ときどき脈が早い!動悸が激しくて息苦しい?!簡単な解決法と根本治療 |

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ときどき脈が早い!動悸が激しくて息苦しい?!簡単な解決法と根本治療

動悸が起こると不安でパニックになる人もいるので、動悸の特徴と原因を知って落ち着いて対処しましょう。

更年期の動機の特徴は?

「別にきつい運動したわけじゃないのに息切れする・・」「なぜか胸がドキドキして苦しい・・」。こんな症状を感じることはありますか?動悸はどの年代でもあるけれど、40代以降で動悸が頻繁に起きるという女性は、更年期障害を疑うべき時期がきているのかも。

更年期(40~50代)になると、走ったり階段の上り下りをしなくても、動悸や息切れがすることがあります。ソファーにただ座っている時、歩いている時、夜寝ている時にも突然心臓がドキドキして呼吸がうまくできなくなることがあります。

階段を一気にかけあがったり、山道の斜面をしばらく歩いたりするとゼーゼーと息があがってしまいますよね。こんな時は、脈拍があがって早くなっていたり、胸がドキドキしているけれど、誰にでも起こる普通のことです。

階段で胸がドキドキする

更年期の女性に起こる動悸は違います。更年期障害の動悸は、別に激しい動きをしなくても起こって、呼吸が乱れることもあります。夜寝ていて安静にしているのに、いきなり動悸がしたり自分の行動とは関係なく起こるので多くの女性の悩みの種になっています。

動悸がする時に更年期(40~50代)だから更年期障害だとも言い切れません。貧血でも動悸や息切れがあるし、バセドウ病や、甲状腺機能亢進症、喘息、急性アルコール中毒などでも動悸が起こります。

更年期特有のほてりやのぼせ(ホットフラッシュ)症状ががないのに動悸がする時は、他の病気が原因な場合も、十分考えられるので、早めに専門医を受診した方がいいですね。

更年期の動悸の原因は何?

エストロゲン

更年期障害の動悸の一番の原因は女性ホルモン(エストロゲン)の減少です。

更年期には女性の卵巣の働きが衰えて、女性ホルモンの分泌が急激に減ってきます。女性ホルモンは脳の「視床下部」が分泌する命令を出しています。

分泌する命令はでているのに、卵巣は女性ホルモンを思うように出せないので、視床下部が混乱してしまいます。会社の上司がノルマを達成するために社員に残業を要求したのに、残業できる人が誰もいないので上司がパニックになるようなものです。

視床下部は自律神経をコントロールしているので、自律神経も当然乱れてしまいます。自律神経は心臓の動きを制御する役目があるので、自律神経が乱れることで動悸がしたり、呼吸が乱れたりします。

心臓の動悸

また40~50代は子離れや肉親との死別、介護疲れ、夫の定年など仕事でもプライベートでも何かと忙しい時期でですね。心配ごとがあったりストレスや不安感が要因となり、精神の乱れから動悸や息切れが起こりやすくなるのです。なるべく心にゆとりを持って過ごしたいですね。

更年期の動悸に良い対策はある?

動悸や息切れが起きた時の対処法

  • 深呼吸をして息を整える
  • 女性ホルモン(エストロゲン)を補充する

深呼吸をして息を整える

動悸や息切れが起きた時は、まずは落ち着いて深呼吸をしましょう。

深呼吸

深呼吸は呼吸を意識的に整えるために大事です。少し吸ってながーく吐く、というのを繰り返してみましょう。息を吸うよりも、吐くことに時間をかけることがポイントです。長めの時間をかけてゆっくりと息を吐きだしましょう。

腹式呼吸も、リラックスをするのには効果的です。ストレスや不安感を強く感じる時は、気持ちを落ち着かせるために腹式呼吸をします。鼻からゆっくりと息を吸いながらお腹をふくらませて、口から息をゆっくりと吐きながらお腹に力を入れます。

つまり鼻から吸って口から出すが基本ですが、意識を丹田の近くの下腹に集めると自然にリラックス効果があるので、試してみるといいでしょう。

女性ホルモン(エストロゲン)を補充するとどんな効果があるの?

症状を予防したり改善する方法としては、女性ホルモンを補充することです。更年期障害の動悸や息切れは女性ホルモンの減少が主な原因なので、予防にもなるし改善もできます。病院で薬をもらってエストロゲンを補充したり、漢方薬を処方してもらったりできます。

大豆イソフラボンとエストロゲン

病院に行くのはちょっと・・・という人はエストロゲンに近い作用を持つ大豆イソフラボンという成分を多く含む食品を摂りましょう。

定期的にとるのに、サプリも便利で、大豆イソフラボン以外にもポリフェノールやビタミンD、葉酸など女性の更年期に必要な栄養素が補給できるのが人気です。

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更年期が理由の動悸や息切れは急に起こります。症状が起きる原因は女性ホルモンバランスの乱れ、そして視床下部や自律神経の不調です。症状が出たときは、慌てずに深呼吸をして落ち着かせましょう。

普段から、大豆イソフラボンを意識的にとる食生活をしたり、場合によっては医師の診断を受けてホルモン補充療法をするのも、いつ起こるかわからない動悸を心配するよりずっと安心ですね。