夏太りの原因と解消法!基礎代謝の低下が太る理由を解説 |

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夏太りの原因と解消法!基礎代謝の低下が太る理由を解説

夏太りを解消したい人必見!その原因は冷えだった!

夏になると食欲が落ちて痩せてしまう・・・というイメージがありますが、夏は必ず太ってしまう!という人も少なくないのではないでしょうか?

実は手強い夏太りについて、調べてみました。

夏こそ冷えている

夏になると、ほてった体を冷やそうと冷たい飲み物やアイスをたくさん摂ってしまいがちですね。また室内は冷房がしっかり効いていて、気が付いたら手足が冷たくなっている事も・・・

過剰に体を冷やしてしまうと、血流が滞ったり内臓機能が低下したりするのでダイエットしても痩せにくい状態になってしまいます。

むくみやすい

そんな「体が冷えた状態」でたくさんの水分を取ると、きちんと水分が吸収されにくくなってしまいます。内臓は水分を欲しがっているけれど、内臓の動きが鈍いのでどんどん血管内やリンパに水分が溜まっていってしまいます。

そんな状態がむくみです。むくみが酷くなると、見た目が太って見えるだけでなく、血圧が上がったり疲れやすくなったりするので注意が必要です。


基礎代謝が低下すると夏太りする!?その対策法とは?

基礎代謝とは、安静の状態でも体が消費するエネルギーの事で、デスクワークの人で消費カロリーの6割を占めると言われています。私たちは脳や筋肉、内臓などが生命活動を維持しているだけでもエネルギーを消費しています。

そんな基礎代謝ですが、夏バテ状態だとガクンと低下してしまいます。食欲が落ちたりだるさが抜けないという人ほど太りやすくなってしまっているので気を付けてください。

筋肉18%

基礎代謝のうち、全身の筋肉が消費するエネルギーは約18%です。筋肉量が減るほどエネルギー消費量が減るので「暑いから動きたくない」と体を動かさないと、筋肉が痩せてあっという間に基礎代謝量が下がってしまいます。

家事や涼しい時間帯のウォーキング、涼しいショッピングモールで歩き回ったりと、なるべく体を動かすようにしましょう。

内臓27%

筋肉よりも消費カロリーが多いのが内臓で、基礎代謝量のうち約27%を占めます。内臓の中でも肝臓の消費カロリーの割合が高く、アルコールや脂っこい食事、冷えや疲労などで肝臓が疲れていると基礎代謝量もぐっと落ち込んでしまいます。

夏場は冷たいものを飲食して内臓が冷えてしまうだけでなく、バランスの良い食事を摂れないと内臓を動かすエネルギー不足にもなってしまいます。冷たいものばかりでなく、しっかりした食事を摂るようにしましょう。

プールで泳ぐ!

夏場に身体を動かすには、海やプールで過ごすのが一番です。泳げる方は背中の筋肉をしっかり使って全身の筋肉を刺激してあげましょう。泳げない方でも水の中を歩き回るだけでかなりのエネルギー消費量になります。

休肝日を

夏はビールが美味しい季節ですね。しかし、ビアガーデンやバーベキューでの飲みすぎ・食べ過ぎは肝臓に大ダメージを与えてしまいます。暑さで疲れた体をしっかり回復させるためにも、ほどほどに楽しむようにしましょう。

1日の適量(日本酒1合・ビール350ml)を守るか、週2日以上の休肝日を設けると肝臓への負担を減らすことができますよ。


夏太りにならないための生活習慣とは?

ほかにも夏太りを予防するために心がけたい生活習慣がいくつかあります。

暑い日が続くとおっくうになりがちですが、続けていると夏でもへっちゃらな健康体で過ごすことができますよ。

夏でもお風呂

冷たい食べ物や冷房で冷えた体を芯から温めるのには湯船に浸かる事が有効です。最低でも週に1度は入浴すると、滞った血流を改善することができます。さっと済ませるのではなく、40℃くらいのぬるま湯に20分程度じっくり浸かると効果的ですよ。

3食しっかり食べる!

更なる食欲低下を防ぐために、3食しっかり食べる事も大切です。冷たいジュースやアイスで満足してしまう人は、間食をぐっと我慢してその分食事をしっかり摂るようにしましょう。食事の最初に温かい汁物を食べると、内臓の動きが活発になりますよ。

良く寝る!

しっかり睡眠が取れていないと、内臓が休むことができなくなって夏バテの原因となってしまいます。暑さで夜中に目が覚めてしまうという人は、無理せずにクーラーを使用しましょう。

扇風機やクーラーの冷風は直接体に当たらないように設定し、手足の冷えが気になる人は靴下を履いて寝ましょう。汗の量が多い方は、吸水性の高い寝具を検討するのも良いでしょう。


夏太りを解消するダイエット食とは?お勧めのレシピはこちら!


ミネストローネ

暑いときに食欲がない人でもさっぱり食べられるのが、野菜たっぷりのミネストローネ。じゃがいも、たまねぎ、にんじんをベースにお好みの野菜とトマト缶を入れて煮込みます。コンソメで味を整えてできあがり。

たくさん野菜を入れることで、内臓の働きを強化するビタミンがバランス良く摂取できます。油分も少ないので、夏太りが気になる方でもダイエットメニューとして気軽に取り入れられるメニューです。

鶏むね人参しりしり

冬が旬の根菜は体を温める作用があります。夏でも手に入りやすい人参は、夏場の冷え対策に効果的!筋肉のもととなるタンパク質が豊富な鶏むね肉を加えた「にんじんしりしり」はいかがでしょうか?

にんじんは千切りにし、鶏むね肉を加熱してほぐしたものと一緒にサラダ油で炒めます。めんつゆや顆粒だしで味を整えてできあがり。暑い沖縄のメニューで健康的に夏を乗り切ることができます。

ポカポカしょうがココア

冬のイメージが強いココアですが、身体を温める効果があるテオプロミンが含まれるココアは夏にも最適なドリンクです。コーヒーや紅茶、緑茶などのカフェインは体を冷やす作用が強いので、ホットでも避けたほうがベターです。

特に、職場で冷えを感じた時こそココアで内臓をしっかり温めてあげましょう。血管を拡張して血流を良くしてくれるしょうがを混ぜると即効性が得られますよ。