魚の目(うおのめ)の取り方!セルフケアから病院での治療まで |

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魚の目(うおのめ)の取り方!セルフケアから病院での治療まで

魚の目(うおのめ)は取り方を間違えると繰り返す!!

魚の目とは足裏や指裏の皮膚の古くなった角質が分厚く固まってしまう皮膚の病変です。魚の目は正式には鶏眼(けいがん)と呼ばれていますが、この魚の目は芯を持っているので一つでもできてしまうと歩くのが辛くなるほどの痛みを伴う場合もあります。

魚の目は症状によって3段階に分かれますが、どれも取り方を間違えると繰り返しできてしまうので厄介です。サイズの合わない靴を履いていたり歩き方にクセがあると、摩擦や刺激がかかった皮膚が部分的に分厚くなって固まったものが魚の目です。

魚の目を完全に除去したいなら、表面的に削るのではなく芯を取り除くようにしましょう。魚の目は芯を取り除かないかぎり、何度も繰り返します。


動画あり!!ピンセットを使った魚の目(うおのめ)の芯の取り方

魚の目は自宅で除去できますが、しっかりと芯を取り除かないと繰り返しできてしまいます。そのため間違った方法や自己流で取るよりも皮膚科で取ってもらった方が安全でしょう。

しかし皮膚科に行く余裕がない人も多いため、今では動画などで取り方を紹介している医院や医師もいます。もし自分で取り除きたいのであれば市販薬で魚の目を柔らかくしてから芯を取り除きます。

自分で削ったり、掘って取り除くような真似は避けるようにしましょう。取り方を間違えると皮膚を傷つけてしまいます。

自宅でセルフケア?

魚の目を自宅でセルフケアする時は無理に削ったりしなようにします。慣れていない素人が行うと出血したり皮膚を傷つけて細菌を繁殖させてしまいます。魚の目の芯は細いので、使うピンセットは先の尖ったものを使うと良いでしょう。


除去後のケアも忘れずに

除去後は再発防止として保湿剤などを塗り患部に余計な刺激を与えないようにし、足のサイズに合う靴を履くようにしましょう。また芯のあった部分にドーナツ型のパッドを貼っておくのも刺激を軽減できるのでおすすめです。

芯を取り除いてしまえば痛みは軽減されますが、いつまでもサイズの合わない靴を履いていたり刺激を与えるような歩き方をしていると再発する可能性があるので、魚の目を作らないように気をつけましょう。


魚の目(うおのめ)は市販薬を使用して治す・取り方

魚の目は削ったりしないで市販薬を塗ってから芯を取り除くようにしましょう。

魚の目対策として売られているので、数日貼ったり塗っておくタイプのものが多いです。市販薬を塗った後の方が魚の目の角質も柔らかくなっているので取りやすいです。主に絆創膏タイプと軟膏タイプがあるので自分の使いやすい方を選ぶようにしましょう。

絆創膏タイプ

絆創膏タイプは患部に貼るタイプでドーナツ型パッドになっているものが殆どです。そのため貼りながら刺激を緩和するので新たに角質を作りにくく、患部の角質も柔らかくしてくれるので芯を取りやすくしてくれます。

絆創膏タイプは2~3日貼りっぱなしで過ごします。お風呂に入っているときでも外さないようにしましょう。おすすめの商品はイボコロリ絆創膏タイプでS~Lサイズがあるので患部の大きさに合わせやすいです。値段はお店によりますが500円~700円の間で購入できます。

軟膏(塗る)タイプ

軟膏(なんこう)タイプは患部に塗って使いますが、他の部位に付着しないように上から絆創膏を貼って過ごした方が良いでしょう。上から絆創膏を貼ることで軟膏が患部に馴染みやすくなるので角質を柔らかくしてくれます。

おすすめの商品はイボコロリ液やスピール液などです。どちらも800円以下で購入できます。もし他の商品を購入したいのであれば、サリチル酸が含まれているものを選ぶようにしましょう。

ただサリチル酸は正常の皮膚にまで作用してしまうので、患部である魚の目だけに塗るようにしましょう。

魚の目(うおのめ)のNGな取り方・爪切り・カッター等

魚の目を取るときは爪切りやカッターなどを使わないようにします。皮膚を傷つけるだけでなく、魚の目の芯を効果的に除去できないからです。

皮膚を傷つけてしまうとそこから菌が付着・増殖してしまい違う病気を招いてしまう危険性があります。もしピンセットで取り切れない場合は皮膚科などで除去してもらうようにしましょう。

病院で魚の目(うおのめ)の治療・取り方や受診先など

魚の目は自分で治療するよりも病院で芯から抜き取ってもらう方が安全安心です。病院で治療してもらった方が見た目もきれいになりますし、再発しないためにどうしたら良いのかなどの情報を詳しく聞けるのでおすすめです。

魚の目の治療を行っている科は皮膚科・形成外科・整形外科です。

診療科は?

魚の目の治療は最初に皮膚科を受診しましょう。その後医師が必要と判断した場合などに形成外科や整形外科を紹介されます。皮膚科であれば芯がどこまで食い込んでしまっているかなどの初歩的なことが分かるので、痛みを和らげる治療や芯を取るレーザー治療をしてくれます。

しかし皮膚科は表面的な治療しかしない場合もあるため、根本的な治療を目指したいのであれば形成外科や整形外科で専門的な治療を受ける必要があります。

いずれにしても一度皮膚科でどのくらい魚の目の芯が皮膚に食い込んでしまっているかを診断してもらった方が良いでしょう。

診察内容は?

診てもらう科によって変わりますが、皮膚科は主に表面的な角質を除去したり芯を取り除いてくれます。魚の目の芯がどのくらい皮膚に食い込んでいるのか診てもらえるので、魚の目が軽度であれば皮膚科だけで治療が完了します。

もし歩き方にクセがあったり、足の形が変形するほどの魚の目がある場合は皮膚科よりも形成外科や整形外科の方が良いでしょう。これらの科では再発しないように歩き方の補正や皮膚科同様サリチル酸を使った治療をしてくれます。

受診する病院によって治療方法が変わることもあるので、心配な場合は受診前にどういった治療を行うのか問い合わせてみましょう。