肩こりがひどくて吐き気がしたら要注意!?(症状にめまいや頭痛が伴うこともあり)
肩こりに悩んでいると吐き気を伴うことはありませんか?
他にもめまいや頭痛が起こることもありますが、どちらも肩こりと一緒にそれらの症状が現れたときは、放置しないほうがいいでしょう。もしかしたら何かの危険信号かもしれません。
肩こりに吐き気が伴うメカニズム・・血流の滞り
肩こりに吐き気が伴う原因として血流の滞りが考えられます。肩がこると肩まわりや筋肉の血流が悪くなり、不要となった老廃物が体内に溜まってしまいます。
また新しい血や栄養も同時に、脳をはじめとした身体の臓器や器官に行き届かなくなり、結果吐き気や頭痛といった各症状として表れます。
内蔵などの臓器や器官の働きが悪くなるとそれだけ身体にも不調が表れます。身体の血流が良いと健康維持の他にもダイエットの効果が表れやすかったり、身体年齢が若いといったメリットが多いのはそのためです。
肩こりを感じたら早めに対処するようにした方が、更なる不調を招かずに済みます。自分の体調変化に一番に気づけるのは、やはり自分となるので見過ごすさないようにしましょう。
肩こりで吐き気まで・・原因はストレス・自律神経の乱れ?(解消法)
肩こりで吐き気を伴わせてしまう原因としてストレスも考えられます。ストレスは私たちが生活していく上で嫌でもついて回るものです。
ストレスを強く感じたり、溜め込んでしまうと自律神経を乱してしまいます。では自立神経と肩こりや吐き気にはどういった関係があるのでしょうか?
ストレス過多は自律神経に異常をきたす
ストレス社会といわれる現代では、ストレス過多の人がたくさんいます。ストレスを感じてしまうと、自律神経である「交感神経」に異常をきたします。
本来自律神経は、動いているときに働く交感神経と、休息やリラックスを感じているときに働く副交感神経とが交互に働くことで健康な身体や精神を保っています。
ですがストレスを感じると「動」である交感神経が強く働いてしまうので、「静」である副交感神経とのバランスが崩れてしまいます。自律神経はこの2つから成っているので、バランスが崩れると、同時に自律神経自体も乱れてしまうのです。
自律神経の乱れからくる肩こりと吐き気の解消法
自律神経の乱れの原因は強い不安感やイライラなどからくる「ストレス」です。他にも疲労が溜まっていたり、緊張状態が続いたりする場合でも自律神経は乱れてしまいます。ストレスや疲労を溜め込まないことが大切です。
精神的不安を軽減させたり、解消させることで自律神経も安定していきます。できるだけリラックスできる環境を作り、溜まっているストレスを発散するようにしましょう。お風呂に十分に浸かったり、適度なストレッチをして身体をリラックスすることも有効です。
不安を感じているなら、誰かに相談して内に溜め込まないようにしましょう。ストレスや疲れは自分の知らないところでも溜め込んでしまいがちです。身体がおかしいな、と感じたら少し休むようにするといった対処法も必要です。
胃もたれから吐き気、加えて肩こりまで・・なぜ?(解消法)
肩こりから始まる吐き気があれば、胃もたれから始まる吐き気や肩こりもあります。身体というのはどこか悪い部分ができると、それに関係するところまで悪くなってしまうものです。
その原因となる部分を改善しない限り、すべての症状を改善することが難しいときもあるほどです。ではなぜ胃もたれが原因で吐き気や肩こりを起こしてしまうのでしょうか?
胃のもたれが吐き気と肩こりに?
胃がもたれているのは、実は胃腸が弱っている証拠なんです。胃腸が弱っているとしたら吐き気は何となく起こる理由が分かるけど、肩こりまで?と思いますよね。
実は、胃の筋肉と肩の筋肉は繋がっているため、胃の筋肉が硬直したり血行不良になると、繋がっている肩の筋肉にまで影響を及ぼします。
そのため胃のもたれを感じたときに肩こりを同時に感じてしまいます。吐き気も同じで、胃腸が弱っていると不快感を身体へ訴えてきます。そのため不快感が吐き気となって表れるのです。
胃腸が弱る原因としてストレス過多や栄養不足、十分な休息が取れていない、冷えなどによる血行不良などが考えられます。たかが肩こり・胃もたれ、と軽く見ていると、他の不調を引き連れて私たちを襲ってくるのです。
弱った胃腸からくる吐き気、肩こりの解消法
弱った胃腸からくる吐き気や肩こりの解消法は、ストレスを溜めないようにしたり、栄養のある食事を摂る必要があります。他にも胃にかかる負担を少なくするためには、就寝前の2~3時間前は何も食べないようにしましょう。
また消化の悪いものばかり食べてしまうのも考え物です。なるべく消化の良い物を摂るようにし、水分不足にも気をつけましょう。胃腸の不調は肩こりや吐き気だけでなく、肌にも表れてしまうため、放っておくと肌の老化を早めてしまいます。
身体の不調や肌の老化を招きたくないのであれば、早急に解消するようにしましょう。
肩こりに、吐き気?悪い姿勢が原因のことも(解消法)
悪い姿勢はスタイルの悪さだけでなく、内蔵機能の低下や肩・背中・腰などのこりに繋がります。肩こりを感じやすい人の特徴として、猫背や下を向きっぱなしがクセになっているなどが挙げられます。
悪い姿勢も健康に害を及ぼす原因と考えられているため、姿勢を正すことは健康に良いとさまざまなメディアでも紹介されています。では悪い姿勢がどうして肩こりや吐き気を招いてしまうのか説明しましょう!
なぜ悪い姿勢が肩こりと吐き気を結びつけるの?
姿勢が悪いと体幹の歪みや骨盤の歪み、筋肉の硬直、血行不良と、身体にさまざまな悪影響を及ぼします。筋肉の硬直や血行不良は肩こりと関係があり、肩こりを解消しないまま放っておくと吐き気を伴います。
デスクワークが多かったり、下を向くクセがある、足を組むのが好きなどの場合は姿勢を悪くしてしまう可能性が大きいため、肩こりや吐き気を引き起こしやすいといえます。姿勢が悪い期間が長いと背骨の歪みが治りづらくなってしまいます。
姿勢からくる肩こりに起因する吐き気の解消法
姿勢からくる肩こりや吐き気は「姿勢を正すこと」で解消されます。姿勢矯正クッションやイスを使って正しい姿勢をキープしたり、意識して正しい姿勢を保つようにしましょう。
慣れるまでは違和感があるかもしれませんが、肩こりや吐き気の元となる筋肉の硬直・血行不良の改善効果が期待できるのでぜひ試してみてください。
他にも固くなってしまった筋肉をほぐしたり、丸く曲がってしまった背骨を伸ばす様にストレッチしたりしましょう。また下を向いている時間を少なくするために、パソコンの画面と目線が同じになるように調整する対策も有効です。
ストレッチで肩こりと吐き気を予防!
肩こりに伴う吐き気を予防したいならストレッチをして普段から身体の筋肉を柔らかくしましょう。筋肉が柔らかいと身体も柔らかくなり、血行や血流も良くなります。ストレッチで筋肉のこりを予防するのです。
寝る前やテレビを見ているときにできるストレッチなので、時間のある時に積極的にやってみましょうね。
症状を予防する効果的なストレッチ
肩こりによる吐き気は、まず肩こりを解消することが大切です。吐き気だけを解消しても、吐き気の原因である肩こりが解消されていないので、また吐き気やめまいなどの症状を繰り返してしまいます。
そのため肩回りや背中の筋肉をほぐすようなストレッチを行いましょう。左右に3回ずつ首や肩を回したり、肩甲骨を大きく動かすようにウォーキングをして下半身から肩まで動かしてみても良いですね。
ストレッチすら出来ない時は
もし症状がひどくて自分でストレッチできない時は、家族にストレッチを頼んだり、肩を揉んでもらったりしましょう。一人でできない場合は誰かに協力してもらうとストレッチもやりやすくなります。
またお風呂に入ったときに、よく肩や背中を温めるのもおすすめです。固まってしまった筋肉は温めて柔らかくし、血行を良くしましょう。
また整体院に行って身体の歪みを治療してもらうのも手です。自分では解消できなかった肩こりも専門の人に診てもらうと改善する可能性があります。
肩こり、加えて吐き気・・隠れている病気があるの?
あまりにもひどい肩こりや吐き気がある場合は他の病気を疑った方が良いかもしれません。自分ではただの肩こりや吐き気と思っていても、思わぬ病を罹っている場合があります。
では肩こりや吐き気に潜む病気とはどんなものがあるのでしょうか?
つらい肩こりと吐き気の二重苦・・病院(何科)を受診するべき?
肩こりと吐き気には硬膜下血腫やメニエール病、片頭痛、脳出血などの病気が潜んでいる場合があります。中には命に関わる病気もあるため、ただの肩こりや吐き気と思っていると取返しのつかないことになってしまうかもしれません。
ではつらい肩こりや吐き気を解消するにはどの病院で診てもらえば良いのでしょうか?
どんな病院を選べば良いの?
病院に行くときはどんな病院を選んでいますか?多くの場合は自宅付近や職場付近にある病院へ行くと思います。しかし、どの病院も症状をきちんと診てくれるとは限りません。
私の経験から言わせてもらうと、中には軽い問診をして終わりという場合もありました。できればそんな病院には行きたくないですよね?お金や時間の無駄となり、症状も改善しないまま、結局また病院探しから始めなければいけません。
病院に行く前は、少し手間を感じても口コミを参考にすることです。病院についての口コミは少なからずあるもので、実際に利用した人の声はすごく役に立ちます。きちんと問診や検査をしてくれる病院を選ぶことで肩こりや吐き気も早く解消へと向かいます。
何科を受診するの?
肩こりで病院に行こうとしても、どの科を受けたら良いのか分からない…。その場合はまず整形外科で診てもらいましょう。そこから必要な場合は脳神経外科や神経外科を紹介されます。
初めから症状が分かっている場合で、つらい肩こりだけだと整形外科で診てもらう人が多いですが、吐き気や頭痛・めまいがひどい場合は脳神経外科が良いでしょう。肩に問題があると思っていても、実は脳やせき髄に問題が見つかる場合もあります。
肩こりに吐き気が伴ったら:簡単チェックリスト
肩こりに吐き気が伴い始めたら簡単なチェックをしてみましょう。
まず普通に生活はできるけれど肩こりや吐き気がひどい場合は、ストレッチや十分な休息をとって様子を見ましょう。これで改善できるのであれば問題はないといえます。しかし、改善に向かわない・悪化しているという場合には病院を受診しましょう。
もし生活が難しいくらい肩こりや吐き気がひどい場合は、早急に病院で診てもらいましょう。病気が潜んでいるかもしれません。きちんと症状の度合いを見極め、適切な処置をしましょう。