妊娠・出産で若返る!?期待できる効果と理由を解説 |

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妊娠・出産で若返る!?期待できる効果と理由を解説

妊娠・出産で若返る効果があるのか

女性は妊娠・出産をするとなんとなく老けるイメージがありますが、逆に妊娠・出産によって若返ることはあるのでしょうか。若返りは特に高齢の方のほうが効果を感じられるんですね。

40代 妊娠

妊娠・出産でなぜ若返るのか、それには女性ホルモンが関係しています。妊娠出産によって若返るその秘密を探っていきましょう。

女性ホルモンが盛んになり若返りが期待できる

エストロゲン

妊娠すると女性ホルモンの分泌が盛んになり、女性ホルモンは美容効果を高めるので若返るのです。

女性は年齢を重ねると女性ホルモンが減少します。妊娠によって女性ホルモンが増えれば肌のハリやつやが蘇り、見た目が若返って見えることがあります。

高齢の方のほうがより効果を実感できる

高齢出産は、体力的にも不妊治療などにかかる金銭面などからも、デメリットの方がクローズアップされていますが、高齢の方が出産をすると若返る効果があります。

日本でも女性が出産する年齢は年々上がってきており、高齢出産を望む人も増えています。高齢出産の方が若返り効果を実感できるのは、既に、女性ホルモンが減少している状態であるからですね。

若い人は女性ホルモンの量も多く、肌など体の細胞も新しいので妊娠出産によって女性ホルモンが増加したり細胞の再生率があがったりしてもそこまで変化はわかりません。

細胞の再生率が上がり若返る

妊娠出産をすると細胞の再生率があがります。また、加齢とともに損傷していく心臓周辺の組織も妊娠すると損傷のダメージから守られることもわかっています。細胞が若返るので、肌細胞なども生まれ変わるので見た目が若々しく見えるということです。


妊娠・出産で若返るのではなく老けるとされる理由

妊娠出産で若返るという意見がある一方、妊娠出産をすることで老けるという意見もあります。

出産後老けた

今まで見てきたところによると、妊娠出産は女性ホルモンを高めて細胞の再生率をあげるので、若返りの要素ばかりですが、老けるという意見にはどのような理由があるのでしょうか。ここからは妊娠出産によって老けてしまうと言われる理由を見ていきましょう。

ホルモンバランスの変化

子供を産んだら老けたという意見を聞いたことがある人もいるかと思いますが、それは顔の見た目にあらわれます。例えば、シワ、シミ、くすみなどが増えた、髪の毛が減った、などの意見を多く聞きます。

妊娠出産をするとホルモンバランスが崩れます。ホルモンバランスが乱れることで、女性ホルモンのエストロゲンが増減します。そうなると体がいきなりの変化に対応する際に、敏感肌になったり、ニキビ・しみができたりするのです。

ストレス、栄養の不足

妊娠中は体の変化や、気持ちも不安定になることで多くのストレスがかかります。

妊娠から出産するまでに長い期間そのような状態なので、ちょっとしたことでイライラしたり、悲しくなったりと情緒も不安定になる時期です。そのようなストレスがかかると肌にも疲れの色が見え始めます。

また、妊娠出産では赤ちゃんに栄養が行くのでお母さんの体は意識しないと栄養不足になりがちです。

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特にビタミンやミネラル、コラーゲンなどは美肌を保つ上で重要ですが、これらの栄養が赤ちゃんに渡り、お母さんの肌まで回ってこなければ肌のしみ、しわ、くすみ、などが出てきます。

それが原因で出産を終えた時に自分を見て、やつれ顔にびっくりしてしまったという人もいるのです。


妊娠・出産で若返るために気を付けること

妊娠出産中は、子供のことが気になって今まで美容に気を使っていたお母さんも、ついつい美容は後回しになりがちです。メイクもしなくなり、髪もぼさぼさのままなんてことも珍しくありません。

妊娠出産で老ける人も若返る人もいるのなら、自分は若返りたいと思いますよね。そこで、妊娠出産で老けずに若返りたいという人は美容でどのようなことに気をつければいいのか学習しましょう。

美容の敵!ストレスを溜めないこと

ストレスを抱えると顔が老けます。ストレスを感じた時に上手く発散する方法を知っていれば、ストレスを溜め込まずに済みます。ストレスは胎児にもよくないのでなるべくストレスフリーの生活ができると妊娠出産で若返ることができます。

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ストレスは顔にあらわれるのですが、例えばストレスを我慢している時には眉間にしわが入ったり、口に力を入れることでへの字口になって口周りがたるんできたりします。

ストレスで眠れない日が続くとクマができ、見た目が老けます。ストレスは血行を悪くするので、血行が悪いと顔色も悪くなります。ストレスをためないことが妊娠出産で若返るためには大切です。

水分補給はきっちり取る

水分補給も若返りのためには必要です。妊娠中は汗をかきやすく、赤ちゃんに送る血液量も増えますし、羊水にも水分が必要なので、水分は多く摂取した方がよいのです。

水分が不足すると、血液がドロドロになり、老廃物も溜まります。血液循環が悪くなると肌のターンオーバーも乱れるので肌が荒れたり、ニキビができやすくなったりします。若返りのためには水分補給も意識的に摂るようにしましょう。

血流を悪くしないためにマッサージを

妊娠中はストレスや水分が胎児にもとられるために水分不足になることで血流が悪くなります。血流が悪くなると肌が老いる原因にもなるので、血流を悪くしないためにマッサージで血行を促進することが大切です。

マッサージは妊婦さんが自分で自分の体をマッサージすることが難しい場合が多いのでパートナーにお願いしてマッサージをしてもらうといいですね。

妊娠・出産で若返るために止めること

妊娠出産で若返りたいのならぜひとも止めてほしいことがあります。それはタバコやカフェイン、お酒、身体を冷やすこと、などです。

タバコやお酒は胎児に悪影響があるのでやめるのは当たり前と思っている人もいるでしょうが、胎児だけでなく美容の面から見ても若返りにも悪いのです。これらの行為がなぜ若返り・美容にはおすすめできないのかそれぞれ理由を見ていきましょう。

カフェイン、タバコ、お酒を止める

タバコのニコチンは交感神経を緊張させて血管が収縮し、血流がスムーズに流れなくなります。

喫煙 アンチエイジング

タバコには多くの有害物質が含まれているので、体内に有害物質が入ると活性酵素が生産されて体内の細胞が酸化して体が錆びて老いていきます。

卵巣や子宮細胞も傷つき老化するので、妊娠出産で若返るためにはタバコは控えましょう。

また、タバコのニコチンは美容には欠かせないビタミンCを破壊してしまうので、しみやくすみができやすい肌になってしまうのです。

次にお酒です。お酒は少しでしたら血行促進効果があり、体を温めるのですが、飲み過ぎは内臓を冷やし、アルコールの利尿作用にも体から熱を奪う原因にもなるので、冷えは血流を滞らせ体が必要な酸素や栄養を運びにくくなり、細胞の生まれ変わるスピードも遅くなるので、お酒も減らした方がよいのです。

最後にカフェインです。カフェインも体を冷やします。カフェインが体内に入ると交感神経が優位になります。

タバコと一緒で血流が滞って体が冷えます。また、カフェインは眠りを浅くするので自律神経のバランスが崩れて不眠は疲れやストレスを招き、老ける原因になります。

身体を冷やさないように注意する

カフェイン・タバコ・お酒のどれもが身体を冷やして血行が悪くなるのですが、身体を冷えないようにすることと妊娠出産で若返ることは何が関係しているのでしょうか。

冷えによって血液循環が悪くなるとむくみ、肩こり、貧血、肌荒れなど、妊婦さんの身体に悪影響が出ます。肌荒れは顔の見た目を老けさせるので、妊娠出産で若返るためには冷えは取り除きたいです。

妊娠中はイライラ・ストレスで自立神経が乱れて血管が収縮して冷えたり、お腹が大きくなると動くのが大変でじっとしている妊婦さんが多く、筋肉量が低下して血液を送るポンプの力が弱まって冷えたりします。

夏はクーラーやエアコンの浴びすぎで冷えますので注意してください。普段から、冷たいものを食べないようにして身体をあたためる食事をとったり、散歩など軽い運動をしたりして身体が冷えない工夫をしてください。