この記事が気に入ったらシェアしよう!

中性脂肪を下げる薬の効果と副作用とは?安全に中性脂肪を減らそう

薬で下げるその前に!中性脂肪の値が高いとどうなる?



健康診断の結果で中性脂肪が高め、と注意されても、何に注意したらいいのでしょうか。すぐに、薬を使って下げる必要はありません。まずは中性脂肪が高いことでどんな病気を引き起こしてしまうのか、その危険性を知りましょう。


動脈硬化


中性脂肪が高いことで引き起こされる代表的な病気として一番有名なのが、動脈硬化です。動脈硬化はその名の通り、血液を運ぶ大切な役割をする動脈が硬くなる病気です。


血管の中に悪玉コレステロールがたまることで血管の内側が狭くなって、血管が硬く破れやすくなってしまうのです。


狭心症


動脈硬化などによって血流が悪くなると、狭心症と呼ばれる病気になることがあります。狭心症は血流が悪くなって心臓の筋肉に酸素が行き届かない病気で胸が痛くなったり圧迫されたような感じがすることがあります。


心筋梗塞


さらに、症状が悪化すると心筋梗塞を引き起こすことがあります。心筋梗塞は血流がとても悪くなることによって心臓の筋肉を動かすための酸素が届かず、心臓の機能が停止してしまう状態です。


心筋梗塞になると胸や背中、肩が痛い、呼吸が苦しい、吐き気がするなど様々な症状が出てとても危険です。


中性脂肪は、直接これらの病気を引き起こすわけでありませんが、例えば動脈硬化の場合は、コレステロールとの関連により引き起こす可能性が高いというのもわかっているので、他の要因も含めて注意する必要があります。



中性脂肪を減らす薬の種類と特徴



中性脂肪を薬で抑制する必要があると診断されると病院で処方してもらえますが、中性脂肪を減らす薬にはどんなものがあり、どんな作用があるのでしょうか?副作用と薬品名もご紹介していきます。


ニコチン酸薬


ニコチン酸薬は中性脂肪を下げる薬として古くから知られている薬です。中性脂肪やアルコールの分解を早めて体内の機能にエネルギーとして使われやすくしてくれる作用があります。


副作用としては胃のあたりが気持ち悪くなったり、食欲がなくなったりするなど消化器系の症状の他、顔が赤くなったりかゆみがでることがあります。薬品名としてはトコフェロールニコチン酸、ニコモール、ニセリトロールなどがあります。


フィブラート薬


フィブラート薬は肝臓で中性脂肪ができるのを抑え、善玉コレステロールの値を上げて悪玉コレステロールを下げる働きがあります。


副作用としては、胃が気持ち悪くなる、発疹などの症状や肝機能障害や腎機能への影響などがあります。また、他の薬との飲み合わせで副作用がでやすいという特徴もあります。薬品名としてはベザフィブラート、リポクリン、トライコアなどがあります。


EPA薬


EPA薬はEPAを有効成分とした薬です。EPAは青魚などに含まれる脂肪酸のことで、以下のような作用によって中性脂肪を減らす効果があると言われています。


EPA薬は副作用が特になく安全性が高いことでも知られていますが、過剰に摂取することで血が止まりにくいということがまれにあります。薬品名としては、エパデールSやロトリガ粒状カプセルなどがあります。


漢方薬


中性脂肪に間接的に働きかけてくれる薬として漢方薬もあります。血液の流れを良くしてくれ、ドロドロや汚れを老廃物として体の外に出してくれる、臓器の働きを良くするなどの作用があります。


ただし直接中性脂肪を下げるというよりは、下げるための機能を高めるものだと思っておきましょう。体質や体力などによって副作用の有無も変わりますので、医師の診断の元適切な漢方薬を飲むことが大切です。


防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)や防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)などがあります。



日本で多く使われている中性脂肪を減らす薬・ベザフィブラートの効果と副作用



日本で多く使われている薬としてベザフィブラートという薬がありますが、どんな作用があるのでしょうか?処方される中性脂肪の値などについてもご紹介していきます。


なぜ中性脂肪を減らせるの?


中性脂肪とコレステロールには深い関係があります。中性脂肪が増えることで善玉コレステロールよりも悪玉コレステロールが優位になり動脈硬化などの病気を引き起こすのです。


ベザフィブラートには中性脂肪を減らす働きがある善玉コレステロールを増やしてくれ、悪さをする悪玉コレステロールを減らしてくれる働きもあります。


どのような症状で処方される?


ベザフィブラートは中性脂肪が高い、善玉コレステロールが低いという症状に対して処方されます。

副作用は?


ベザフィブラートの副作用としては横紋筋融解症という筋肉の症状や腎臓や肝臓の機能障害などが起きることもあります。特に元々腎臓が悪い人には処方されないことが多く、飲み合わせにも注意が必要な薬です。



薬局で買える中性脂肪を減らす薬・エパデールTの効果と副作用



エパデールTにはどのような効果や作用があるのでしょうか?また、どこで手に入れることができるのかについてもご紹介していきます。


なぜ中性脂肪を減らせるの?


エパデールTは青魚などに含まれるEPAが配合されている薬です。EPAは血液をさらさらにしてくれて、老廃物を排出するため中性脂肪をため込みにくい、さらに吸収を抑制してくれる効果が期待できます。


どんな症状で飲めば良いの?


エパデールTは中性脂肪が高いと診断された人のほか、血液をさらさらにする作用があるため、閉塞性動脈硬化症という症状がある人にも処方されます。


どこで買えるの?価格は?


エパデールTは「要指導医薬品」に指定されているので、薬剤師がいる薬局で対面での販売が必要です。また、エパデール販売認定薬剤師がいる薬局でなければ買うことができず、ネットなどで手軽に手に入れることもできません。


気になるエパデールTの価格ですが、42包5800円となっており1日3回の服用ですので1日あたり約414円の計算になります。


副作用は?


他の薬に比べると効果が穏やかという特徴がありますが、自然に由来する成分のため安全性が高いです。副作用としては胃が気持ち悪くなったり吐き気がする、痒みがでる、下痢や便秘などになるといった症状があります。



中性脂肪を減らして安全に痩せるために!薬を飲む時の注意


ダイエット中コンビニのメニュー

中性脂肪を下げて無理なく痩せるためにも、どんなことをしたらいいのでしょうか?また、薬を飲む時にはどんなことに気を付ければ良いのでしょうか?


定期的に効果と副作用を病院で確認する


薬を飲み始めたあともそのままにすることなく、薬を飲むことで中性脂肪の値が下がっているのか、副作用によって体に異変が起きていないかも確認しましょう。もし、吐き気が続くなど今までと違う体調変化がある場合は我慢をしないで、すぐに服用をやめて病院に相談するようにしましょう。


また、お薬だけもらうのではなく、きちんと病院で定期的に医師の診断や血液検査を受けて、その都度体調による指導を受けていくことが大切です。


痩せたからと言って勝手にやめない


減量ができたからといっても、中性脂肪も当然下がっていると思ってはいけません。痩せていても中性脂肪が高いという人はいます。「痩せたからいいだろう。」と、勝手に判断して薬をやめることのないようにしましょう。


食事療法や運動療法も薬と一緒に続ける


中性脂肪を減らすには薬を飲んでいるだけではいけません。普段の食生活に十分注意をして、定期的な運動や規則正しい生活も必要です。

この記事が気に入ったらシェアしよう!

フォローする