40代50代になるとどうしても、肌の衰えが気になったり体の不調が多くなりますね。いつまでも若々しい肌や髪でいたいと思って、プラセンタのサプリを飲んだりプラセンタ注射をしたりしている人もいます。
でもこのプラセンタは美容のためだけじゃなく、更年期の諸症状にも効果があります。アンチエイジングはもちろんですが、つらい肩こりや腰痛、ダイエットにも効果があります。
更年期の症状がまだ出ていないという人は、更年期障害の予防にもなりアンチエイジング対策にもなるプラセンタを摂る習慣を始めるといいですよ。
プラセンタの安全性と副作用は?
とっても品質管理が徹底しているので安心です。世の中にはたくさんのプラセンタサプリメントがあふれています。安全なサプリメントを選ぶときに注意することや副作用はあるのか気になりますね。
プラセンタのサプリメントを選ぶときに注意することや失敗しないサプリメント選びのポイントをチェックしてみましょう。
- 抽出方法にこだわっている(純度100%といった表示がある)
- 殺菌のめに熱が加えられている(加える時間が短時間)
- 余分な添加物を使っていない(防腐剤といった成分)
- プラセンタの入っている量「原末量」の表示
- 吸収率の良いプラセンタTP200か
- 原液(プラセンタエキス)表示だと水で薄めた場合もある
- 100gあたり90%以上のタンパク質が含まれている
- 信頼できる会社が販売している
ほとんど深刻な副作用はないですがアレルギー反応がでる場合があるので、アレルギー体質の人は用心する必要があります。もし不安なら、お医者さんに相談してみるといいですね。
サプリメントを飲み始めたころは好転反応とよばれる症状でお腹の調子が悪くなったり、ニキビができたりといったことが起こることもあります。これは体の代謝が良くなって、悪いものを体の外に押し出そうとしているだけなので大丈夫です。
ヒトプラセンタ
ヒトプラセンタのサプリメントは医薬品なので医療機関でしか手に入らないし、サプリメントには使いません。厚生労働省の許可をもらった製薬会社が、内服薬として医療機関で処方することはありますが、国内では普通には売っていません。
ウマプラセンタとブタプラセンタ
ウマとブタのプラセンタは、サプリメントとして売っています。価格は、ウマプラセンタのほうがブタプラセンタより高めです。ブタの方がよく出産するので、胎盤が手に入りやすいといった理由でウマより手が届きやすい価格になっています。
ウマはブタの300倍くらいのアミノ酸を含んでいます。6種類の必須アミノ酸も特徴です。サラブレットのプラセンタを使ったサプリメントは、血統や管理の仕方がさらに厳しいので、特に安全です。ブタよりが体温が高いので病気や寄生虫の心配が少ないのも安心ですよ。
SPFプラセンタが安心
日本SPF豚協会が管理している農場のブタは衛生管理がしっかりしていて、寄生虫と5つの病原菌から守られて育てられています。ほかの一般的なブタを加工する時のように強い殺菌力が必要ないので、SPFプラセンタは特に安心して飲めるサプリメントです。
プラセンタの種類は大抵このヒト・ウマ・ブタの3つです。めずらしいものだとサカナを使ったものもあります。ウシのプラセンタもありましたが、狂牛病のリスクがあったので今は使われていません。
飲み始める前に知ってほしい!プラセンタの効果
プラセンタにはどんな効果があるのでしょうか。
プラセンタの主な効果
・自律神経、ホルモンバランスの調整
・組織修復作用
・病気への抵抗力を高める
・抗アレルギー作用
・抗炎症作用
・代謝を活発にし臓器や細胞の働きを活性化
・肝臓の働きを高める
・活性酸素を除去
美肌・美白
プラセンタは乾燥する肌にも効果があり、ヒアルロン酸・核酸・ペプチドが代謝をあげてコラーゲンづくりをサポートします。さらに、メラニン色素を「作らせない・皮膚を黒くさせない・沈着させない」の3つの効果で美白してくれます。
肩こり・腰痛
血行促進・抗炎症作用と新陳代謝アップ効果で、肩こり・腰痛のツライ痛みやコリにききます。これがたまると疲れてしまう、乳酸がたまらないようにしてくれる効き目もあります。
シミ・しわ
紫外線のダメージは対策をしないとシワ・シミができてしまいます。紫外線と活性酸素で細胞がサビついてしまうのを予防して、肌の生まれ変わりをサポートします。
アンチエイジング
細胞をサビつかせる活性酸素を取りのぞく、抗酸化作用でアンチエイジングがはかどります。肌のサビつきは老化のもとです。アトピー性皮膚炎や肌あれ・ニキビも効果があります。
ダイエット
ダイエット中に、ホルモンのバランスがわるくなっても大丈夫です。内分泌・自律神経の調整作用で、正しいバランス状態に戻してくれます。食欲が増す作用があるので、食べすぎは注意しましょうね。
プラセンタはどうやって体に取り込むの?
プラセンタを実際に使うにはどんな方法は2つで、サプリメントやドリンクを「飲む」か、体に「注射」をするかのどちらかになります。
サプリメントとドリンクは注射にくらべて即効性がないけれど、健康食品・健康飲料として、普通に買える手軽さが良いですね。注射は即効性があるけれど、手間がかかるというデメリットがあります。
サプリメント
毎日飲むことが大切です。飲む量を1粒ずつ増やしたり減らしたり、体調や肌の調子・年齢を考えてサプリメントの量を変えて飲んでみるといった付き合い方でも良いですね。当たり前ですが、決められた量をオーバーしないようにしてくださいね。
ドリンク
ほとんどの商品が1日に1本飲めば良いというわかりやすい感じが良いですね。最初のうちは毎日続けて飲んで、効果があらわれて安定してきたら1日おきにしてもいいですね。
注射
医療機関で打ってもらえます。最初の1~2ヶ月は週1~2回、3ヶ月目からは1~2週間で1回です。サプリメントやドリンクといっしょで続けないと意味がありません。美容や肩こり・腰痛で注射する場合は、保険はききません。
プラセンタサプリメントを飲む時間は空腹時と就寝前がオススメ!
どうせ飲むなら一番効果がでる時間に飲みたいですよね。サプリメントを飲むのに最適なタイミングや理由はどんなことがあるのでしょうか。
空腹時
食事の後だと食べ物を消化するのに胃酸が出てしまって腸に到達する前にサプリメントが溶けてしまいます。プラセンタの効果を充分に発揮するには、食事前の空腹の時腸で吸収するのが最適です。
就寝前
寝ている間のノンレム睡眠という眠りが深い時間にでる成長ホルモンが、細胞を新しく作り変えてくれます。眠る前にプラセンタを飲むと、成長ホルモンのはたらきをたすけてくれるので効率よくききます。
プラセンタサプリメントやドリンクを飲み続けるとどうなるの?
プラセンタは飲み続けることで効果があらわれます。サプリメントは即効性が低いので効果を感じるまで時間がかかってしまいます。どっちかというとドリンクのほうが即効性があります。どちらも3ヶ月くらいはあきらめずに飲み続けると、効果が実感できます。
プラセンタ注射と違って、サプリメントとドリンクは簡単に買えるし飲むタイミングも自分で調整できますが、ルールはきちんと守るようにしましょうね。
プラセンタのサプリメントや飲料と飲み薬は一緒に飲んで大丈夫?
サプリメントを飲むときは、水を多めにコップ1杯飲むのがいいですね。アルコール飲料と一緒に飲むと、プラセンタの効き目を発揮できません。プラセンタサプリメントは健康食品なので、ほかのサプリメントと一緒に飲むのは問題ありません。
ビタミンB・Cといっしょに飲むとより効果がアップします。飲み薬の中には、プラセンタと一緒に飲むと効果が半減してしまう事もあります。PH8.5以上の強塩基性のもので抗生剤・利尿剤といった薬のほかに、ヘルペスウィルスの治療に使う成分といった薬品がそうです。