この記事が気に入ったらシェアしよう!

血管年齢を若返りさせる方法を公開!食材からおすすめサプリ、すぐにできる体操まで

血管年齢の若返りってどういうこと?


近頃テレビやネットでよく耳にする「血管年齢」ですが、それがどういうもので血管年齢が高いと何が問題なのか、若返らせるとどんな効果があるのかまで具体的に説明できる人は少ないと思います。


血管 動脈硬化

血管年齢とは何か?血管年齢が高いとどんな病気のリスクがあるのか?そして血管年齢を若返らせるとどんな嬉しい効果があるのかを詳しく説明していきます。


血管年齢とは、血管の老化具合のこと


血管とは、ご存じのとおり全身に血液を運んでいる管のことです。若くて健康な血管は、薄いゴムチューブのように弾力がありしなやかなのですが、年を重ねるごとに伸縮性がなくなり厚く硬くなっていきます。


血管 年齢

血管年齢が30歳の人は、血管の状態が30歳の人の平均と同じという事で、血管年齢が高いほど血管が硬く厚く、動脈硬化が進んで年をとっている状態…ということになります。


血管年齢は大きめの病院にいくと2000~3000円程度で検査することができます。また、大きなショッピングモールや薬局でも、指での簡易検査測定機(加速度脈波計)が置いてある場所もあるので、見つけたら是非とも利用しておくといいですね


血圧計しかないんだけど…という人は自分で計算する方法もあります。
◆平均血圧=下の血圧+(上の血圧-下の血圧)÷3 
◆脈圧=上の血圧-下の血圧 


平均血圧が高いと細い血圧の動脈硬化が進んでいる危険性があり、脈圧が高いと心臓に近い太い血管の動脈硬化が進んでいる危険性があります。あくまで目安ですが、高い数値がでた時は病院できちんと検査してもらいましょう。


動脈硬化の怖さ


動脈硬化は自覚症状がないため「沈黙の病気」と呼ばれるくらい早期発見することが難しいのですが、そのまま放置して進行してしまうと命を脅かす病気を引き起こします。


動脈が硬くなってしまうと血管の内側が脆くなり傷つきやすくなります。血管は3層の膜で出来ているのですが、内側の膜の表面にある細胞に傷がつくと血管の壁の中にコレステロールや脂肪などが入り込み、これが溜まって厚くなっていきます。


動脈硬化 血管 血液

この中身が「おかゆ」のようにやわらかいコブを「粥腫(じゅくしゅ)」といい、これのせいで血管が狭くなっていくのです。粥腫は別名「プラーク」とも呼ばれています。動脈硬化で一番危険なのはこの粥腫が崩れてしまった時です。


粥腫が崩れたところは血液が固まって血栓ができ、この血栓が血管を完全に塞いでしまうと脳卒中や心筋梗塞を引き起こしてしまいます。このとき完全に血管が塞がらなくても、出来た血の塊が剥がれて血流に乗り大きな血管を塞げば脳卒中や心筋梗塞になってしまいます。


他にも動脈硬化は、破裂すると命にかかわる大動脈瘤や狭心症、腰から下の血流が悪くなり酷くなると足を切断する事態になる閉塞性動脈硬化症を引き起こす原因になります。


血管年齢が高い場合は体全体が老化している


血管を流れる血液のなかには、食事で摂った栄養と酸素・老廃物など様々なものが入っています。血液が体中を巡り、栄養や酸素を運ぶ事で私たちの細胞はエネルギーを作り活動しているのです。


イライラ めまい 更年期障害 更年期

血管年齢が高くなりこの流れが滞ると、体中の細胞の活動が低下してしまいます。内臓は正常な働きが出来なくなり、脳は酸素と栄養不足でイライラしたり考えがまとまらないなどの症状が出てしまいます。


他にも食欲不振や冷え性・便秘も起こりますし、いらなくなった老廃物や二酸化炭素も回収されないので疲れやすくなったり、肩こりや腰痛もひきおこします。血管の老化は体全体の老化につながるのです。


血管年齢を若く保つことはアンチエイジングにつながる


血管年齢が高くなることで美容にも大きな影響が出てきます。血行が悪くなると顔色が悪くなり目の下のクマができてしまったり、血管が硬くなるとシミの面積が大きくなるという報告もあります。



血管年齢を若返らせて、体全体に栄養と酸素を行きわたらせることで新陳代謝も活発になり、肌は綺麗になりますし髪や爪にツヤも出てきます。


血管が若ければ、体中の細胞は元気にエネルギーを作り内臓も若返ります。内臓が元気で若々しければ、見た目も変わってきます。血管年齢を若く保つことは健康だけでなく、美容にも大きな意味があるのです。


血管年齢の若返りは生活習慣の見直しと適度な運動がカギ

血管が老化する原因は生活習慣に深く関わっており、生命を脅かす大きな病気につながる為、生活習慣の改善が大切であることをご説明ください。

同じ年齢の人でも、血管年齢が高い人と低い人がいるのは何故でしょうか?その理由は、血管の老化と若返りに日頃の生活習慣が大きく影響しているからです。


どんな生活習慣が血管年齢を上げてしまうのか?どうすれば血管年齢を若返らせることが出来るのかを具体的に解説していきます。


高カロリー食の摂取は血管の老化を早める


脂の乗ったお肉や揚げたてのとんかつ・かつ丼…日本人の大好きな食べ物ですが、こうした食事は高カロリーになりがちです。しかも現代人は魚よりも肉を多く食べる傾向があります。



食事で摂った糖質や脂質は体の中でエネルギーになりますが、消費されるエネルギーより多く摂ってしまうと使われなかった分はコレステロールや中性脂肪になってしまいます。


血液の中に増えてしまったコレステロールや中性脂肪は血管の壁に溜まり、粥腫の原因になります。悪玉コレステロールは体に必要な物質ですが、活性酸素と結び付くと血管の老化を促進させる酸化悪玉コレステロールになるのです。


善玉コレステロールは悪玉コレステロールを減らす働きがあるのですが、中性脂肪が増えてしまうと善玉コレステロールは減ってしまいます。これで血管を傷つける「ドロドロ血液」の出来上がりです。


魚(特に青魚)に含まれているDHAやEPAは、善玉コレステロールを増やし悪玉コレステロールを減らす働きをしていますが、肉食中心の現代人は十分に摂れていない人がほとんどです。


高血圧や糖尿病などの生活習慣病と血管の老化は切り離せない


高血圧とは、血管にかかる圧力が高い状態のことです。圧力がかかった血管は、圧力に負けないように厚くなり更に硬くなっていきます。常に高い圧力がかかっている血管はどんどん硬く老化していってしまうのです。


糖尿病とは、血液にブドウ糖が多いままになり高血糖になってしまう病気です。ご飯やパンなどの糖質は体内でブドウ糖になり脳や体を動かすエネルギーになりますが、インスリンの働きが悪くなると糖を細胞に送れず血液中にブドウ糖があふれてしまいます。


血液の中にあふれたブドウ糖はたんぱく質と結び付きAGEs(終末糖化産物)という老化を促進する物質になり、活性酸素も発生させます。これらが細胞を攻撃し、血管もどんどん老化していきます。


これらの生活習慣病は「サイレントキラー」と呼ばれ、自覚症状がないまま進行してしまい、ある時突然命にかかわる状態におちいる…という大変怖い病気です。


生活習慣病は血管の老化を進行させ、さらに老化した血管は生活習慣病を悪化させる…という悪循環サイクルを生み出しているのです。


食生活を見直し適度な運動を心がけましょう



血管年齢の若返りを考えるならば、まずは毎日の食生活から見直しましょう。お肉の脂には悪玉コレステロールを増やす作用がありますので、お肉中心の食事をいわし・さんま・さば等の青魚に変えるだけでも効果が期待できます。


高血圧や高血糖は血管を老化させますので、塩分と糖質の摂りすぎにも注意が必要です。塩分を体から出すカリウムや、コレステロールの吸収を抑える水溶性食物繊維が豊富な野菜・果物・海藻を取り入れましょう。


食事の最初に海藻サラダを食べると、食べ過ぎを防ぎ食後の血糖値上昇が緩やかになりますので特におすすめです!お肉より魚多めで、野菜を中心としたバランスの良い食事が血管若返りの近道です。


そして食生活の改善とともに取り入れて欲しいのが適度な運動です。運動…といわれると「キツイのはちょっと…」と思ってしまうかもしれませんが、そこはご安心ください!血管を若返らせる運動はストレッチや軽い運動で良いのです。


血流を良くして血管をひらき、血管の若返りに効果のある「一酸化窒素」を増やし体に巡らせるのが一番の目的なので、あまりキツイ運動や無酸素運動は血管を縮め血圧を上げてしまうので逆効果です。


池谷敏郎先生考案の「ゾンビ体操」は家の中で簡単に出来る体操で、どんな時でも続けやすく効果がある運動として考え抜かれていますのでご紹介いたします。


【医学博士の池谷敏郎先生考案 ゾンビ体操】

  1. 姿勢良く真っ直ぐに立ち腹筋に軽く力を入れる
  2. かかとを上げてその場で軽く足踏み(小走り)
  3. 腕は力を入れず、肩から軽く左右にひねりブラブラさせる
  4. 1分やったら30秒普通の足踏み
1~4を1セットで1回3セット・1日3回




これでも面倒で時間がとれない…という人は、ふくらはぎだけでも鍛えてみましょう。ふくらはぎは「第二の心臓」と呼ばれるくらい血流にとって重要ですので、洗い物をしている時に「かかと上げ・つま先上げ」を繰り返すだけでも血行は良くなります。


上げたかかとを床にストンと落とすと、話題の骨ホルモン「オステオカルシン」が増えて血糖値を下げる効果も期待出来ますので、ぜひやってみてください!


逆に「もっとちゃんと運動したい!」という人にはウォーキングなどの有酸素運動がおすすめです。ウォーキングは心肺機能や血管機能も高めてくれますし、下半身の筋肉もつけることが出来るのでより血管の若返り効果が得られます。


血管年齢の若返りに効果的な食材


食生活を見直して食事を変えていくなら、出来るだけ血管の若返りに効果のある食材を使いたいですよね?毎日の食事にぜひ取り入れていただきたい食材をご紹介いたします。


脂質で血管をしなやかに保つ


さっき脂は摂りすぎるなって言ってたでしょ!?…とお思いでしょうが、ここで紹介したい脂質はちょっと違う脂ですのでご安心ください。


血管の若返りに効果がある脂質は「オメガ3脂肪酸」の「αリノレン酸」という脂質で、体では作ることの出来ない必須脂肪酸です。血液をサラサラにして血管をやわらかく保ってくれる効果があり、体の中でDHAやEPAに変わります。


αリノレン酸を多く含む食材は、エゴマ油・亜麻仁油・くるみ等のナッツ類があげられますが、この油は熱に弱く酸化しやすい油ですので加熱調理はせず、サラダに利用して開封後は早めに食べ切りましょう。


抗酸化作用の高い食材を摂取する


活性酸素が血管を攻撃することはお話しましたが、この活性酸素を取り除く働きがあるのが抗酸化物質です。抗酸化作用の高い食材を食べることで、活性酸素を減らす手伝いが出来るわけですね。


抗酸化作用の高い食材としては、リコピンが含まれるトマト・βカロテンが含まれる緑黄色野菜・イソフラボンが含まれる大豆・ポリフェノールが含まれる赤ワインやブルーベリーがあります。


抗酸化物質は飲み物でも摂る事ができます。ココアのカカオも抗酸化作用の高い食べものですし、緑茶のカテキンやウーロン茶のウーロン茶ポリフェノールにも強い抗酸化作用があります。


ビタミン群で血管を丈夫にする


ビタミンB群は血管や粘膜を丈夫にする働きがあります。ビタミンCとビタミンEは天然の抗酸化物質でビタミンEにはDHAとEPAを酸化から守る働きがあります。


蕎麦に含まれるルチンや玉ねぎのケルセチンはビタミンPと呼ばれ、血圧を下げる効果とビタミンCの働きを助けて毛細血管を丈夫にしてくれる働きがあります。


ビタミン群は体のあらゆる部分で重要な役割をしていて、お互いを助け合うように働いていますので、単独で摂るのではなく全部をバランス良く摂ることが大切です。モロヘイヤ・ほうれん草・ブロッコリーは複数のビタミンが摂れる食材としておすすめです。


血管年齢の若返りに効果的なサプリ

血管年齢を若返らせる効果の期待できるおすすめのサプリをご紹介ください。

食事に気をつけたいと思ってはいても、忙しい毎日のなかで毎食血管の若返りに効果があるものを食べるのは難しい…という方も多いですよね。そんな人におすすめのサプリをご紹介いたします。


DHA/EPA


先ほどから登場しているDHAとEPA。DHAは血管の壁をやわらかくし、コレステロール値と中性脂肪を下げる効果があります。EPAは「血管の万能薬」と呼ばれるほど血管の若返りに効果が高く、血栓を出来にくくする効果もあります。


イワシ サンマ 青魚

いわし・サバ・サンマなど青魚に多く含まれていて、血液サラサラ効果があるので是非とも毎日摂りたい成分ではありますが、いくら体に良いと言われても毎日青魚が食べられる人は少ないでしょう。


きなり DHA EPA サプリ

そんな時におすすめしたいがDHA/EPAサプリメントです。価格もお手頃で、薬局では1ヵ月分1000円前後で購入することが出来ます。ネットショップでは更にお安いものもありますので、気軽に試せるのが嬉しいですね!


コエンザイムQ10


美容に良い成分として有名なコエンザイムQ10ですが、実はもともと私たちの体の中にある成分で、ビタミンB群と一緒に細胞がエネルギーを作る働きを助けています。


強い抗酸化作用もあり活性酸素を除去する働きもしていますが、年齢や生活習慣で減ってしまいます。ですのでこれを補充できるサプリメントは「アンチエイジング効果がある」として有名なわけです。


しかしこのコエンザイムQ10、実は心不全の補助薬として医療用に使われておりました!低下してしまった心臓の機能を良くすることで血流を改善し、体中に栄養がまわるようにするのです。


血管の若返りに必要な抗酸化作用と血流の改善効果があり、細胞がエネルギーをたくさん作ることで基礎代謝も上がりますので脂肪を燃やす効果も期待出来ます。


サプリメントは2000円代から購入できますが、より効果を得やすいのは「還元型」です。還元型は体の中にあるコエンザイムQ10と同じかたちですので、より吸収しやすくなっています。


レスベラトロール


レスベラトロールとは、ブドウの皮や赤ワイン・ピーナッツの薄皮などに含まれるポリフェノールの一種です。血管を拡げて動脈硬化を改善し、蓄積された脂肪を減らす効果がみられたとの研究結果がある成分ですが、食べ物から摂れる量はごくわずかです。


効果が期待出来る量を摂るにはやはりサプリメントが良いでしょう。長寿遺伝子への効果も研究されている注目の成分ですが、まだまだ研究途中であることを念頭において、サプリメントもよく吟味して購入してください。


血管年齢の若返りに効果的な温泉がある?

血管を若返らせる効果のあると言われている温泉についてご案内ください。

血管を若返らせるのにどうして温泉が関係あるの?と疑問に思われる人もいるでしょう。これには 血糖値を下げる=血管が若返る という事に関係があります。


肩こり・腰痛・美肌と色々な効果がある温泉ですが、実は「血糖値を下げる温泉」があるのです!どの温泉を選べば血管の若返り効果があるのか、なぜ効果があるのかをご説明いたします。


酸性泉が効果的


酸性泉とはph3未満の酸性度の高い温泉のことで、入ると肌がピリピリとした感じがあり硫黄臭が強く、湯の花があるのが特徴です。


酸性泉には亜鉛・マンガン・微量元素が含まれていて、それらが皮膚から吸収され膵臓へ行き、インスリンの効果を高めることで血糖値が下がります。


温泉に入ると血管が拡がりますので血行も良くなり、さらに何度か出たり入ったりする事で硬くなってしまった血管のストレッチ効果もあります。


血管を傷つけている糖を減らし、血の巡りを良くすることと血管の伸縮性を改善することで血管を若返らせるのが酸性泉なのです。


酸性泉に入れる温泉は、群馬の草津温泉・万座温泉が有名ですが、他にも福島の二本松 岳温泉・山形の蔵王温泉・鹿児島の霧島温泉でも入る事が出来ます。


より効果を得る入り方


温泉で血管を若返らせるポイントは血管を拡げることです。そのためにはまずリラックスをすること。体に力が入っていたら血管は縮んでしまいます。


次に重要なのはなるべく水圧がかからない入り方をすることです。圧がかかれば血管は圧迫されて縮んでしまいますので、出来れば寝湯のように浅く浸かるのがベスト。急に湯船に沈んだりせず徐々に体を慣らしましょう。


家庭で入浴するときもシャワーで済ますのではなく、きちんと湯船に浸かるほうが血管年齢の若返りには効果があります。家のお風呂でも水圧はかかりますので、お尻の下に洗面器を沈めて頭を湯船の淵にのせ、寝湯に近い状態での入浴がおすすめです。


血管年齢の若返りで全身健康に

記事のまとめになります。

私たちの体は、内臓も脳も皮膚も髪の毛もすべて、血管を流れる血液からの酸素と栄養で活動しています。「老いは血管から始まる」といわれるように、血管の老化が体全体を老化させてしまうのです。


気をつけなければならないのは食生活と運動だけではありません。喫煙は血管を収縮させ活性酸素を増やしますし、ストレスや睡眠不足も血管には悪い影響を与えます。


目に見える健康や美容だけではなく、体全体のエネルギーを運ぶ血管にも目を向けて、体の内側から全身の若さと健康を手に入れましょう!