薬いらずな緑茶の効能!上手な緑茶との付き合い方 |

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薬いらずな緑茶の効能!上手な緑茶との付き合い方

緑茶に含まれるカテキンの健康面の効能


日本人が日常的に飲んでいるお茶。そんなお茶の中にはカテキンという成分が入っています。



お茶は紅茶にウーロン茶などいろいろな種類がありますが、その中でもカテキンを含む量が多いのが緑茶です。カテキンには私たちの体を健康にしてくれる素晴らしい効能がたくさんあります。


殺菌作用


カテキンはいろいろな菌をやっつけてくれます。その効能は食中毒の原因になる菌から水虫の原因となる菌まで様々です。お茶の殺菌作用はとても高く、普段飲んでいるお茶を10分の1に薄めても1万個の菌を殺菌します。


また、殺菌作用だけではなく細菌が出す毒素を解毒する働きもあります。ご飯を食べているときや、食べ終わった後にお茶を飲むだけで様々な病気の予防になります。


抗アレルギー効果


カテキンはアレルギー症状の治療に扱われる抗ヒスタミン剤と同じ働きをします。花粉やダニなど、特定の物質に対するアレルギー反応を抑える効果が期待できます。


血糖値、血圧の上昇を抑える効果


カテキンには血圧の上昇を抑え、最高血圧・最低血圧のどちらも低下させる効能があります。血圧の上昇を抑えて高血圧を予防するので、高血圧が原因となる脳卒中といった病気も防ぎます。


また、カテキンは唾液やすい液に含まれる消化酵素の働きを抑える作用もあります。この作用によって消化にかかる時間がゆっくりになるので、食事をしたあとに血糖値の急上昇を防ぎます。この効能により、糖尿病になるリスクも軽減します。


がん予防


埼玉県立がんセンターの研究で、緑茶を10杯以上飲む人のがんの発生率が飲まない人に比べて4割以上も抑えられたことが発表されています。カテキンの活性酸素除去作用などが関係すると考えられていますが、なぜがん予防につながるのかはまだ明確な解明がされていません。


虫歯予防


虫歯の原因は口の中に存在するミュータンス菌です。緑茶に含まれるカテキンによる殺菌作用でミュータンス菌の増殖を抑えるので、虫歯の予防にも効果的です。



緑茶に含まれるカテキンの美容面の効能


緑茶に含まれるカテキンは健康面にだけ嬉しい効果を発揮するわけではありません。



美容面でも嬉しい効能もたっぷりあるんです!


整腸作用


腸の中には善玉菌と悪玉菌がいるのですが、この菌たちのバランスが崩れて悪玉菌が増えてしまうと腸内環境が崩れ、便秘や下痢になってしまいます。便秘になると体内に老廃物が溜まるのでニキビができるなど肌荒れの原因になります。


カテキンは悪玉菌に対しては殺菌効果が発揮するのですが、善玉菌の一種であるビフィズス菌は増やしてくれます。腸内の善玉菌が増えるので腸内環境が整います。


抗酸化作用


生きていくためには酸素が必要不可欠ですが、酸素は紫外線やストレス、疲れなどの影響で活性酸素に変わることがあります。活性酸素には細菌が体内に入らないようにする役割があります。


しかし、活性酸素は体内の細胞を錆びさせて細胞の老化を促進してしまう働きもあります。活性酸素が増えすぎると様々な病気の原因になりますし、内面・外見どちらも老けてしまいます。


カテキンはこの活性酸素を除去する抗酸化作用が非常に高いことが分かっています。体内の余分な活性酸素を除去して、細胞を若々しく保つことができます。


脂肪細胞の活性化


人間が生まれた時から持っている褐色脂肪組織は年齢と共に減少し、成人するころにはなくなってしまうと考えられていました。しかし、最新の研究で成人になっても少しの量ではありますが体内に残るということが分かりました。


そして、花王の研究でカテキンを継続的に摂取すると褐色脂肪組織を活性化することが分かりました。褐色脂肪組織を活性化させると脂肪の燃焼効果が高まるので太りにくくなります。



緑茶の効能を感じる カテキンの効果的な摂取方法


紅茶やウーロン茶などは香りや風味を強く出すために酸化させるので、製造過程でカテキンの量が減ってしまいます。



それに比べて緑茶はカテキンが減少しにくい製法で作られているので、お茶の中で1番カテキンを含む量が多いです。また、緑茶の中でも外で日光に当たりながら育てられる煎茶はカテキンを多く含んでいます。


お茶の成分はお茶を淹れるときの温度や時間によって溶け出し方が変わります。カテキンは高い温度で淹れると抽出しやすいので、急須と90度ほどの熱いお湯をつかってお茶を淹れるとよいでしょう。


たくさんの効能がある緑茶は飲み過ぎると危険?


健康面、美容面で素晴らしい効能がある緑茶ですが飲みすぎは厳禁です。



飲みすぎてしまうと体調が悪くなってしまう場合があるので、摂取量に注意しましょう。


カフェインの過剰摂取は、神経過敏や嘔吐をひきおこす


コーヒーに含まれているイメージの強いカフェインですが、緑茶にも含まれています。カフェインは過剰に摂るとカフェイン中毒を起こします。症状としては吐き気や嘔吐、不整脈や動悸などの身体症状のほかに不安感や焦燥感など精神的な症状が出る場合もあります。


タンニンの過剰摂取は、鉄の吸収を妨げる


タンニンは過剰摂取すると下痢を引き起こすことがあります。また、鉄の吸収を妨げる働きもあるため、貧血気味の人は食事中に緑茶を飲むのは控えましょう。


シュウ酸の過剰摂取は、腎不全につながる


ほうれん草などに多く含まれるシュウ酸は緑茶にも含まれています。シュウ酸が体内に取り込まれるとカルシウムとくっついてシュウ酸カルシウムという成分に変わります。シュウ酸カルシウムは体内で徐々に大きくなり、腎不全や尿路結石の原因となります。



効能を無駄にしないために コーヒーと緑茶の飲み合わせはカフェインの摂取量に注意


緑茶やコーヒーにはカフェインが含まれています。



コーヒーが好きで毎日飲むという人は多いですが、コーヒーは淹れ方によって含まれるカフェインの量が変わります。カフェインの飲み過ぎは毒となりますので、飲む量に気を付けるようにしましょう。


インスタントコーヒーは、60mg/100mg


お湯を注ぐだけで簡単にコーヒーを淹れることができるインスタントコーヒーには100mlあたり約60mgのカフェインが含まれています。コーヒーカップの場合、1杯あたり140mlぐらい入りますので1日に飲める量は大体カップ3杯分です。


ドリップコーヒーは、90mg/100mg


ドリップコーヒーは挽いた豆からコーヒーを淹れる方法です。インスタントコーヒーに比べて香りや風味が高くおいしいのですが、含まれるカフェイン量も多くなります。ドリップコーヒーの場合、1日に飲む量はコーヒーカップに2杯程度で抑えると良いでしょう。


緑茶は、20mg/100mg


緑茶に含まれるカフェイン量はコーヒーに比べるととても少ないです。1日1リットル飲んでもカフェインの上限には達しませんので、習慣的に飲んでもカフェインによる大きな問題が起こることはほぼないと考えて大丈夫でしょう。


カフェインは、1日300mgまで


カフェインを摂取する量は1日あたり300mg以内に抑えると健康面での弊害は出ないとされています。それ以上にカフェインを飲むと不眠や頭痛、嘔吐下痢などの原因となる場合があります。



たくさんの効能がある緑茶は一日何杯まで?


緑茶に含まれるカフェインは1日に飲む量を気にしなければいけませんが、1杯あたりに含まれているカテキンやカフェインの量は商品によっても変わってきます。



また、カフェインに対する耐性がどれだけあるのかは、体質によっても異なるので1日当たり何杯なら大丈夫と明確にするのは難しいです。


一般的に緑茶であれば1日5杯飲む程度であれば全く問題がないといわれています。緑茶に含まれるカフェインの量は湯呑1杯分でおよそ20㎎ですから、湯呑で10杯くらい飲んでも全く問題がないと考えて大丈夫でしょう。


もちろんカフェインに弱い体質の人の場合は10杯飲むと体調に支障が出る場合もありますから、まず無理のない量(5杯程度)から様子を見て、体調をみながら1日に何倍飲めるかどうかを明確にしていくといいですね。


たくさんの効能がある緑茶を毎日飲もう


緑茶に含まれるタンニンは心疾患やボケ防止、肥満の予防など健康面での素晴らしい効能だけでなく、美容面でも肌を美しくするなど女性にとって嬉しい働きをもちます。



しかし、たくさん飲んだらよいというわけではありません。たくさん飲むとかえって悪影響を与えてしまう場合もあります。


何事もほどほどが大事といいますが、緑茶も常識の範囲のなかで毎日継続的に飲むようにするのが大切です。緑茶の素晴らしい効能を実感するためにも、毎日の生活に緑茶をぜひ取り入れてみてくださいね!

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