冬になると顔がかゆい し赤くなるけどアトピーではない!自宅でできる顔の痒み対策 |

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冬になると顔がかゆいし赤くなるけどアトピーではない!自宅でできる顔の痒み対策

顔がかゆいのはなぜ?乾燥肌とアトピーの違い

顔がかゆいのは乾燥が原因でしょうか、それともアトピーでしょうか。それぞれ対策法が違うだけに、自分がどちらが原因で顔が痒いのか見分ける必要があります。

乾燥肌の特徴

乾燥肌の特徴は、肌がカサカサしている状態です。主に顔や手足だけに乾燥が集中します。

アトピーの特徴

アトピーは、乾燥肌にアレルギー体質が加わったものです。顔だけでなく広範囲に症状が広がります。赤みやかゆみ、肌荒れがひどい場合はアトピーの可能性が高くなります。

冬に顔がかゆい原因

冬に顔がかゆくなる原因は、湿度や肌のターンオーバー、血行不良などに原因があります。

湿度低下による乾燥

冬は湿度低下し乾燥がひどくなるので、肌の水分が少なくなって乾燥肌になりやすく、肌が痒くなってしまいます。肌が痒くても、かきむしると余計に痒み成分のヒスタミンなどが分泌されて痒くなってしまいます。

ヒスタミンを抑えるためにもあまりかきむしらずに、そっと押さえる程度にしたり、冷やしたりすることでかゆみをやわらげましょう。なんといってもしっかり保湿することが根治の第一歩です。

代謝の低下

代謝が低下するのは、寒くなる冬です。冬は太りやすい季節ですが、代謝の低さとお正月などの行事による食べ過ぎが重なっています。肌のターンオーバーが乱れると、角質層の構造が崩れて、そこから水分が蒸発しやすくなります。

代謝を正常にするためにも、入浴で体を温めたり、しっかり肌の材料になるタンパク質やビタミンやミネラルなどを摂取しましょう。

血行不良

血行不良は、肌に栄養を届けている血流が悪くなることで、代謝が異常になり角質層の構造が崩れて乾燥肌になりやすくなります。

入浴などで血行を促進したり、ふくらはぎをマッサージすると全身の血行が良くなる効果がありますよ。ふくらはぎマッサージは健康法として有名なんです。

顔がかゆいうえに赤い理由

顔がかゆいだけでなく赤くなると、赤みを消すメイクが大変だという人もいます。顔の赤みを消す方法はないのでしょうか?

乾燥

乾燥によって肌が刺激を受けるので、炎症が起こり肌が赤くなります。肌の刺激を極力抑えることを心がけましょう。洗顔料の種類や、手で必要以上にマッサージしたりパッティングしていないか確認してみてください。

皮膚が薄い

皮膚が薄いと、肌に近い毛細血管の色が赤みとなって現れてしまいます。血液の色が透けて見えてしまうというわけです。

ビニール肌など呼ばれていて、過保護な肌のケアをしている人がかえって肌のバリア機能を弱めてしまい、皮膚が薄いビニール肌になってしまうといわれています。


顔がかゆい原因は顔ダニ?

顔ダニは肌を乾燥させます。もしかしたら顔のかゆみは顔ダニかもしれません。顔にダニがいるなんて気持ちが悪い!と思ってしまいますが、顔ダニは余分な皮脂を食べてくれるので増えすぎない分には美肌の味方なのだそうです。

顔ダニがよくいる部位

顔ダニは、毛穴のあるところならどこでもいますが特に皮脂分泌の多いところに生息しています。おでこや鼻などです。

症状

顔ダニは皮脂を食べますが、増えすぎてしまうのが問題で皮脂が過剰に減ってしまい、肌を覆っていた皮脂が少なくなることで水分が蒸発しやすくなり肌が乾燥して、かゆみや、赤みが出てしまいます。

いろいろなきっかけはありますが、顔の痒みはほとんどが肌の乾燥が原因ということになりますね。


顔がかゆい時におすすめの化粧品の成分

顔がかゆいときは、化粧品の成分を利用しましょう。かゆみを抑えるために保湿効果のある成分が効果的です。

セラミド

セラミドは、細胞と細胞の隙間を埋め、水分を蓄えて乾燥を防ぐ働きがあります。セラミド化粧水を洗顔後に肌に浸透させましょう。ただし、肌に刺激になるような余計な成分が入っている化粧品は顔の痒みを悪化させてしまうかもしれないので避けましょう。

コラーゲン

コラーゲンは、肌の保水や弾力を保つのに必要です。化粧品でも効果的ですが、コラーゲンはタンパク質が分解してできるアミノ酸や、ビタミンCをしっかりと摂取することで体内で作られます。

ビタミンCの過剰摂取は健康を害すリスクがありますが、適度に摂取することでコラーゲン生成を高めてくれます。ビタミンCサプリメントを摂取した日には、肌の弾力やぷりぷり感、保湿されてる感が上がるので、やっぱり食事など内側からのケアが効果的ですね。

合成サプリに抵抗がある!という人は、ローズヒップカムカムのハーブティーなどが自然でビタミンCが豊富です。

ビタミンB群が不足していると、体がチクチクとかゆくなることがあります。ビタミンB群のサプリメントを飲んだり、ビタミンB群を消耗してしまう砂糖などの糖質や炭水化物を摂りすぎないようにすることで、収まることが多いです。

ビタミンB群サプリメントを飲む際には、注意点があるので気を付けて下さい。ビタミンB群サプリメントは、成分が1日の何百%分もの高含有量です。

他のビタミンやミネラル類と比べると、圧倒的に1日の摂取目安量からみた割合が高いです。
ビタミンなどの栄養が大量に体内に入ってくると、体内のマグネシウムが排出されてしまいます。

マグネシウムは大切なミネラルですから、サプリも併用したりしてバランスを取りましょう。マグネシウム不足になると、便秘になる人が多いです。マグネシウムは腸に水分を溜めるダムのような役割をしているので、不足すると便が固くなって便秘になってしまいます。

便が以上に固いと、切れ痔になってしまったり痛い思いをする原因になります。便秘自体健康に悪いし、肌荒れの原因になったりイライラしたりと美容にも心にも悪影響があります。

マグネシウムとビタミンB群のバランスを取りながら、上手に摂取しましょう。サプリに頼りたくないという人は、豚肉や鶏むね肉が結構ビタミンBが豊富ですよ。

ヒアルロン酸

ヒアルロン酸は、真皮にあるムコ多糖類で、コラーゲンなどの隙間を埋めます。ヒアルロン酸には高い保水力と肌の弾力性を保つ働きがあります。乾燥肌に効果的なので、いろいろと口コミを見ながら敏感肌の時にも大丈夫そうな化粧品を選びましょう。


顔がかゆい時にエアコンなどの暖房機器で注意すること

顔がかゆいときは、暖房機器で乾燥しないようにしましょう。暖房によって肌が乾燥すると、余計にかゆみがひどくなってしまいますからね。

暖房機器で乾燥する理由

暖房機器によって、水蒸気量が増えていないのに室温が上がることにより、湿度が下がってしまい乾燥するということになるのです。なので、加湿器を使ったりなるべく厚着して暖房を使わないようにしたり、直接風が顔に当たるようなところに座らないように注意しましょう。

対策1・高い温度設定にしない

高い温度設定にしなければ、湿度も下がりにくく乾燥を防ぐことができます。その分部屋は当然寒くなりますが、お家なら湯たんぽを活用したり厚着をしたりしてしのぎましょう。

対策2・長時間使用しない

乾燥を避けるためにも長時間使用せず、なるべくエアコンは付けっぱなしにしないようにしましょう。

対策3・加湿をしっかりする

加湿をしっかりすれば、エアコンを付けていても湿度を保つことができるのです。ちなみに、石油ストーブなど室内で燃料を燃やす系だと、二酸化炭素と水が放出されるのでむしろ湿度が高くなるといいます。

むしろカビ対策で除湿器の導入を勧められるくらいです。エアコン代わりにこちらの暖房機器を使ってもいいかもしれませんね。


顔がかゆい時にお風呂で注意すること

湿度の高いはずのお風呂で顔がかゆいときは、どうしたらよいのでしょうか?また、何が原因で顔が痒くなるのでしょうか?

お風呂で乾燥する理由

お風呂で乾燥するのは、お風呂の温度が高いのと体や顔の洗いすぎが原因です。体が温まるとかゆみが出るという人は、コリン性じんましんの可能性があるといわれています。

ビタミンB群不足によって、体が温まった時に特にチクチクと激しいかゆみがでます。ビタミンB群の摂取と、糖質の制限で収まりますが、マグネシウムとのバランスが大切です。

他の原因はシャンプーなどの成分です。数年の間、合成界面活性剤抜きの石鹸シャンプーなど石鹸シリーズを使っていたのですが、ある日突然気まぐれで合成界面活性剤のシャンプーを使ってみました。

そうすると途端に、お風呂上りすぐ異様な肌の乾燥と痒みに襲われました。しばらくしたらかゆみは収まりましたが、シャンプーが流れるときに触れた足首のほうまで痒くなりました。

対策1・ぬるめのお風呂につかる

37~39度のお湯に浸かりましょう。それ以上だと肌が乾燥しやすくなってしまいます。夜は、熱すぎるお湯だと交感神経が目覚めてシャキッとしてしまうので、眠気を得て良質な睡眠を得るためにもこのくらいの温度のほうがいいですよ。

対策2・顔をゴシゴシ洗わない

顔を洗いすぎると肌のバリア機能が壊れて乾燥しやすくなってしまいます。合成界面活性剤を使用している洗顔フォームを避けることも、顔の乾燥を防ぐために効果的です。あかすりタオルの摩擦は結構肌に負担です。

石鹸系の洗浄剤を使っていたころは、あかすりをしても肌が痒くなることはなかったのですが、合成界面活性剤入りの洗剤+あかすりの組み合わせが悪かったようで、肌がひどくダメージを受けてかなり痒くなりました。

合成界面活性剤も良くありませんが、あかすりもしているならほどほどにしましょう。

痒くなったシャンプーは石油系の合成界面活性剤ではなくて、アミノ酸系のシャンプーでしたがダメでした。シャンプー選びは慎重にする必要がありますね。

対策3・お風呂上がりの保湿をしっかりする

お風呂あがりには、しっかり乳液などで保湿しましょう。肌が弱い人は市販の乳液の防腐剤や界面活性剤などで、さらに肌荒れするかもしれないので手作り乳液など工夫しましょう。

乳液などは肌に栄養を入れようと考えて作られますが、肌は本来排泄機関なので、「浸透する」ように作られている化粧水や乳液は、肌のバリアゾーンをかえって壊してビニール肌にしているという意見もあります。

何を信じるかは、自分で情報を吟味して決める必要があります。肌が薄くなってしまった人には「角質培養」という方法で、肌を蘇らせ健康にするというのがあります。気になったらぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

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