ラフマ(羅布麻)葉の3つの効果とは?うつや不眠解消するための理想的な摂り方や注意点 |

この記事が気に入ったらシェアしよう!

ラフマ(羅布麻)葉の3つの効果とは?うつや不眠解消するための理想的な摂り方や注意点

1.質の良い睡眠を!ラフマ葉の効果と成分

あなたは最近、ぐっすり眠れていますか?「寝つきが悪い」「何度も目が覚める」「起きた時スッキリしない」などのお悩みがあるあなたに、お茶やサプリメントで摂ることができるラフマ葉をご紹介します。

不眠症対策

ラフマ葉には興奮した神経を鎮静させたり、自律神経を整えてリラックス効果を高めたりしてくれる効果があるので、ストレスが多い方や慢性的な不眠に悩む方に効果が高いと言われる植物なんです。

日本では「ヤンロンティー(羅布麻茶)」と呼ばれる

ラフマ葉は中国原産の植物で、生命力が大変強い事から中国では漢方薬などの薬として扱われています。日本ではサプリメントや「ヤンロンティー(羅布麻茶)」として販売されており、フラボノイドが豊富なことから保健機能食品に指定されています。

ビタミンP・鉄分・カルシウムが豊富

ラフマ葉にはフラボノイドの一種であるビタミンPのほか、鉄分やカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれています。ビタミンPは血管を丈夫に・柔らかくする働きがあるので、動脈硬化の予防や血圧を安定させる効果があります。

また、鉄分・カルシウムなどの不足しがちなミネラルは体の水分量を適正に保つ働きがあるので、むくみや腎臓への負担を減らすことができます。


2.セロトニンを増やそう!ラフマ葉の効果

ラフマ葉は自律神経を整えてくれる効果の他に、脳内の神経伝達物質の分泌を調整してくれる働きがあります。

幸せホルモンと呼ばれるセロトニンはより多く生成され、心身を興奮させるドーパミンやノルアドレナリンは過剰な生成を抑制してくれます。

3.ストレス減らしてうつ撃退!ラフマ葉の効果

セロトニンが大きく関係している病気と言えば「うつ病」ですね。うつ病はストレスや不眠、自律神経のバランスの乱れが原因で、ポジティブな気分・穏やかな気分にさせてくれるセロトニンの分泌が少なくなってしまい起こります。

更年期 めまい

一度うまくセロトニンが分泌されなくなってしまうと再度バランスを整える事が難しいので、うつ病を克服するのは難しいと言われています。

日々ラフマ葉を摂取することで、セロトニンの分泌を促せるほか、ラフマ葉自体にも抗うつ作用や精神安定作用があるのでうつ病対策には最適な植物だと言えるでしょう。

ラット実験で示されたストレス作用

微小循環研究所で発表されている研究データでは、ラフマ葉を投与されたラットの抗ストレス活性が確認されたと記述されています。

セロトニンは増加し、ノルアドレナリンやドーパミンは減少しているので、一定のストレスがある状況でも脳はダメージを受けにくいという状態が分かります。

高齢者や更年期でも飲める

働き盛りの男性に多いと思われがちなうつや不眠ですが、実は加齢や更年期が原因で起こりやすいことが分かっています。

ラフマ葉は年齢を重ねて体力が落ちてしまった人や、体の変化が激しい更年期の人にも安心して摂取できる植物です。なんだか調子が悪い、という方は是非検討してみてください。


ラフマ葉はサプリメントで効果的に

ラフマ葉は煮出してお茶として摂取する方法が一般的でしたが、効率よく摂取するためにはサプリメントの力を借りるのが良いでしょう。

ラフマ葉エキスの量が調整しやすいだけでなく、ラフマ葉エキスがセロトニンを生成するために欠かせないGABAも配合されているサプリメントを選べば、相乗効果で不眠やうつにより効果的です。

セロトニンはサプリメントに加工できない

不足するとうつや不眠の原因となってしまうセロトニンですが、食事やサプリメントで摂取することはできません。

セロトニンを増やすには、セロトニンのもとであるトリプトファン(豆類・赤身魚・乳製品などが豊富)を摂取したり、セロトニンの分泌を促す栄養素を摂取するしかありません。

摂取目安は1日50mg以上

ラフマ葉が効率的に不眠やうつに働いてくれる目安は1日50㎎です。お茶ではなかなか量が分かりづらいので、サプリメントで1日の摂取目安量を調整すると良いでしょう。


副作用は?ラフマ葉の効果

中国ではラフマ葉は薬として扱われていますが、摂りすぎによる副作用がないか心配になってしまいますね。似たような効果があるハーブ、セントジョーンズワートはめまいや動悸、下痢などの副作用があるので心配な方もいるかと思います。

しかし、基本的にはラフマ葉には副作用がありません。市販のラフマ茶やサプリメントでは余程飲みすぎない限り健康に悪影響は無いでしょう。医薬品との相互作用もないので、常飲薬がある方でも安心です。

ラフマの根には注意

サプリメントやお茶に配合されている事はあまりありませんが、ラフマの栄養は葉より根の方がたくさん含まれています。ラフマの根を過剰摂取してしまうと、血圧が下がりすぎてしまったり心拍数の低下などが起こるリスクがあるので注意しましょう。

胃腸が弱い人は注意

副作用がほとんどないと言われているラフマ葉ですが、人により体質に合わない場合もあります。特に胃腸が弱い人はラフマ葉が刺激となり下痢や胃痛、吐き気や嘔吐といった症状が表れることがあります。

もしもラフマ葉を服用していて体調不良を感じたら、量を減らすか服用を中止するようにしましょう。症状が治まらない場合は病院で相談しましょう。