血液がサラサラ!ゴールデンベリーの効果・効能とは?食べ方やカロリーも |

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血液がサラサラ!ゴールデンベリーの効果・効能とは?食べ方やカロリーも

ゴールデンベリーって何?どんな味?

ゴールデンベリーはスーパーフードと呼ばれるほど栄養素が高く健康と美容に優れた効果のある食材です。見た目はほおづきそのもので、黄色でまあるい形をしています。

糖度が高めで柑橘類のような甘酸っぱさがあり、酸っぱさに病みつきになる方も多いのだとか。味としてはとても食べやすいですが独特の香りがあります。

健康情報バラエティ番組で紹介され日本でも注目を浴びるようになったゴールデンベリーですが、スーパーなどでは販売されていません。農家さんからの直接購入か、通販サイトが手軽に購入できる方法ですが、コストコ・カルディなど輸入商材を扱っている店舗でも購入できるようです。


ゴールデンベリーのカロリーや1日の量は?

ゴールデンベリーは生の状態か、ドライフルーツに加工された状態のどちらも販売されています。生かドライフルーツかでもカロリーは大きく変わります。


生:100グラムあたり50キロカロリー
ドライフルーツ:100グラムあたり360キロカロリー

生の方が格段にカロリーが低いことが分かります。これは、生のゴールデンベリーには水分がたっぷりと含まれているためだと考えられます。ドライフルーツは水分を抜いているので栄養と共にカロリーも凝縮されているんですね。

一日の摂取量の目安はドライフルーツで40粒ほど。大体ゴールデンベリー20粒で約25gなので、一日の必要量を50gと考えると約180キロカロリーくらいですね。


ゴールデンベリーの栄養は?

ゴールデンベリーには若返りのビタミンとも呼ばれているビタミンEがとっても豊富に含まれていることから注目を浴びました。

ビタミンE以外にも女性に不足しがちな鉄分やダイエット・美肌効果のあるイノシトールもたっぷり。美容に嬉しい有効成分が摂取できることから人気なんですね。

各種ビタミン

ゴールデンベリーにはビタミン類がたっぷりと含まれています。ビタミンの種類によって効能も変わるので、軽く紹介していきましょう。

・ビタミンA
抗酸化作用があり、老化の予防効果のほかに皮膚を正常に保つ効果があります。

・ビタミンB
ビタミンB群に属すイノシトールが豊富に含まれています。保湿作用があり、しわやたるみなどに効果があります。肝臓に余分な脂肪が蓄積しないようコントロールする働きも。

・ビタミンC
シミの改善や老化予防、紫外線対策に役に立ちます。

・ビタミンE
毛細血管を広げるので血液をサラサラにする効果が期待できます。また、シミやしわの原因にもなる活性酸素を抑制する働きもあります。

・ビタミンP
コレステロール値を下げる効果があります。また、熱や空気に弱く不安定なビタミンCを安定させ、効率的に身体の中に働かせる作用もあります。

豊富な必須アミノ酸

身体を維持するために必要な必須アミノ酸ですが、人間は体内でアミノ酸を生成することができません。そのため、食事から摂取する必要があるのです。

ゴールデンベリーにはこの必須アミノ酸が多く含まれているため、おやつ感覚で食べるだけで簡単に一日の摂取量を取り入れることができます。

レタスの30倍の食物繊維

一粒がとても小さいゴールデンベリーですが、なんと食物繊維はレタスの30倍!食物繊維には腸内環境を整え、便秘解消やコレステロール値を下げる効果があります。

また、消化されにくいという特徴もあります。つまり、胃の中に長く残るので満腹感が続くということですね。これによるダイエット効果にも期待できます。

女性に不足しがちな鉄分

鉄分も人間にとって欠かせない栄養素。一日あたり男性は7.5mg、女性は10.5mgの摂取を推奨されているのですが、どうしても不足しがちです。

ゴールデンベリーには鉄分も豊富なのでスプーン一杯分で必要摂取量を取り入れることができます。おいしく、手軽に鉄分補給が出来るのはうれしいですよね。

イノシトール効果で代謝アップ

ビタミンB群に属しているイノシトール。この栄養素が今、かなり注目を浴びています。血液に含まれる脂肪の流れを良くする効果があり、体脂肪が蓄積するのを防ぐ効果があるのでダイエット効果が期待できます。

また、高い保湿力があるのでシワやたるみといった肌トラブルを解消し、さらにリラックス効果があるのでストレス解消メンタルヘルス向上といった作用もあります。


ゴールデンベリーで血液サラサラに!

血液サラサラ

ゴールデンベリーにはビタミンEがたっぷりと含まれています。このビタミンEには毛細血管を広げる効果があり、それ以外にも血液の老化を予防する効果があるんです。

テレビ番組では二日間ゴールデンベリーを摂取するだけで血液サラサラ効果があったという検証結果が出たため、驚きの声が多く聞かれました。

毛細血管を広げて血液を流れやすくする

ビタミンEには毛細血管を広げる働きがあります。このため、血栓ができるのを防ぐ効果も期待できます。これにより、血液が末梢まで流れるようになるので女性の悩みの種である冷えの改善につながります。

血液の老化を予防し、血液自体がサラサラに

ビタミンEには赤血球を若々しく保ち、柔軟性をもたせる働きがあります。かたく老化した赤血球は壊れやすく、酸素を各細胞に届けることができなくなります。赤血球を若く保つことで血液サラサラを維持することができ、細胞を元気に保つことにつながるのです。


ゴールデンベリーの効果・効能

ダイエット中コンビニのメニュー

ゴールデンベリーはスーパーフードと呼ばれるだけあり、様々な栄養素がたっぷりと含まれています。

ビタミンB群に属するイノシトールには肌の老化を防ぐ効果のほかにも、抜け毛の予防や頭皮を健康に保つ効能があり、髪の毛を綺麗に保ちます。その他にも健康にも美容にも嬉しい効果がたくさんありますので主な効能を紹介していきます。

高血圧予防

高血圧の元であるドロドロ血液を改善する効果と、カリウムを多く含んでいることから塩分を排出する効果が強く、高血圧の予防になります。

コレステロール値を下げる

ゴールデンベリーに含まれるイノシトールには、脂肪を肝臓に蓄積させないようにする効果があります。これにより、コレステロール値を下げる効果も同時に期待できます。

また、ビタミンPは別名をバイオフラボノイドといいます。これはポリフェノールの一種で、コレステロール値を下げる効果があります。

美白効果(メラニン生成を抑制)

前述したとおり、ゴールデンベリーには血流を促進する効果に大変優れています。血流がよくなることで顔のくすみが消え、顔色が明るくなることで美白効果を生み出します。

また、ビタミンCには紫外線によるメラニン生成を抑制する働きがあり、シミを薄くする効果があるためシミ予防に効果的です。

シワ・たるみ改善

シワやたるみの原因は様々ですが、その一つが肌の保湿力の低下です。老化に伴い肌の水分保持力が低下するため、シワやたるみが発生します。ゴールデンベリーに含まれるイノシトールには肌の保湿効果があるため、シワやたるみの予防効果が期待できます。

また、豊富に含むビタミンによる抗酸化作用により肌の酸化を防げることや、紫外線のダメージから肌を守ることができるのもシワやたるみ予防につながります。

便秘解消・ダイエット効果

ゴールデンベリーにはレタスの30倍もの食物繊維が含まれています。そのため、便秘や腸内環境の改善に期待できます。便秘が解消されることでダイエット効果につながります。また、イノシトールの血中脂肪を減らす作用もダイエット効果に期待できます。


ゴールデンベリーのおいしい食べ方

ゴールデンベリーは少し酸味が強いですが、甘みもあり味としては非常に食べやすいスーパーフードです。

ですが、毎日同じように食べるのでは飽きも出てきますよね。そんな方は食べ方を工夫してみることをおすすめします。クセが少ないので、色んな食べ方を楽しめるのもゴールデンベリーの魅力です。

そのまま食べる

ゴールデンベリーは生でもドライフルーツでもおいしく食べることができます。生の場合はほかのフルーツ類と同じように食べたり、料理の付け合わせにしたりしてもいいですね。ドライフルーツの場合は一日40粒を目安に、おやつ感覚でつまめばよいでしょう。

ヨーグルトやシリアルに混ぜて食べる

無糖ヨーグルトにゴールデンベリーを数粒入れ、はちみつやジャムを垂らして食べます。ゴールデンベリーの酸っぱさがヨーグルトとはちみつで緩和され、非常に食べやすくおいしく頂けます。グラノーラなどシリアルを混ぜるのもおすすめですよ♪

ミルクとミキサーにかけてジュースに

テレビで紹介されていたおすすめの食べ方がミキサーでジュースにして摂取するというもの。牛乳200mlにクランベリー20粒をまとめてミキサーに入れるだけのお手軽レシピです。一緒にバナナなど甘みのあるフルーツを入れてもおいしいですよ。

パンやケーキに一緒に混ぜて焼く

ホームベーカリーなどを使ってゴールデンベリーパンを作るのもおすすめです。他にもパウンドケーキやホットケーキなどに入れてもおいしいです。ゴールデンベリーは焦げやすいので、生地の中に入れ込むようにして焼き上げると失敗しないようです。

生であればジャムに加工も

いちごやブルベリーと同じような風味を持つゴールデンベリーはジャムにしてもおいしく食べることができます。簡単なレシピを紹介します。

乾燥ゴールデンベリー・・・60g
白ワイン・・・30ml
100%オレンジジュース・・・100ml
レモン汁・・・小さじ1
塩・・・ひとつまみ

1.乾燥ゴールデンベリーを粗く刻む。
2.鍋にレモン汁以外の材料を入れ、弱火でゆっくりゴールデンベリーが柔らかくなるまで煮る。
3.柔らかくなったら火を止めてレモン汁を加える。
4.木べらでゴールデンベリーの実を潰してとろみがついたら完成。

生のゴールデンベリーを大量に手に入れられたときは、是非作ってみて下さい。


ゴールデンベリーの注意点3つ

たっぷりの栄養素を含んでおり、体にも美容にもうれしい効果がたっぷりのゴールデンベリーですが、食べ過ぎは禁物です。食べ過ぎることで副作用をもたらすことがあります。

ビタミンE過剰摂取で骨粗鬆症

強い抗酸化作用があり、生活習慣病や老化の防止、美肌効果などうれしい働きをするビタミンEですが過剰摂取は禁物です。

ビタミンEを過剰摂取すると吐き気下痢肝機能障害筋力の低下などの副作用のほかに骨粗鬆症になるリスクが高まるという研究結果が発表されています。

妊婦はビタミンA過剰摂取に注意

ゴールデンベリーに含まれるビタミンAは過剰に摂取すると胎児に影響があると言われています。適切な量ならば問題はありませんが、くれぐれも食べ過ぎには注意してください。

重篤なナッツアレルギーの人(製造段階でナッツの成分が混入する可能性)

ゴールデンベリーの袋の裏側を見ていただけると分かると思うのですが、ドライフルーツの製造過程でナッツ類を一緒に取り扱っていることが多いようです。

必ず混入しているわけではないでしょうが、混入の可能性がある以上重篤なナッツアレルギーをお持ちの方は購入を控えた方がよいでしょう。


ゴールデンベリーのまとめ

健康のためにも、美容のためにもうれしい効果をたっぷりと与えてくれるゴールデンベリーの魅力をお伝えしました。

身体の中からアンチエイジングすることで、見た目も若々しく健康な体に保つ効果を発揮します!摂り過ぎに注意しながら、おいしく手軽に健康と美しさを手に入れちゃいましょう♡