を脱血し、その中にオゾンガスを混合させ血液をオゾン化させます。そしてそのオゾン化した血液を身体に戻すという治療のことです。


また脱血する血液の量により、少量自家血療法と大量自家血療法に分かれます。アンチエイジングを目的とした血液クレンジングは100~200㏄の血液をオゾン化する大量自家血療法で、これに対し少量自家血療法はわずか3~5㏄を脱血しオゾン化、そして体内に戻す方法です。


血液クレンジングは健康改善を図る効果があると認められていますが、若い女性を中心に人気のあるアンチエイジングを目的とした血液クレンジングは保険適用外で、危険性も高いと指摘されています。


しかし基本的には安全な療法として古くからヨーロッパで行われてきた療法です。安全性・効果においても認められているので、現在では多くのクリニックが推奨しています。



血液クレンジングの作用とは?


血液クレンジングはヨーロッパで歴史ある療法で、医療面でとても高い効果があると認められています。少量自家血療法では、がんや悪性リンパ腫をはじめリウマチなどの自己免疫疾患、B型・C型肝炎、HIVなどの治療に有効とされています。


脱血によって取り出した血液はドロドロの状態ですが、オゾンで浄化されるとサラサラの状態へと変化します。それを身体に戻すことで、血流が良くなり、身体本来の抗酸化力がより高まります。


体内の酸素化


酸素不足や血行不良などのトラブルで身体の末端まで酸素が行き届いていない状態ではさまざまな不調が現れます。これを改善するために、オゾン化された血液を投入し赤血球の酸素運搬作用を向上させ、体の隅々まで酸素が行き渡りやすくします。


またオゾン化された血液は赤血球生成に働きかけ、より酸素を運ぶ機能が高い「スーパー赤血球」を生み出します。このスーパー赤血球は約100日は働き続けるといわれていて、酸素供給により身体も楽々動く、血行が良くなるといわれています。


血液流動の改善


体調が悪い、身体が痛いといったときには血液はドロドロの状態になっていますが、これを取り出しオゾンで浄化することでサラサラの血液に変えることができます。それをまた体内に戻すことで、サラサラの血液が作用して、血液流動の改善に繋がります。


サラサラの血液になると、冷え性が改善したり顔色が良くなったりと女性に嬉しい効果が現れます。こうした効果が、女性に人気の理由でしょう。


免疫細胞の増産


オゾン化された血液は免疫細胞の白血球にも働きかけるので、免疫細胞を活性化したり増殖させる効果があるといわれています。これにより免疫細胞の強化にも繋がり、風邪を引きにくい・病気に罹りにくい身体に改善できます。



血液クレンジングで増産される抗酸化酵素とは?


血液クレンジングをすると体内の抗酸化力がアップします。これは抗酸化酵素が増産され、力が強くなるからです。



抗酸化酵素とは身体の錆となる活性酸素を除去・抑制する大事な酵素です。最近急に老けた気がする、病気に罹りやすくなった、などの心当たりはありませんか?こうした老化や病気にも活性酸素が関わっています。


健康な身体を維持するためにも身体の抗酸化力を高めることが大切です。


活性酸素とたたかう


そもそも活性酸素とは本来は私たちが生きていくうえでは必要なものです。しかしそれが必要以上に増えてしまうと、身体を内側から錆びさせて老化を早めたり、がんなどの病気のリスクを上げるなどの悪さをします。


活性酸素は体内を酸化させる力が強く、増えてしまうと身体が酸化(錆)するので、それを除去・抑制する力が必要です。これが抗酸化力(抗酸化酵素)です。増えすぎた活性酸素は抗酸化酵素によって無毒化され、早急な老化にストップをかけることができます。


老化にストップをかける=アンチエイジングに繋がるので、多くの女性が血液クレンジングを行うのは、健康効果以外にこういった美容目的があるからです。


年齢とともに生成される量は減る


抗酸化酵素はSOD(スーパーオキサイドディスムターゼ)と呼ばれています。これは体内で作られる酵素の一つですが、年齢と共に生成される量が減っていきます。そのため、30代、40代になる頃には生成される量はわずかです。


このSODは食べ物からも摂取が可能ですが、ほうれん草やにんじん、ルイボスティーなど現在では限られた食品にしか含まれていないといわれています。そのためSODには劣るものの、抗酸化作用の強いビタミンAやE、ポリフェノールといった成分にも注目が集まっています。


年齢とともに生成される量が減るので、普段からストレスが多い、睡眠時間が少ないといった生活を繰り返しているとあっという間に体内は活性酸素で埋め尽くされてしまいます。


血液クレンジングはこの活性酸素を除去する効果もあるため、アンチエイジング目的で行う女性が多いのです。



アトピー性皮膚炎の皮膚状態とは?


血液クレンジングはアトピー性皮膚炎にも効果があると注目を集めています。その理由を知る前に、アトピー性皮膚炎について一度おさらいしてみましょう。



アトピー性皮膚炎を発症している時の皮膚の状態は主に血流が悪かったり炎症を起こしている状態です。また酸欠により細胞が栄養不足になっていて、健康な状態を保てないので、刺激に弱くすぐに炎症を引き起こします。


血液の流れが滞っている


アトピー性皮膚炎の症状は血液の流れが滞っている証拠です。血液の流れが悪くなることによって肌バリアが弱まり、刺激に弱い状態を作り出しています。血液の流れが滞ってしまうのは、ストレスや偏った食事など環境的な要因が関わっています。


血液の流れが滞ることで老廃物も排出されにくくなるので、よけいに血液がドロドロとして滞りを悪化させます。


刺激に弱く炎症をおこしている


肌のバリア機能が低下すると肌が乾燥肌になります。これにより刺激に弱い肌になるので、ちょっとの刺激でもすぐに炎症を起こし皮膚が痒いといった症状が現れます。また皮膚機能低下によりアレルゲンが侵入しやすくなるので、よりアトピーが悪化します。


炎症を最小限に抑えるためにも、肌バリア機能が低下しているときは保湿を心がけ、刺激から肌を守りましょう。


酸欠・栄養不良


アトピー性皮膚炎の肌は健康な人の肌よりも酸欠・栄養不足ともいわれています。血液がドロドロになり、血流が滞ってしまい酸素や栄養が肌細胞に行き渡らないからです。肌細胞に酸素や栄養が行き届かないと、細胞は動力源を失い力が弱まります。


細胞が元気をなくすとバリア機能がさらに弱まり、刺激に弱い肌が作られ、アレルゲンの侵入やストレスなどによってアトピー性皮膚炎を発症し痒い痒いといった症状が表れます。


また痒さのあまり肌をかいたり触ったりすることで、またそれが新たな刺激となり炎症を生み出します。つまり酸欠・栄養不足、血液の滞りを解消しなければ痒みがエンドレスで襲ってくるのです。



血液クレンジングの肌改善する作用


血液クレンジングには抗アレルギー効果も認められているので、アトピー性皮膚炎の改善効果もあります。また血液クレンジングの酸化作用により、酸素が身体の隅々まで行き渡り血流も良くなるので、肌環境も改善されますよ。



アトピー性皮膚炎は体質・環境の2つの問題があるため、すべての人のアトピー性皮膚炎が改善するとは言いきれませんが、血液の滞りや酸欠・栄養不足は解消されます。


そうすると肌細胞も活性化されて「刺激に強い肌」に生まれ変わるので、アトピー性皮膚炎のつらい症状はかなり軽くなるでしょう。


でも、以前と変わらない偏った生活を繰り返していたり、過度なストレスを受けていると、体質が変わっても環境によってアトピー性皮膚炎を悪化させることになるので注意しましょう。



血液クレンジングのオゾンは有毒なのか?


血液クレンジングは健康効果も高く、治療方法として認められています。しかし反対に血液を取り出したり戻したりする行為やオゾンで浄化することが危険であると指摘する医師も少なくありません。



確かに、高濃度のオゾンをそのまま体内に入れることは危険です。しかし血液クレンジングの場合は、採取した血液をオゾンで洗浄・浄化します。このときに血液中のオゾンは消失しているので、オゾンがそのまま体内に入ることはありません。


むしろそんなに危険な治療方法なら国が黙っていないでしょう。正しく血液クレンジングが行われる分には、危険性も低く安全であるといえます。


しかし血液クレンジングは多くの医師からあまり推奨されていない療法でもあるので、利用するときには必ず医師の説明をよく聞き、自分が納得した上で治療してもらいましょう。



血液クレンジングの危険性や副作用は?


血液クレンジングは基本的に目立った危険や副作用はありませんが、人によっては禁忌となるので注意が必要です。



そもそも血液クレンジングはヨーロッパで古くから行われてきた歴史ある療法の一つです。そのため安全な治療法なんですが、体内にあったものを取り出してまた戻すという行為は慎重な日本に置いてはまだまだ受け付けない人が多いです。


行う際にはよく説明を聞き、万が一体調に異変が起きた場合には治療を受けた医師に相談するようにしましょう。


妊娠中や甲状腺機能亢進症の人は禁忌


妊娠中は何かと体調不良を抱え込みますが、血液クレンジングは一度に多くの血液を抜いてしまうので、胎児に万が一のことが起こる可能性もあります。控えましょう。


また甲状腺機能亢進症(バセドウ病)の人は身体を活性化するとさらに症状が悪化する恐れがあるので、こちらも控えるようにしましょう。


内出血がおこることもある


目立った副作用はありませんが、血液を抜いて戻すことにより内出血が起こる場合があります。軽い内出血であれば1週間前後で治るので問題はありません。たまに3週間ほど内出血が続くこともありますが、多くの場合は問題ありません。


もし気になるようであれば服で隠すなどして内出血が目立たないようにしましょう。


基本的には安全な治療


血液クレンジングはヨーロッパで古くから行われてきた療法です。現在に至るまでもさまざまな研究がなされ、一部の国では保険適用治療としても行われています。有効性も認められているので、基本的には安全な治療といえます。


しかし初めて行う場合には不安も多いでしょう。そういった人のために多くのクリニックでは初めにカウンセリングを受けられるようにしています。不安や疑問があればそこでぶつけてみましょう。そして納得したうえで血液クレンジングを受けてくださいね。

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