はちみつ(ハチミツ) の効果・美容効果とは
はちみつ(ハチミツ)には、天然のビタミン、ミネラル、ポリフェノールなど、美容や健康に良い成分がたっぷり入っています。
高い抗酸化力をもっているので、アンチエイジングの効果が期待できます。また、強力な保湿力と、殺菌作用もあり、肌のターンオーバーを整えてくれるので、軽いピーリング作用もあります。体の中と外から効果を期待できるのです。
はちみつの豊富な栄養素
はちみつ(ハチミツ)は、ビタミンB1、B2、葉酸などのビタミン類、カルシウム、鉄をはじめ、27種類のミネラル、22種類のアミノ酸、80種類の酵素、ポリフェノールなど、150を超える成分が含まれた栄養豊かな食品です。
また、はちみつ(ハチミツ)に含まれているビタミンは、とても良質なことがわかっています。
抗酸化作用(アンチエイジング)
ポリフェノールを多く含んでいるので、肌の酸化を防ぐアンチエイジング効果が期待できます。また、ビタミンやミネラルが豊富なので、ターンオーバーを正常に機能させてくれます。
塗っても○美肌に
美容成分たっぷりのはちみつ(ハチミツ)は、保湿効果がとても高いので、お肌に塗ってもOKです。お肌に直接塗ることで、水分を保ってくれるだけでなく、空気中にある水分も取り込んで潤してくれます。
アレルギーの人は避ける
美容にも健康にも良いはちみつ(ハチミツ)ですが、アレルギーの人が食べたり、肌に塗ったりすると、喉の傷みや腹痛、下痢などが起きることがあるので、避けなければいけません。
はちみつ(ハチミツ)は、ミツバチが花の蜜を集めてきたものを加工したものなので、少量の花粉も含まれています。その中に、花粉症の原因になる植物の花粉が混ざっていると、アレルギー症状が起こることがあります。
また、風邪をひいていたり、免疫力が低下しているときなどは、蕁麻疹や腹痛などのアレルギーが起こりやすいので、体調が悪いときは特に注意が必要です。
非加熱マヌカハニー・はちみつ(ハチミツ) の効果
非加熱マヌカハニーとは、ニュージーランドの野生の植物「マヌカの木」に咲く、白や淡いピンクの花から摂れるはちみつ(ハチミツ)です。
マヌカハニーは他のはちみつ(ハチミツ)よりも高価なもので、普通のはちみつ(ハチミツ)に比べて8倍もの殺菌・抗菌効果があると言われています。
マヌカハニーは、強い殺菌作用があり、ピロリ菌などにとても効果的です。熱には強いですが、ピロリ菌作用は加熱すると半減してしまうので、ピロリ菌の効能を期待するなら非加熱の方がおすすめです。
マヌカハニーとは
マヌカは、ニュージーランドだけに自生している木で、春から夏にかけて4週間だけ花を咲かせます。古代から先住民マオリ族が薬として使っていたと言われています。そのマヌカの花だけから摂った貴重なはちみつ(ハチミツ)がマヌカハニーです。
マヌカハニーの抗炎症作用
はちみつ(ハチミツ)にはもともと抗炎症作用がありますが、マヌカハニーには優れた抗炎症作用があるので、効能として、扁桃腺炎や風邪の予防、火傷、口内炎、ニキビなどがあります。
風邪で喉が痛いときに、スプーン1杯くらいのマヌカハニーを口に含むように1日に数回摂ると、症状を軽くし、治りを早めてくれます。
マヌカハニーの成分に危険物質?
マヌカハニーの有効成分は、メチルグリオキサールというものです。この成分は、ブドウ糖が変化したもので、人間が炭水化物や糖分を摂ると、体内で自然に作られる成分です。魚や肉を焼いたときにもできますし、チョコレートやコーヒーにも含まれています。
メチルグリオキサールは反応性が高い物質なので、他のものと反応して、違うものに変えてしまう力が強いため、この成分を危険だという意見がありますが、マヌカハ二ー大さじ1杯に含まれるメチルグリオキサールの量は、コーヒー1杯に含まれている量と同じだということからも、ほとんど悪い影響がないものと思われます。
はちみつ(ハチミツ)梅干しの果と作り方
はちみつ(ハチミツ)梅干しは、スーパーなどでもよく見かけます。はちみつ(ハチミツ)と梅干しは健康的にとても良い組み合わせです。
酸っぱいのが苦手な方でも、酸味ひかえめで食べやすい、健康に良いはちみつ(ハチミツ)梅干しを、お家で手作りしてみませんか。
梅干しは、「医者いらず」と言われるほど体に良いものです。疲労回復、整腸作用、抗菌作用など、色々な効果が期待できます。梅の種の中身は「仁(じん)」と言い、「天神様」の異名でも呼ばれます。
仁は、青梅の間は有毒成分を含んでいて食べると害になりますが、この有毒性は実が成熟するうちに問題の無いレベルまで低下します。
疲労回復・食欲増進
梅干しに含まれるクエン酸には、糖分の吸収を助け、疲労回復の効果があります。はちみつに含まれる糖分は、吸収しやすい単糖類なので、エネルギーの補給が素早くできます。
作り方・保存方法
【材料1kg分】
・完熟梅1kg ・はちみつ(ハチミツ)1kg ・塩 100g ・ホワイトリカー 50ml
・アルコール 適量 ・保存用の大きめのビン
【作り方】
- 梅を2時間ほど水に漬けておきます。(アク抜きのため)
- 梅をざるに移して、水を切り乾かします。
- 梅のヘタを楊枝を使い丁寧に取り除きます。(果肉を傷つけないように)
- 塩、ホワイトリカーをボールに入れて、よく混ぜ合わせます。
- 保存用のビンの内側にアルコールをかけて殺菌します。
- 保存用のビンに梅を入れて、4の液を上から注ぎます。
- 液が梅全体になじむように、アルコール殺菌をした手で混ぜ合わせます。
- 梅の上に1㎏の重しを乗せます。※アルコール殺菌したもの
(落しぶたをして、上に水を入れたペットボトルを乗せるなど工夫) - 2日程度で梅酢(梅から出た水分)が出てくるので、重しを半分の重さ500gにして1ヶ月間冷暗所で保存します。
- 晴れの日を選び、梅が重ならないようにザルに並べて、3日間天日干しします。
※夜は屋内に戻します。これで白梅干しの完成です。 - 水をたっぷり用意し、白梅干しを1日漬けて塩抜きをします。
- 鍋に、はちみつと水を500mlを入れて一煮立ちさせます。
- 保存用のビンに、白梅干しと12の蜂蜜シロップを入れて2週間ほど保存し、梅にはちみつが浸み込んだら出来上がりです。
はちみつ(ハチミツ)梅干しは冷蔵後で保存しましょう。菌の発生を防ぐことはもちろんですが、はちみつで味付けをしているので、風味が落ちるのを防ぐ意味でも冷蔵庫が良いです。
はちみつ(ハチミツ)レモンの効果・作り方
レモンといえばビタミンCです。風邪予防や免疫力のアップにつながります。
レモンに含まれるクエン酸は、疲労回復の効果があります。はちみつ(ハチミツ)との組み合わせで、高い疲労回復の効果があります。運動部で食べられるのにはこういう理由があったのですね。
【材料】
・レモン2~3個 ・レモンが浸るくらいのはちみつ(ハチミツ)・タッパーなどの保存容器
【作り方】
- 好きな厚さで輪切りにします。(食べやすいように種を取っておきます)
- 輪切りにしたレモンをタッパーなどの保存容器に入れ、レモンが少し浸る程度にはちみつ(ハチミツ)を入れます。
- 容器に入れたまま冷蔵後で一晩寝かせます。※時々チェックしてみて、はちみつ(ハチミツ)が分離しているときは、スプーンでかき混ぜてください。
- 2日ほど置くと、はちみつ(ハチミツ)の甘味がレモンに染み込み美味しく仕上がります。これで完成です。
保存は冷蔵庫でOKです。はちみつ(ハチミツ)には高い殺菌作用があるので、冷蔵庫に入れておけば半年くらいは食べられます。保存がきくのは良いですね。
疲労回復・美肌
レモンに含まれるクエン酸と、はちみつ(ハチミツ)の組み合わせで、疲労回復の即効性が期待できます。レモンに豊富なビタミンCは、プルプルお肌に欠かせないコラーゲンを作るときに必要なビタミンです。
はちみつ(ハチミツ)にもビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCなど、美しいお肌作りには欠かせない栄養素がたくさん含まれています。レモンとはちみつ(ハチミツ)、この2つの組み合わせで、疲労回復と美肌の効果を実感しましょう。
おやつ代わりに
はちみつ(ハチミツ)レモンは、そのままおやつとして食べてもいいですが、ヨーグルトに入れたり、暑い季節など、ソーダ水に入れて、レモンスカッシュにして飲んでも良いですね。ちょっと甘味が足りないと感じるときは、はちみつ(ハチミツ)を足してあげるといいですよ。
有名人も御用達・大根はちみつ(ハチミツ) の効果
大根にも、はちみつ(ハチミツ)と同じように殺菌作用があります。
大根に含まれているジアスターゼという酵素が喉に大変良く、はちみつ(ハチミツ)に浸した大根はちみつ(ハチミツ)は、江戸時代から咳止めとして使われていました。美容にも良いとされていて、芸能人の優香さんも愛用しているそうです。
江戸時代の風邪薬
大根には風邪に効果的と言われるビタミンCがたくさん含まれていて、辛み成分が白血球を活性化させ、細菌の力を弱めます。
大根のおろし汁には、炎症を抑える効果がある成分がたくさん含まれていて、咳き止めや痰を切る働きをするので、江戸時代から風邪薬の代用品として重宝されてきました。
大根はちみつ作り方
【作り方】
- 大根を、なるべく皮付きのまま5mm~1cm程度の角切りにして、保存用の瓶などに入れます。
- 1にはちみつ(ハチミツ)を注ぎます。※大根200gに対して1カップ程度
- 蓋をして2、3時間置き、水分が出てきたら完成です。この染み出た水を水やお湯で割って飲みます。
黒酢はちみつ(ハチミツ) 効果
黒酢はちみつ(ハチミツ)をプラスすることで、はちみつ(ハチミツ)の甘さが加わり、黒酢の飲みにくさが解消されます。
よく聞く黒酢はちみつ(ハチミツ)ダイエットは、はちみつ(ハチミツ)の有効成分も、ダイエットに効果を発揮してくれます。
https://twitter.com/r_m_s_p/status/827545783821963265
黒酢はちみつ(ハチミツ)に含まれているクエン酸には、体内で作られたエネルギーを燃焼させる働きがあります。効率良く燃焼されることで、基礎代謝のアップにつながります。また、黒酢はちみつ(ハチミツ)に含まれているアミノ酸にも、脂肪を燃焼させる効果があります。
黒酢はちみつ(ハチミツ)を飲んだあと、20分~30分してから有酸素運動を行うと、さらに効率良く脂肪を燃焼してくれます。
黒酢はビタミンミネラル豊富
黒酢は玄米や大麦からできた酢で、普通の穀物酢と比べると栄養価がとても高いです。ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸を始めとするビタミンと、カルシウム、カリウム、マグネシウム、リン、鉄分などのミネラルも、豊富に含まれています。
黒酢ダイエット+はちみつ
黒酢の豊富なアミノ酸も魅力的ですが、酢の酢酸は体内で、クエン酸にかわります。クエン酸にはちみつ(ハチミツ)の糖分がプラスされると脂肪の燃焼がた高まるので、ダイエットや美容効果も高まります!
はちみつ(ハチミツ) ヨーグルトの効果ダイエット・花粉症対策
ヨーグルトは免疫力を改善するため、花粉症に効果があると言われていますが、日頃から腸内の善玉菌を増やし、免疫力を高めることが大事だと思います。はちみつ(ハチミツ)をプラスすることで、免疫力が高まります。
ヨーグルトに含まれる乳酸菌には便秘解消やダイエットの効果があります。これにはちみつ(ハチミツ)をプラスすることで、乳酸菌を爆発させ、増やす効果が高まりダイエットが期待できるのです。
夜に食べてダイエット
はちみつ(ハチミツ)で質の良い眠りを誘うことで、成長ホルモンが十分に分泌されるようになります。この成長ホルモンが脂肪を燃焼してくれるので、寝ているときでもダイエットができてしまうのです。
腸の活動が活発になるゴールデンタイム(22時~2時)の1時間前にはちみつ(ハチミツ)ヨーグルトを食べることで、効果は高まります。
花粉症対策に
ヨーグルトに入っている乳酸菌などの善玉菌が、免疫システムを改善し、アレルギーになりにくい体質を作ります。ヨーグルトだけでも効果を発揮しますが、これにはちみつ(ハチミツ)を加えることで、花粉症の改善に効果を発揮してくれます。
毎日続けて、スプーン一杯のはちみつ(ハチミツ)ヨーグルトを食べる習慣が大切です。乳酸菌は消化液に弱いので、なるべく食後に食べると良いでしょう。