情緒安定や人間関係をスムーズにする幸せホルモン「オキシトシン」の効果と増やし方 |

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情緒安定や人間関係をスムーズにする幸せホルモン「オキシトシン」の効果と増やし方

幸せホルモン・オキシトシンの効果


なんだかイライラして、ちょっとしたことが気になり人間関係がうまくいかないことってありますよね。悪気はないのに、相手を傷つけてしまい職場でいろいろと言われてしまったり。



人とのコミュニケーションは正解がないので悩みがちですが、そんな難しい状況を改善してくれるホルモンもあるんです。幸せホルモンと呼ばれているオキシトシンは、視床下部や神経分泌細胞で合成され、下垂体から分泌されるホルモンで人間関係にも良い影響を与えます。


子宮を収縮させて分娩を促したり、母乳を分泌しやすくすることから医療現場で使われているオキシトシンは、女性とかかわりの深いホルモンでもあります。人の愛情に大きく関わるオキシトシンを分泌させて、毎日がうまくいく幸せ体質を目指しましょう。


人間関係をスムーズに


いい人間関係を築くには、人を許す気持ちが大切ですよね。オキシトシンは、穏やかな気持ちを保ったり人に対して優しくなる作用があるんです。まわりの人に対して親近感も沸きやすくなるので、人間関係がスムーズになります。


睡眠も改善


穏やかな気持ちになるオキシトシンは、眠りやすい状態にもしてくれます。体も心もリラックスさせて、心拍数を抑え快適な眠りを促してくれるんです。自律神経も整えてくれるので、心身ともに安らかな状態を作り出してくれます。



オキシトシン効果の増やし方


自律神経を整えたり、穏やかな気持ちになったりと健やかな毎日を支えてくれるオキシトシンですが、どうやったら分泌されるのでしょうか?



普段、ホルモンについて意識することはあまりないですが、オキシトシンが出やすい行動というのはあるんです。すぐに実践できる簡単なことばかりなので、ぜひやってみてください。


スキンシップをとる


幸せホルモンのオキシトシンは、愛のホルモンとも呼ばれています。そう呼ばれる理由はスキンシップやハグをすることで合成されるから。好きな人や恋人がいないという人も問題はありません。


オキシトシンを分泌させるには、恋人同士のスキンシップじゃないといけないという決まりはないのです。ペットと触れ合ったり、仲のいい家族や友人と趣味や食事を楽しむだけでも効果があるんですよ。その時に、自分が楽しいとか、嬉しいと感じていることが大切です。


嫌いな相手と無理して同じ行為をしても、オキシトシンは合成されないんです。気の合う人と一緒に居るだけで、穏やかな気持ちになるのはオキシトシンのおかげかもしれませんね。


笑ったり泣いたりする


感動したり、作り笑いするだけでもオキシトシンは合成されるんです。好きな雑貨を見つけて、可愛いと感じたり映画を見て感動したり、こんな心の動きでもオキシトシンは分泌されます。


笑ったり、泣いたり自分の好きな感情を出すだけでも分泌されるのですが、それも難しいという人は作り笑いでも大丈夫です。疲れていたり我慢の多い毎日だったとしても、自分に素直になれる時間を持つということは健康の面から考えてもやっぱり大切なんですね。


相手を思いやる


人に親切にするという行為でも、オキシトシンは合成されます。人に思いやりの気持ちをもって接すれば、自分も幸せな気持ちになれるんです。人に優しくしてあげたときに、なんだか満たされるのはホルモンが影響しているんですね。


朝日を浴びる・散歩


毎朝カーテンを開けて、朝日を浴びていますか?オキシトシンは、朝日を浴びたり散歩をしても合成されます。もし犬を飼っている人は犬と散歩をすると、さらに効果があるんですよ。


朝と夕方、ペットとお散歩すれば飼い主にとってもペットにとっても、充実した時間になります。ペットを飼っていなくても、親しい人と会話しながら散歩をしてもいいですね。


散歩をする時間が取れない人や、一人暮らしの人はしっかりと朝日を浴びましょう。朝日を浴びるというのは、自律神経を整えるためにもおすすめなのでぜひ試してみてください。


オキシトシンを増やす効果・ハグの時間


実際、どのくらいのスキンシップでオキシトシンが分泌されるのでしょうか?



ホルモンは目に見えないし、ちゃんと分泌されているのか気になりますよね。スキンシップをたくさんして、穏やかな毎日を送ることができれば理想的ですね。


1日10分


オキシトシンは5分〜10分程度のハグでも分泌されることが分かっています。人によって分泌量には差があるのですが、唾液を採取した調査で短時間でも効果が出るという結果になりました。


触れるだけでも可


また、ハグはちょっと抵抗があるという人は触れるだけで大丈夫です。10分間、親しい人と触れ合うだけでお年寄りから子どもまで不安な気持ちが落ち着いたり、痛みが軽減するといった効果もあるんです。


手を握ってもらうと安心するというのは、しっかりとした理由があるんですね。


オキシトシンの分泌を促す・タッチケア・抱き枕の効果


オキシトシンを増やす具体的な方法もありますので、実践してみましょう。



ためしてガッテンで紹介されていました!



照れくささからスキンシップを忘れがちな人も、習慣にするといいかも。スキンシップを頼める人がいないという人も、抱き枕を使う方法があるので実践してみてください。


タッチケアのやり方


椅子に座ったり、リラックスした状態で体をさすってもらうというのはタッチケアと呼ばれ、オキシトシンを分泌しやすくなるんです。両手の手のひらをしっかりと相手の背中につけて、渦を書くように真ん中から外側へさすってみましょう。


背中の下から、外側に大きな円を描くように両手でさすったり、腰から首までハートを書くようにぐるぐると撫でていくといいんです。1秒間に5センチ進むくらいのゆっくりとした動きで、アイロンをかけるように丁寧にさすりましょう。


タッチケアはためしてガッテンで紹介されていました。http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20160601/index.html


抱き枕の方法


誰かと電話するときは、抱き枕を抱くとよりオキシトシンが出やすくなります。抱き枕やクッションなどを抱きながら家族や親しい人と連絡をとってみてください。



オキシトシンの効果はサプリでも摂取できる?


オキシトシンをたくさん分泌するためのサプリメントはないのでしょうか?



幸せホルモンをもっと感じたいという人は、気になりますよね。


点鼻薬・サプリ


人見知りが改善したり、不安が消えるというオキシトシンの点鼻薬やスプレーも市販されています。鼻から吸うオキシトシンは、効果があるのですが大量に吸わないといけないのであまり現実的ではありません。


コストが高い


大量に吸わないと効果がないことから、コストがかかってしまうのでスプレーや点鼻薬を使用するのはおすすめできません。やはり、スキンシップを増やしたり、朝日を浴びたりするほうが簡単でお金もかからないので実践しやすいです。


認められていない


オキシトシンが含まれている製品を、自閉症といった精神障害関係の改善を目的として使用することは薬事法で認められていません。ですので、サプリや点鼻薬を安易に個人輸入したり試したりしないほうがいいのです。


ホルモンに関わる製品なので、個人の判断で安易に試すことは避けましょう。