きな粉のすごい効果とは?ダイエットに◎
きな粉は大豆を原料としている食品です。
大豆を炒ることで豆独特の臭みを消し、香ばしい香りになることから食べやすいのが特徴です。そんなきな粉は女性にとって嬉しい効果をたっぷり秘めています。
代謝を上げる成分
きな粉に含まれるイソフラボンやサボニンには基礎代謝を向上させたり、脂肪を分解する効果があります。この効果が発揮されると痩せやすい体になるのです。
便通を改善して美肌に
きな粉に含まれる大豆オリゴ糖や食物繊維の効果でおなかの調子を整え、便通を促します。
抗酸化作用でアンチエイジング
きな粉の原料である大豆に含まれるイソフラボンには強い抗酸化作用があります。これにより、活性酸素の発生を抑え、肌の酸化を抑えるため、シワやシミの予防など肌の老化を防止します。
バストアップ効果も
きな粉の原料である大豆に含まれるイソフラボンには女性ホルモンの一種であるエストロゲンと同じような働きをするといわれています。
バストアップするためには女性ホルモンの働きが不可欠ですが、イソフラボンが女性ホルモンと同じ働きをしてくれるため、乳腺細胞の増殖を促進することでバストアップ効果を発揮するといわれています。
きな粉&牛乳ダイエット簡単レシピ
毎日きな粉を摂取したいと思っている人におすすめの簡単レシピです。
分量と作り方
【材料】
- きな粉:大さじ3
- 砂糖:大さじ1
- 牛乳:200cc
- ハチミツ(お好みで)
【作り方】
- 用意した材料を牛乳に入れて溶かしましょう。
- 甘さが足りず飲みにくい場合ははちみつをくわえるとおいしく頂けます。
上手くつくるコツ
きな粉牛乳はレシピ通り作れば簡単においしくできますが、きな粉は普通に牛乳に入れても溶けにくく、ダマになって残ってしまうことがあります。
少しずつ牛乳ときな粉を入れながら溶かすか、きな粉を先にお湯に溶かしてから牛乳を注ぐなどして溶かすとダマにならずに上手に溶かすことができます。
きな粉牛乳ダイエットのやり方・量と注意
きな粉牛乳は健康にとても良いアレンジレシピですが、飲みすぎると体調を悪くしてしまったり太る原となる場合もあります。1日に飲む量をきっちりと守るようにしましょう。また、飲むタイミングによって得ることのできる効果が変わってきます。
1日に飲む量とタイミング
きな粉牛乳を飲むのに適したタイミングは2通りです。
- 朝に飲む
起きてすぐの体は栄養が枯渇している状態です。この状態できな粉牛乳を飲むことで豊富な栄養が隅々まで行き渡ります。 - 食事の10分前に飲む
食事をする10分前にのむことで満腹感を与え、食事の量を無理なく減らすことができます。これによってカロリーの制限ができ、ダイエット効果も期待できます。
また、1日の摂取量ですが大豆イソフラボンの1日の摂取量は70~75mgまでと定められています。過剰に取りすぎると生理の周期を乱したり、生理中の出血量が増えたりする原因となります。
妊娠中は飲まない
正確なデータは出ていないとのことですが、妊娠中の女性はイソフラボンを摂取しないよう厚生労働省が注意喚起を促しています。イソフラボンの成分が胎児に悪影響を与える可能性があるとのことなので、妊娠中の女性は飲まないようにしましょう。
ダイエットには黒豆きな粉もオススメ
ダイエットをするにあたっておすすめなのが黒豆を加工して作られている黒豆きな粉の使用です。
黒豆には脂肪を覆いこむ働きがあるため、体内に吸収されるのを抑えてくれる効果があります。また、黒豆の皮に含まれる成分は満腹感を与えてくれますので、きな粉以上にダイエット効果が高いといわれています。
そのほかにも便秘の解消やデトックス、アンチエイジングや育毛など黒豆には様々な嬉しい効果が期待できます。
そんな素晴らしい効能を発揮する黒豆ですが、毎日黒豆を摂るのは難しいですね。そこで、黒豆きな粉がおすすめです。黒豆きな粉もきな粉と同じように牛乳に混ぜることでおいしく頂くことができますよ。
きな粉コーヒーで置き換えダイエット
きな粉は牛乳だけでなく、コーヒーに混ぜて飲むやり方もおすすめです。コーヒーにきな粉を入れると甘く、口どおりが優しくなるのでコーヒーが苦手な人にもおすすめです。
【材料】
- 水:大さじ
- 砂糖など好きな甘味料:~大さじ2
- インスタントコーヒー:小さじ1
- 豆乳:200ml
- きな粉:大さじ2
- すりごま(なくてもOK):小さじ1
【作り方】
- 水と甘味料(砂糖)をマグカップに入れ、軽く混ぜて30秒ほどレンジで温めます。
- コーヒーを加えて軽く混ぜ、15秒ほどレンジで温めます。この時コーヒーが吹きこぼれないよう注意しましょう。
- 豆乳を半分くわえてからきな粉をよく溶かし、残りの豆乳をくわえます。お好みですりごまを加えると風味がアップします。
大豆の成分は100度以上の温度で熱分解されてしまいます。コーヒーの適正温度は80~90度ですので、その心配はありません。逆にイソフラボンは温めることで吸収力が上がるといわれているので、そういった面からもきな粉コーヒーはおすすめです。