背中のブツブツの原因や正体とは?ツルスベ背中になれる方法! |

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背中のブツブツの原因や正体とは?ツルスベ背中になれる方法!

その背中のブツブツ、かゆい?痒くない?

背中のブツブツって見えないところにあるものの、夏やお風呂では目に見えてわかるので嫌なものですよね。

しかしそのブツブツ、ニキビなのか湿疹なのか分かりますか?背中にできるブツブツは、ニキビだとは限りません。痒みがあるかないかでニキビなのか湿疹・皮膚炎なのかがある程度推測できます。

それに合わせて対処をしていかないと、治るものも治りません。露出の多くなる夏に誰に見られても恥ずかしくないように、背中のブツブツ撲滅を目指してみましょう!

かゆい場合は湿疹や肌の乾燥、皮膚炎の可能性

背中のブツブツってすごく気になりますよね。特にかゆみがある場合はつい背中に手を伸ばしてしまうので、その存在をよく自覚します。背中のブツブツに痒みがある場合は湿疹や肌の乾燥、皮膚炎の可能性が大きいので、ニキビ対策をしてもあまり効果がないことも。

乾燥による痒みの場合は保湿が必要ですし、蕁麻疹などの皮膚炎なら薬が必要です。痒みがあるブツブツを無理に引っ掻いて痒さを紛らわそうとすると、余計にブツブツを悪化させてしまいます。

それほどかゆくない場合はあせもやニキビ

あまり痒みがないブツブツはあせもやニキビの可能性が高いです。痒みがないので、知らない間にできていたということも少なくありません。また知らない間にできているからこそ、ケアが遅れて悪化させてしまうケースもあります。

汗疹やニキビは早めに気づいて正しい対処をするのがブツブツ撲滅への道です。知らない間にできて、それを悪化させないように普段から背中を見るようにしましょう。

背中の治らないブツブツができる原因は?

背中のブツブツはできてからすぐのものは比較的治りが早いです。しかし発見が遅れたり、悪化させている場合にはなかなか治らないので夏に肌を露出するのが恥ずかしかったり好きな人にも見せられないと落ち込みますよね。

背中の治らないブツブツができてしまうのは原因があります。その原因をよく理解し、正しい対処をすることで治らなかった嫌なブツブツもだんだんと綺麗になっていきます。来年の夏こそは!と目標を決め、正しく対処できるように原因を知っておきましょう。

乾燥やストレスにより皮脂分泌過多で起こる背中ニキビ

顔の肌の乾燥はひきつったり粉をふくのでよく気がつきますよね。しかし背中が乾燥していると感じるのはどういったときでしょうか?

背中の乾燥は主に痒みを伴って現れます。自分が正面から見ることができない位置に背中はあるので、顔のように「あっ!乾燥している」とあまり気づけないんですよね。またストレスを感じるとニキビが増えるといいますが、これも顔に限らず背中や胸も同様です。

乾燥やストレスが度重なると、皮脂分泌が過剰になってニキビが発生します。これは背中にも起きるので「背中ニキビ」と呼ばれています。背中は寝る時や服を着る・脱ぐときに刺激される部分なので、正しく対処しないと刺激されて悪化するだけなんです。

そのため延々と治らないブツブツとなって背中でその存在を主張します。

老廃物がたまった粉瘤は痛みを伴う炎症を起こすことも

背中のブツブツの原因に粉瘤(ふんりゅう)というものがあります。これは老廃物が皮膚にできた袋に溜まってしまい、排出できなくなっているために起こるものです。老廃物が排出されずに溜まっているので、臭いを嗅ぐと「臭い」という特徴があります。

老廃物をその袋から取り出しても、その袋自体を解消しなければ粉瘤は改善しません。この粉瘤が原因でがんに発展したという事例もあるので、粉瘤を見つけた場合には早期に皮膚科で診てもらい、治療を始めましょう。

毛穴に角質がたまり盛り上がっている毛孔性苔白癬

粉瘤と間違えやすいのが、毛穴に角質が溜まって盛り上がっている毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)です。背中だけでなく、二の腕や太ももなどにできる痒みのないブツブツはこの可能性があります。粉瘤のような危険性がなく、遺伝によるものが多いといわれています。

保湿剤で改善することがありますが、治療ではサリチル酸を使用して毛穴に詰まった角質を溶かす方法が一般的です。

寝汗や衣類、洗剤など原因がひとつではない場合も

背中のブツブツは寝汗や衣類、洗剤などの原因が度重なって起きるものがあります。顔の肌と同じように、ストレスや刺激が重なってニキビや敏感肌を引き起こすのといっしょです。

どれかひとつの原因を取り除いたとしても、皮膚炎やニキビを併発していたりするとどちらかのブツブツは残ってしまいます。原因を解消していくことも大切ですが、ブツブツに合った対処も必要です。原因解消と治療を同時に進めてすべすべな背中を目指しましょう!


背中のブツブツが痛い時やかゆみが強い時は受診を

背中にできてしまったブツブツが痛い時や痒い時ってありますよね。少しの痛み・痒みであれば汗疹やニキビといったことがありますが、この症状が強い場合には思わぬ病気が隠れている場合があります。

痛い・痒いけど大丈夫と自己判断しないで、医師に相談して早めに病気に気づけるようにしましょう。

帯状疱疹や皮脂欠乏性皮膚炎などの病気が隠れていることも

極度の痛みや痒みといった症状がある場合には帯状疱疹や皮脂欠乏性皮膚炎などの病気が隠れている恐れがあります。帯状疱疹(たいじょうほうしん)とは水ぼうそうと同じウイルスが原因で引き起ります。

水ぼうそうにかかると約1週間程度で症状が回復しますが、ウイルスが完全に消えたわけではなく、復活を待って体の中に潜伏しています。

風邪や病気などで身体の免疫力が低下すると、そのウイルスがまた活動を始めて強い刺すような痛みを伴う帯状疱疹となって皮膚に現れます。完治までに3週間~1か月ほどかかるといわれていて、水膨れからかさぶたへと変化し治るのが特徴です。

次に皮脂欠乏性皮膚炎ですが、これは乾燥によって肌が荒れた状態になることで強い痒みを感じる病気です。特に乾燥する秋から冬にかけて発症する人が多く、掻けば掻くほど湿疹化していきます。

かゆみや痛みが強い場合は自己判断せず専門医へ

強い痒み・痛みは放っておいても解決するのは難しいですよね。時には寝るときに症状がでて、痒さ・痛さで眠れないこともあるでしょう。それをそのままにしておいても、誰も得なんてしません。

痒みや痛みが強い場合には、「ただの痒み(痛み)だから大丈夫」と自己判断しないですぐに専門医に診てもらいましょう。


背中のブツブツは薬で治る?正しい治し方と予防法

背中のブツブツは薬で治すだけでなく、その原因となるものを取り除く必要があります。

やはり背中のブツブツって誰にとっても嫌なものですよね。それを早めに改善させるためにも、放っておくことはせずにブツブツに合った薬を使い、きれいになるために行動しましょう!

市販薬や処方箋薬は正しい用法で使用

市販薬も処方箋薬も、薬は正しい用法・用量で使用してこそ、その効果を発揮するものです。使い方は市販薬の外箱や処方箋に書いてあります。1日の適量を守り、使いすぎに気をつけ間違った使い方をしないようにしましょう。

多く塗った、多く飲んだからといってすぐに治るものではありません。必ず正しい用法・用量で使用しましょう。

乾燥は大敵、顔などと同様に保湿を行い、肌を清潔に

乾燥はお肌の大敵といいますが、これは顔だけに限りません。背中や足は特に乾燥しやすい場所でもあるので、顔と同様に保湿を行いましょう。また汗をかいたらすぐに拭いたり、汗まみれの服をずっと着たままにしないようにしましょう。

肌が乾燥するとちょっとの刺激にも反応して痒みや痛みを引き起こします。背中を自分で保湿するのは難しいですが、家族の手を借りたりスプレータイプの保湿剤を使用するなどして、背中を乾燥から守るようにしましょう。

髪の洗い残しや洗剤、衣類などにも気を付けて

背中は自分からはよく見えないですよね。そのせいで石鹸の洗い残しや髪の付着などが起こりやすい場所です。またルームウエアなどの衣類を毎日着ているという人もいるでしょう。こうしたものは背中にとって不衛生な環境を作ります。

お風呂では洗い残しがないように十分にすすぎ、手でぬるぬるとした感触がないか確認するようにしましょう。衣類は同じ洋服を着続けるのは雑菌を繁殖させる原因になるので、毎日新しい洋服に着替えるようにしましょう。

背中のブツブツ撲滅には多少面倒と感じることでも変えていかなければいけません。ブツブツのないきれいな背中にしたいなら、今日から行動していきましょう!


背中のブツブツにサヨナラして後ろ美人に

背中のブツブツがあると水着を着るのも億劫だし、袖なしの洋服を着るときも「見られてしまうのでは…」と心配になりファッションも十分に楽しめないですよね。

しかしそのブツブツも治療をしたり原因を解消することで改善していきます。どうせ消えないものと諦めないで、今すぐできることから始めてみましょう。背中のブツブツが無くなれば、ファッションも夏も十分に楽しめるようになります。

背中のブツブツにさよならして、後ろ美人を目指しましょう!