その疲れ、栄養不足かも!?ビタミンB1の効果
最近疲れがとれないな…と感じるときはありませんか?もしかするとその原因は栄養不足かもしれません!
ビタミンB1は、糖質が代謝されるときに必要な栄養素で、米を主食としてデンプンから多くのエネルギーを得ている日本人には、特に重要なビタミンなんです!
万が一不足すると、糖質がきちんと代謝できず乳酸などの疲労物質が体内に蓄積され、疲れが取れないなど、疲労感が強くなってしまうのです。
インスタント食品や加工食品には注意
そのほかにも、
・外食が多い
・疲れやすい
・イライラしやすい
・喫煙者
・運動量が多い人
も、ビタミンが失われやすいといわれています。
ビタミンB1不足が続くと脚気の恐れが
ビタミンB1の不足が続くと、
・動悸
・息切れ
といった症状が現れることがあります。これを脚気といいます。菓子類やアルコールを多く摂り、外食の多い乱れた食生活を送っていると、脚気が起こりやすいんです。
ビタミンB1はサプリで効果的に摂取しよう
最近の研究では、ビタミンB1は精神にも働き、うつ病にも効果を発揮するので、ストレス社会の現代人にはますます欠かせない栄養素だということがわかっています。
しかし、食事ではなかなか補えないので、サプリを飲むのもおすすめです!
ビタミンB1は8種類あるビタミンB群の中の一つ
ビタミンの中でも種類はたくさんあって、B1は8種類あるビタミンB群の中の一つです。これらはお互いに助け合いながら働いているので、バランスよく摂取する必要があるのですが、食事ではなかなか難しいので、サプリで摂るのが手軽です!
サプリのタイムリリース加工で効果アップ!
多くのビタミンは、摂取後すぐに尿や汗などで体外へ排出されがちです。そこで、ビタミンをミクロのカプセルに包み、長時間かけて徐々に溶け出す加工をした、タイムリリース加工が、摂取の効果がアップすると話題を呼んでいます!
ビタミンB1が欠乏すると?効果的な採り方
重症のビタミンB1欠乏症であるウェルニッケ・コルサコフ症候群は、中枢神経の疾患で、眼球運動の麻痺(まひ)や歩行運動の失調を伴います。
慢性化するとコルサコフ症という記銘力(ものを記憶する力)の低下、見当識(けんとうしき=時間と場所などを正しく認識する機能)の喪失、健忘症や作話(さくわ)を主症状とした精神疾患に移行することもある、大変恐ろしい病気です。
ビタミンB1の過剰摂取は逆効果?
ビタミンB群は水溶性であるため、少しぐらい取りすぎても尿や汗で流れてしまいます。
しかし、一部のビタミンB群では、過剰摂取するとまれに体に影響を及ぼすこともあるので、注意が必要です。
ビタミンB2・ビタミンB6の取りすぎでしびれが?
ビタミンBの過剰摂取で起きる影響は過剰症と呼ばれ、手足のしびれや痛み・かゆみなどの神経症状、腎臓結石になることもあるのです。
ナイアシンも内臓の働きを阻害する可能性
ナイアシンといわれるビタミンB3が不足すると、かゆみやヒリヒリ感など皮膚の炎症、顔の紅潮がみられます。悪化した場合は、消化不良や下痢など消化器系の障害、肝機能障害の可能性もあるので、注意しなければいけません。
食品別のビタミンB1含有量と効果
ビタミンB1は、水溶性のため流出しやすく熱にも弱いです。そのため、調理によって損失されやすい栄養素で、調理損失を少しでも防ぐために気を付けなければならない点があります。
2)手早く合理的に調理する
この2点に注意して、効率的に摂取できるよう心がけましょう!
豚肉はビタミンB1の宝庫
豚肉にはビタミンB1が豊富に含まれています。中でも、脂身よりも赤身部分に多く、ヒレ肉やモモ肉に多く含まれています。
ねぎや玉ねぎと一緒に摂ると吸収力がアップ
ねぎや玉ねぎ、にんにく、にらなどに含まれるアリシンは、ビタミンB1の吸収をよくして糖質の代謝を促します。なので、豚肉を調理するときには、これらと一緒に調理することで、より効率的にビタミンB1を吸収することができるんです!
ビタミンB1の大切さを知り、効率的に摂取して健康な身体作りを目指しましょう☆