物忘れの原因とは?更年期やストレスによる症状と早めの対策! |

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物忘れの原因とは?更年期やストレスによる症状と早めの対策!

【原因別】物忘れには2種類ある

「物の名前が思い出せない」「あれはどこに収納したっけ・・・」「思い出話をしていると取り残される」あなたは記憶力に自信がありますか?まだまだ大丈夫!というあなたも、認知症が心配というあなたも、物忘れのメカニズムを知って対策しましょう!

まずは物忘れの原因から確認していきましょう。物忘れには生理的物忘れ病的物忘れの2種類があります。生理的物忘れは一時的なストレスや多くの情報を脳が処理しなければいけないときに起こる物忘れで、自分が物忘れをしている事が自覚できることが多いです。

病的物忘れは認知症を始めとする疾患が原因で起こる物忘れで、多くは自覚症状がありません。身近な人が「最近おかしいよ」と指摘されても「私はおかしくない!」と認めないケースも多いでしょう。


40代でおこる物忘れの原因1 更年期や脳の老化

「若い頃に比べて事務処理能力が落ちた」「あれ、それ、などを会話で多用するようになった」などは40代以降で多く見られる傾向で、多くの場合原因は老化です。

老化によって脳の機能が低下し、神経を伝達するシナプスの働きが鈍ることによって、脳のメモリから情報を出し入れするスピードがどうしても遅くなります。

また、女性に多い原因が更年期障害から記憶力が落ちてしまうケース。思春期から20代前半にかけて分泌量がピークになる女性ホルモン「エストロゲン」は記憶力を高める働きがあります。更年期に急激にエストロゲンが減少することで、記憶力が低下することがあります。


40代でおこる物忘れの原因2 ストレスや睡眠不足

脳やホルモンバランスに異常が無くても物忘れが起こることがあります。疲れているときや、たくさんの情報を処理しなくてはいけないときに「あれ、何しようと思ってたんだっけ・・・?」となる事は誰しも経験があるのではないでしょうか?

ストレスや睡眠不足、複数のタスクを同時進行させている時、大勢と会話している時など、脳のキャパシティを超えてしまうと情報の出し入れが鈍くなってしまいます。特に睡眠の質が悪い場合は脳が疲れているので、物忘れが激しくなってしまう傾向にあります。


40代でおこる物忘れの原因3 食生活

40代に限らず、どの年代でも起こり得る原因が食生活の乱れです。

朝食を食べない、などのエネルギー不足で脳の働きが鈍る場合や、脳の神経伝達物質の元となる栄養素が足りておらずバランスが崩れている場合など様々です。

これを食べればいい、という訳ではなくて、3食バランス良く食事を摂取すると改善することが多いです。肉・魚(特に青魚)・野菜・炭水化物がバランス良く食べられるメニューをなるべくチョイスしましょう。


病気が原因でおこる物忘れの症状

物忘れには生理的物忘れと病的物忘れの2種類がありますが、生理的物忘れが病的物忘れの初期段階となることがあります。

「忘れてた!」「最近物忘れが増えた」と自覚症状があるうちは大丈夫ですが「そうだっけ?」と人から指摘されてもピンとこない場合は要注意!次のような症状がある場合は早めに病院へ行きましょう。

  • 自分がしたこと自体を忘れる
  • 「そんなこと言ったっけ?」「こんなところに誰がものを置いたんだろう?」と身に覚えのない言動がある。

  • 昔からつづけてきた/ふつうにしていたことを忘れる
  • 「料理の手順が分からない」「近所で道に迷った」など、日常生活に支障が出ている。

  • 日付や時刻がわからなくなる
  • 「昼夜逆転した生活をしている」「薬がきちんと飲めない」など、時間の感覚が鈍っている。

上記のケースはかなり危険ですが、ほとんどの場合自覚症状がありません。身近に症状が出ている人がいれば医療機関で受診させるようにしてあげてくださいね。


更年期やストレスが原因の物忘れへの対策

ストレスや更年期の物忘れは多くの場合一時的なものですが、放置すると脳の機能がどんどん衰えて認知症などの病的物忘れへ進行してしまうことがあります。

そうなる前に、できるだけ脳を鍛えて病気を予防しましょう!

ワーキングメモリを鍛える

仕事の能率を上げたり、要領を良くするためにワーキングメモリを鍛えることが一時ブームになりました。脳のワーキングメモリは手順のあること(会話や料理、運動、仕事など)を行うのに欠かせない領域です。

脳のワーキングメモリを鍛える方法は「専門機関でのトレーニング」「脳トレアプリを使う」などが挙げられますが、日常生活でオススメなのが会話料理です。できれば会話は3人以上の複数で行うのが良いでしょう。脳に同時進行で複数の情報を処理させることが大切です。

感動や達成感を味わう体験をする

脳に良い刺激を与える事も大切です。「感動」「興奮」「達成感」などの良い感情は脳内のセロトニン(幸せホルモン)やノルアドレナリン(モチベーションアップのホルモン)を分泌させます。

これらのホルモンは脳の働きを活性化させると共に、睡眠時にきちんと脳を休ませることができます。これらのホルモンを分泌させるのに一番いいのは「恋愛」です。すでに結婚している人でも、ときめきを感じることで脳に良い影響を与えることができますよ。

大豆製品や青魚を食べる

記憶力アップにつながるエストロゲンと同じ働きをする大豆イソフラボンや、脳内の神経細胞(ニューロン)を活性化させるDHAを積極的に食べるのも効果的です。大豆イソフラボンは大豆や大豆製品、DHAはサバやイワシなどの青魚が豊富に含まれています。

もちろん、大豆イソフラボンもDHAも単体では体内で上手く働きません。ビタミン・ミネラルを始めとする補助酵素も必要となるので、野菜や炭水化物も一緒に摂るようにしましょう。難しいときはサプリメントで補うのも一つの手です。

スロージョギングをする

適度な運動も脳に良い影響を与えます。脳への血流がアップするだけではなく、手足をバラバラに動かすことで脳のワーキングメモリが鍛えられます。ウォーキングやスロージョギングなど、軽く息が切れるくらいの負荷で行える運動を行いましょう。


原因を知って物忘れには早めの対策を

たかが物忘れ、とあなどるのは危険!

最初は軽い物忘れでも放置することによってどんどん脳の機能が衰えてしまいます。自覚症状が無いまま認知症になってしまう前に、脳を普段から鍛えておきましょう。