レモン白湯がすごい!?その健康効果
白湯(さゆ)は知っていると思いますが、レモン白湯は初めて聞くのではないでしょうか?レモン白湯は白湯にレモン2分の1(またはレモン汁100%)を加えて作るだけですが、この加えるだけの作業でも健康効果は白湯よりもグンと上がります。
レモンにはクエン酸やビタミンCなどの栄養素が含まれているからです。あなたもレモン白湯を飲んでさらにキレイを手に入れましょう!
朝一番の一杯で一日の代謝量を上げる
白湯は一度沸騰させたお湯を50℃くらいに冷ましたものですが、この白湯には冷えを予防したり、体内の老廃物を体外へ洗い流す効果があります。そのため朝一番に飲むことで一日の代謝量を上げることができます。
一日の代謝量が上がればそれだけ身体が活動モードに入りやすくなるので、日中の活動量が飲まない時に比べてアップします。また代謝が上がることで体温も上昇するので冷え性の改善にも役に立ちます。
朝一番で飲むと寝起きの胃腸にスイッチを入れてくれるので、便を排出しやすくしてくれる効果も白湯には期待できるのです。
クエン酸が血糖値上昇を抑える
クエン酸は疲労回復の効果があるとして有名ですが、実は血糖値の上昇を抑える効果も持っています。食事前に一杯レモン白湯を飲むことで血糖値の上昇やインスリン分泌を抑えてくれます。
日頃から高血糖に悩まされているなら是非レモン白湯を飲んでみましょう。作り方も簡単、ただ飲むだけですから難しいことはありません。薬のような副作用もなく安心して飲めるので、ぜひ試してみてください。
運動後のレモン白湯はダイエット効果増加
運動後にレモン白湯を飲むと、運動で疲れた身体や心をリフレッシュすることができます。疲れたままでは次の行動を起こしにくいのですが、レモンの持つレモリンという香り成分の効果やクエン酸の疲労回復効果で早く体力を回復させることができます。
また運動後は冷たいものを飲んでさっぱりしたいと冷たいドリンクを飲んでしまいがちですが、冷たいドリンクを飲むと身体の体温を低下させます。せっかく運動で脂肪を燃焼させやすくしても、その効果が半減してしまいます。
冷たいドリンクよりも温かいレモン白湯を飲むことで体温も維持し、脂肪燃焼効果も低下せずに済みます。
寝る前のレモン白湯でリラックス効果
寝る前にレモン白湯を飲むとリラックス効果が得られます。またレモンに含まれているクエン酸の効果で溜まっている疲労を回復させることができます。
ストレスを感じた日や疲れが溜まっている日はレモン白湯を飲んで気分をリフレッシュしましょう。
レモン白湯で得られる美容効果
レモンを加えることで、白湯だけでは得られない美容効果を得ることができます。またレモンにはビタミンCやクエン酸の他にもポリフェノールが含まれています。
そのまま食べるのは酸っぱいレモンでも、白湯に入れてアレンジしてみれば、その効果も取り入れやすいですね。
ポリフェノールでアンチエイジング
レモンに含まれているエリオシトリンという成分はポリフェノールの一種です。ポリフェノールにはアンチエイジング効果が期待できるため、身体のサビといわれている活性酸素を除去・抑制する働きを持っています。この働きを抗酸化作用といいます。
活性酸素はストレスを感じたり、不規則な生活を繰り返しているとどんどん体内に溜まってしまいます。活性酸素は体内に増えすぎると血液がドロドロになる他、身体の老化促進、がんなどの病気を引き起こす危険性があります。
活性酸素を取り除くためにも、レモン白湯を飲んで若さを保ちましょう。ポリフェノールの効果は持続性がないため、定期的に摂取することが望ましいです。朝か夜にレモン白湯でポリフェノール摂取をして抗酸化作用を持続させるようにしましょう。
ビタミンCでコラーゲン生成
ビタミンCには、美白効果の他にコラーゲンの生成を助ける役割もあります。コラーゲンは体内で不足しがちな栄養素の一つですが、外からコラーゲンを補給してもビタミンCが無ければコラーゲン合成(生成)に結びつかずに排出されてしまいます。
ビタミンCが不足すればコラーゲンも正常に生成・合成されなくなってしまうので、シワやシミなどの肌トラブルを招いてしまいます。ビタミンCは不足しやすい栄養素の一つでもあるので、レモン白湯にして摂取するようにしましょう。
レモン白湯の作り方
レモン白湯は白湯にレモンを加えるだけで簡単に作ることができますが、少しアレンジを加えてみると違った効果を得ることができます。飲みやすいように自分なりにアレンジしても良いですね。
ただ甘さが欲しい、と砂糖やはちみつを入れすぎてしまうとダイエット効果も薄れてしまうので入れすぎには注意しましょう。
【効果別アレンジ】しつこい便秘にレモン白湯+生姜
便秘が続いていてお腹が張っている場合にはレモン白湯に生姜をプラスして飲んでみましょう。生姜には血流を促す効果があるので身体を芯から温めてくれます。また、抗菌作用や免疫力を上げる効果も持っています。
レモン白湯に生姜を入れる時は、すりおろした生姜汁か生姜のスライスを入れて飲むようにします。入れすぎてしまうと味がしつこく感じてしまうので、少量ずつ足して味をみるようにしましょう。
もしすりおろした生姜やスライスした生姜を用意できない時はチューブの生姜でも良しとされていますが、なるべく新しいものを使うようにしてください。
【効果別アレンジ】冷え性改善にレモン白湯+塩
冷え性改善には生姜も効果的ですが、レモン白湯に塩をプラスしても良いです。塩は血圧を上げる効果があるので、それを利用して体温を上げやすくしてくれます。
レモン白湯に入れるときはひとつまみにしましょう。あまり入れすぎるとしょっぱくなってしまい飲めなくなりますし、塩分の摂り過ぎは病気の元です。美味しく摂取してこそのレモン白湯なので、ひとつまみ加えて飲むようにしましょう。
レモン白湯も飲み過ぎには注意
レモン白湯は効果が高いことが分かりましたが、たくさん飲めば良いという飲み物ではありません。実はレモンは排出効果が高いため、摂り過ぎてしまうと必要な栄養素まで洗い流してしまう危険があります。
美容に良いと聞くとたくさん飲みたくなりますが、レモン白湯を飲むときは1日1杯に留めましょう。もしつらい便秘や冷え性に悩んでいるときはレモン白湯を1杯、その他は白湯を飲むようにしましょう。
また1日飲むだけでは効果も感じにくいため、少なくともまずは1週間~2週間続けてみましょう。最初は味に慣れないかもしれませんが、自分なりにアレンジを加えていくと飲みやすく感じるようになります。
レモン白湯の飲みすぎに注意して、上手に摂りいれキレイを目指しましょう!