脱毛が完了する回数の目安は？部位別で医療脱毛とエステ脱毛を比較！ |

医療脱毛とエステ脱毛の違いは？完了までの回数と効果

夏が近づくと気になるムダ毛。最近は脱毛サロンやエステサロン、皮膚科や美容外科など様々な場所で脱毛を受けられるようになってきました。

脱毛を検討しているあなたに、脱毛のしくみとおすすめプランをご紹介します。

早く、確実に効果を得たいなら医療脱毛をおすすめします。皮膚科や美容外科で導入している医療レーザー脱毛器で毛根にダメージを与え、毛を作っている「毛母細胞」を破壊します。

エステや脱毛サロンでは導入できない強い機器なので、少ない回数でもほぼ確実に毛根を破壊することができ、効果も半永久的に続くのが特徴です。

対してエステサロンで導入しているのは「光脱毛器」といって、レーザーよりも威力の弱いIPLなどの光を照射して毛母細胞を破壊する機械です。肌ストレスはかなり軽減されますが、その分効果が出にくいでしょう。

医療脱毛のデメリットとしては「1回あたりの価格が高い」「部位により痛みを強く感じる」「やけどのリスク」などが挙げられます。医療機関なのでアフターケアは万全ですが、痛みに弱い人は部位によってサロンと医療脱毛を併用するのもおすすめです。

最近、脱毛する人が増えていると言われているVIOは医療脱毛でもしつこく残りがちな部分です。

体毛のほとんどが4か月ほどの「休止期（毛根が休んで毛が作られておらず、脱毛の効果もない）」を持ちますが、VIOは休止期が1年と長いのが特徴です。

上記の理由からVIOは1回での脱毛効果が表れにくく、ほかの部位に比べて時間と回数が必要です。VIOの脱毛は、医療脱毛がおすすめ。エステ脱毛だと1～3年、6～12回で毛量が減ったと感じるところ、医療脱毛は6回～9回、1年半ほどで理想のVIOに仕上がります。

そのかわり、VIO脱毛を医療脱毛するのはかなりの痛みを伴います。病院によっては麻酔クリームまで用意しているほどで、しっかり冷やしながら行っても初めの3～4回までは苦痛に感じる人も少なくありません。

痛みに弱い人、VIOは量が減る程度でいい、IOは気にならないからVラインを整えたい、という人はサロンでの脱毛でも十分満足できる可能性があります。自分の毛量と理想を天秤にかけて決定するようにしましょう。

化粧ノリが一気にアップすると言われている顔脱毛。顔の産毛はとっても細く、メラニン色素も少ないため脱毛器が最も反応しにくい部位の一つです。

医療脱毛でも、エステサロンでの脱毛でも、回数が必要になってくるでしょう。

もともと顔の産毛の色が濃く、毛穴がしっかりしている人であれば顔脱毛の効果を実感しやすいでしょう。医療レーザーで6～8回、エステ脱毛で9～11回ほどかかることが多いです。

また、顔脱毛といっても細かく照射できない部分が設定されているサロンや医療機関も多いので、事前の確認が必要です。特に眉下などの目の周りやフェイスラインやうなじの定義が機関によって異なるので、自分の気になる部分がカバーできるか確認しましょう。

また顔の皮膚はデリケートなので、出力を上げるとトラブルが起きやすくなってしまいます。医療レーザーは確実に毛根へのダメージを与えられますが、その分赤みやかぶれが出るリスクも大きいです。

皮膚が弱い人は事前の照射テストを行ったり、エステサロンでの脱毛を検討するようにしましょう。

各社からお得なプランが出ている脇脱毛。

ずっとカミソリでの自己処理を続けていると黒ずみや埋没毛のリスクがあるので、できるだけ早く脱毛を完了させたい部分の一つです。

脇のムダ毛は太い分効果が出やすい部位です。しかし、ほかの部位に比べて毛根の数が多いため出力が弱いと照射漏れが起きやすいのも特徴です。

出力が高い医療脱毛だと5～6回、1年もかからないうちに完了できるのに対し、エステサロンでの脱毛は12回前後、2～3年は見ておく必要があります。

回数や期間はかかりますが、エステサロンは脇だけだと通い放題で1,000円もかからないサロンが大多数。近年脱毛サロンが急増し、顧客の獲得に格安プランを設定しているサロンが増えているのです。

ほかの部位を検討しておらず、とりあえず脇だけ・・・と考えている人は脇だけをサロンでお得に脱毛するのも一つの手です。

全身脱毛を検討している場合、短期間で確実に効果を得たいなら医療脱毛、肌ダメージを最小限に抑えたいならミュゼや銀座カラーなどの脱毛サロンに通いましょう。完了までの相場は医療脱毛で30～40万円、エステ脱毛で20万円ほどです。

同じ回数を照射していても、どうしても残りやすい部分やトラブルが起こる部分が出てきます。追加の照射やデリケートな部分は、自分のムダ毛やお肌の状態と相談してカスタマイズしていくのも良いでしょう。