プラセンタはアトピーに効果がある?完治した人の体験談から理由を探る!
最近「プラセンタ」という言葉を雑誌やテレビでよく見聞きようになりましたね。栄養豊富なプラセンタを使って、アトピーが完治した人もいるのです。プラセンタはアトピーに効果があるという理由を、完治した人の体験談をもとに見ていきましょう。
プラセンタでアトピーが完治した人の体験談
アトピーは我慢できないようなかゆみが特徴的で、精神的ストレスも感じます。そんなつらいアトピーの症状がプラセンタによって実際に完治した人の感想を紹介します。
皮膚の状態が見違える程改善され、自分もビックリしましたが、周囲の人から「ホントに綺麗になったね」と驚かれました。まさにうれしい悲鳴です。その後は、1年以上経過していますが、アトピー症状はほとんど出ておりません。肌が以前よりも強くなったように感じます。私がプラセンタを愛飲してから変化を感じたことは、
1.肌が強くなった。(炎症が出づらくなった)弾力が出たように感じます。
2.痒みが軽減された。
3.とにかく良く寝れるようになった。
4.視力が回復した。 右0.8→1.5 左1.0→1.5
参照元:http://pureface.jp/company/voice2.php
アトピーがひどく、治療のためにプラセンタをツボに注射する治療を毎月1~2回行っています。そのおかげか、アトピーの治療を通り越して、肌はつるつる。肌の色も透き通って、まわりから肌がきれいだねと言われるようになりました。
参照元:http://placenta-top.jp/kenkou-kouka/atopi/
私の場合はプラセンタがあっていたようで、副作用もなく順調に肌の状態は改善が見られました。2ヶ月に1回、皮膚科受診して経過を見ながら薬のステロイドの強さをドクターと相談しながら下げていくことに成功しました。私の体験では、プラセンタの立ち位置は、アトピー治療の補助的な感じでした。ステロイドでの治療で症状を抑えつつ、プラセンタで皮膚の再生を促し、それに合わせてステロイドの強さをさげていく。という感じです。
参照元:http://purupiri39.net/199.html
プラセンタでアトピーが完治した理由
プラセンタでアトピーが完治した人の体験談を見ましたが、なぜ治ったのでしょうか。まず考えられるのは、プラセンタのもつ「アレルギー抑制作用」です。
アトピーは、アレルゲンに体が過剰反応すると起こるので、アレルゲンを抑制する効果のあるプラセンタを摂取することでアトピーのもとを取り除いてくれるのです。アレルゲン物質は、私たちの周りに無数にあります。
例えば、ダニ、ハウスダスト、花粉などのことで、目に見えないので知らないうちにそれを体内にとりこんでしまって過剰反応するとアトピーになります。
そして、肌が乾燥気味で肌のバリア機能がもともと弱い人や、ストレスなどで弱くなってしまった時にアレルゲン物質と反応しやすいのです。
また、プラセンタにはアレルギー抑制作用のほかにも、免疫抑制物質(オメガ3系多価不飽和脂肪酸、コンドロイチン硫酸、ビタミンD)や、抗炎症作用、血行促進作用、細胞活性化作用、自律神経調節作用などアトピーに効く様々な作用があるのです。
体の免疫に異常が出ると、アトピーの症状となってあらわれてしまいます。しかし、これらは免疫の中心である白血球の動きを正しく戻すので免疫異常を抑えて、アレルゲンと過剰に反応しないように働いてくれます。
そして、皮膚が弱くアレルギー体質の場合でもアレルギーが改善したのには、プラセンタに含まれる上皮細胞増殖因子・繊維芽細胞増殖因子が関係しています。
皮膚の真皮にはヒアルロン酸・コラーゲンが存在していますが、繊維芽細胞も真皮にあります。これが増殖すると、ヒアルロン酸・コラーゲンが増え、乾燥しがちな肌も潤してくれます。
さらに、皮膚表面にある上皮細胞増殖因子が健康な肌を作り出します。そのことで、アレルゲンと反応しにくくアトピーにもならないようになったのです。
体験談にも肌の調子がよくなったことが特記されているように、肌自体を強くして、アトピーにならない肌作りがプラセンタにはできるというわけです。
プラセンタでアトピーが悪化した人も!?体験談から理由を検証!
プラセンタのもつ様々な作用によってアトピーが完治した人がいる一方で、残念ながらアトピーを悪化させてしまったという人もいるのです。
プラセンタは副作用もなく安心な成分なのですが、体に合わない原因は何なのでしょうか。プラセンタでアトピーが悪化してしまった人の体験談をもとに、その原因を探っていきましょう。
プラセンタでアトピーが悪化した人の体験談
私はアレルギーもあり、敏感肌のせいか、これを飲み始めて肌が痒くなり、肌がカサツキ始めました。化粧品でもプラセンタ配合のものでヒリヒリした事もあり、そもそもプラセンタが私には合わないようです。
本当は馬がいいけどDHCの豚由来のプラセンタ買ってみた。副作用調べてみたらアトピー性皮膚炎の人は症状が悪化することがあるって書いてあったから少し心配だったけど案の定首まわり痒くなってる。びっくり
参照元:https://twitter.com/xxxbbxxd/status/724341871980335105
プラセンタでアトピーが悪化した理由
体験談からわかるように、プラセンタでアトピーの症状が悪化するのは、プラセンタにアレルギーがある場合・アトピーの症状がひどい場合です。
プラセンタは哺乳類の胎盤エキスです。アレルギーはたんぱく質と反応して起こりますが、胎盤もたんぱく質です。そのため、プラセンタに含まれるたんぱく質にアレルギーがあると、アトピーの症状が悪化してしまうのです。
また、皮膚にたくさんの炎症や滲出液が出るようなひどいアトピーの症状の時にも使用しない方がいいです。アトピーの症状がひどい時は体内にプラセンタなどの余計なものを入れてしまうと、かえって免疫異常を起こしてアトピーが悪化するからです。
症状がひいた時に使用すれば、効果を得られるでしょう。
アトピー改善が期待できるプラセンタの効果とは?
プラセンタによってアトピーが完治した人、しなかった人、それぞれ見てきましたね。プラセンタにアレルギーがなく、アトピー持ちでない人はプラセンタを使うことで効果的にアトピー対策ができます。
プラセンタのアトピーへの効果について、ここからはさらに詳しく解説します。
炎症を抑える作用
プラセンタには抗炎症作用があります。アトピーによって皮膚に炎症が起こり、赤くなったりブツブツができたりしますがこれらの炎症を鎮める効果があります。プラセンタを摂取すると、赤みだけでなく腫れもひくので見た目にすぐに変化があらわれるのが嬉しいですね。
血行促進作用
血行促進作用で体全体に血液がスムーズにまわるようになると、それと一緒に白血球も流れるようになります。これが全身に行きわたることで細胞が活性化して、免疫異常を防ぎアトピーを予防してくれます。
細胞の調子を整える作用
プラセンタには皮膚細胞の新陳代謝を促進する作用があるので、アトピーで荒れてしまった肌をなおしてくれます。細胞の調子が整うのは、プラセンタに含まれる繊維芽細胞・上皮細胞を増やす効果によるものです。古い細胞が新しい細胞に生まれ変わるので、細胞が整います。
自律神経を整える作用
自律神経調整作用は、免疫を正常に戻し、免疫異常によって引き起こされるアトピーの症状を防ぐ効果があります。また、自律神経が整うと、肌細胞も活性化し、肌に潤いも戻ります。そのことで、肌自体が強くなり、アトピーにかかりにくくなるのです。
アトピーの色素沈着にもプラセンタが良い!?
アトピーによって色素沈着を引き起こしてしまうことがありますね。プラセンタはそんなアトピーが原因の色素沈着にも効果はあるのでしょうか。アトピーで色素沈着になる原因や、アトピーと美白化粧水・プラセンタとの関係をそれぞれ見ていきましょう。
アトピーの色素沈着の原因
アトピーは皮膚の乾燥やかゆみだけでなく、色素沈着も起こります。アトピーで肌の色が変わってしまう原因は、「炎症」です。皮膚がカサカサしたり、掻いてしまって傷がついたりすると皮膚にメラニン色素が作られます。
メラニンは肌を黒くする色素で、色素沈着になります。皮膚の炎症が何度も何度も起こってしまうので、そのたびに黒ずみになり、蓄積されて色素沈着が目立つようになってしまいます。
アトピーの色素沈着に美白化粧品は効果なし?
アトピーの色素沈着に美白化粧品は効果があるのでしょうか、ないのでしょうか。実は、紫外線や肌のターンオーバーが遅れてシミができた時には美白化粧水を使って対策しますが、アトピーの場合は美白化粧水だと効きにくいのです。
アトピー肌は肌のバリア機能が弱くなっています。ですから美白化粧水を使用しても肌が普通の状態のシミよりも有効成分が効きにくいです。栄養がしっかり肌に吸収されないので、美白成分もなかなか効果を発揮しません。
アトピーの場合は、肌本来のバリア機能を改善することが解決への近道なのです。
アトピーの色素沈着にプラセンタが良い理由
アトピーの色素沈着を改善するためには、炎症を抑えて肌そのもののバリア機能を上げなければいけません。プラセンタに含まれる繊維芽細胞増殖因子が、細胞分裂を活発にして皮膚の真皮にある黒ずみを取り除きます。
肌代謝があがるので、古い細胞がはがれるのと一緒に黒ずみもうすくなっていき、新しい細胞に生まれ変わります。メラニン色素が排出されると美白効果があるので、肌細胞を若々しくたもってくれます。
アトピーに効果のあるプラセンタの取り込み法は?
アトピーにプラセンタが効果があることがわかりましたね。実際に使ってみようと思った時に、どのような形でプラセンタを摂取すれば一番いいのでしょうか。プラセンタには、点滴・サプリ・化粧水・ドリンクなどいくつか取り込む手段があります。
点滴は皮膚に注射をして、血液に直接プラセンタを入れる方法です。サプリやドリンクは口からプラセンタを取り入れて体の内側から取り入れます。
化粧水は、皮膚の上からプラセンタを取り入れていきます。それぞれ違う方法ですが、これらが効果にどのような違いをもたらすのか気になりますね。
ここからは、アトピーに効果のあるプラセンタの取り込み法を、点滴・サプリ・化粧水の順で紹介していきます。それぞれ、血液、内から、外から、といったようにアプローチ法が異なるので詳しく探っていきましょう。
アトピー改善が期待できるプラセンタ・点滴で取り込むメリット・デメリット・注意点
まずは、プラセンタ点滴によるアトピーへの効果を見ていきます。直接血管にプラセンタをいれるので、なんとなく怖いイメージがありますよね。そんな不安を取り除くためにも、プラセンタ注射の効果について学習しましょう。
メリットだけでなく、デメリットや注意点も紹介するので実際に使用する時の参考にしてください。
点滴でプラセンタを取り込む方法
プラセンタは、ヒトのプラセンタと同じ、「ヒトプラセンタ」を注射で血管内(静脈)に直接いれる方法です。美容クリニックで受けることができ、モデルさんや女優さんでもプラセンタ点滴をしてる人は多くいます。
点滴のメリット
プラセンタ点滴には即効性があります。静脈に直接プラセンタが入るので血液と一緒に素早く全身を巡って効果を発揮します。血液中にプラセンタの有効成分が入って、アトピーの原因である白血球を正常にして免疫異常を解消します。
体内への吸収率もサプリや化粧水よりも遥かに高いです。
点滴のデメリット
即効性はあるのですが、持続力が低いのがプラセンタ点滴のデメリットです。そのため一回の注射では効果がすぐになくなってしまいます。何回もクリニックに通う必要があります。プラセンタ点滴は、サプリや化粧水に比べて高額です。
保険が適用されれば安く使用できますが、保険適用外の場合は自由診療の値段になってしまいます。自由診療ですと、行ったクリニックごとに値段に差があり、2000円~10000円くらいです。一回でこの値段なので、金額的にはお得じゃないですね。
また、プラセンタをとりたいと思った時にすぐにとれないのもデメリットです。クリニックを予約していちいち行かなければいけないので、その手間もかかってしまいます。
点滴の注意点
人間の胎盤からできるヒトプラセンタを使用しているので、どの胎盤を使用したかによって感染症の危険性がゼロではありません。
クリニックでは安全なものを使用している(肝炎やエイズ検査済みのプラセンタ)ので、基本的には安全なのですが、値段だけで選ばず、信頼できるクリニックで点滴をする方がいいでしょう。
また、注射針の殺菌が不十分で点滴したところがかゆくなったり赤みがひかなかったりする場合は、細菌感による炎症やプラセンタにアレルギーがある場合があります。
アトピー改善が期待できるプラセンタ・サプリで取り込むメリット・デメリット・注意点
次は、プラセンタをサプリで摂取してアトピーを治す方法です。薬局でもいろいろな種類のサプリが販売されていますね。アトピー改善が期待できるプラセンタサプリのメリット・デメリット・注意点を学習しましょう。
サプリでプラセンタを取り込む方法
プラセンタサプリを取り込む方法は簡単です。適量を守って水かぬるま湯と一緒に経口摂取するだけです。これで、体の内側からアトピーに効いて、かゆみや炎症を鎮めてくれるのです。
サプリのメリット
プラセンタサプリは携帯しやすいので、いつも持ち歩くことができます。点滴は通わなければいけませんし、化粧水は外出先で塗るのが難しいですよね。サプリなら、ご飯を食べる時にプラスして飲むだけでいいので携帯できることはメリットのひとつです。
また値段も、点滴や化粧水に比べてリーズナブルです。お財布に嬉しいので、続けやすいのが嬉しいですね。一回だけの使用よりも長く続けて使う方が効果は高まります。
一回あたりの効果では点滴にかなわなくても長く利用すればそれ以上の効果が期待でき、続けてつかうことを考えている人にはおすすめです。
サプリのデメリット
即効性が低いことがサプリのデメリットです。点滴は血管内にいれるのでプラセンタが血管に乗って全身に行き届くので早くききます。化粧水は直接塗るので内側からのケアであるサプリよりも効き目が早いです。
半年くらい継続して効果があらわれる場合が多いので、アトピーがすぐ治らなくても根気強く続ける必要があります。
サプリの注意点
サプリは適量を守って飲むようにしてください。医薬品ではなく健康食品なので、多少飲む量を変えても問題はないのですがあまり多く飲みすぎるとアレルギーを引き起こしたり、アトピーが悪化してしまうこともあるので気をつけてください。
アトピー改善が期待できるプラセンタ・化粧水で取り込むメリット・デメリット・注意点
プラセンタを化粧水で取り込むことでアトピーは改善するのでしょうか。化粧水を使用することのメリットとデメリット、取り込み方、注意点、などを見ていきましょう。
化粧水でプラセンタを取り込む方法
いつも使う化粧水に、プラセンタ配合のものを選べば手軽にプラセンタを摂取することができますね。サプリやドリンクだと飲み忘れてしまうなんてこともあります。
しかし、化粧水は毎日つけている人も多いので忘れにくいのが嬉しいポイントです。特に顔や顔まわりにアトピーができる人には化粧水でケアするのが簡単でおすすめです。
プラセンタを化粧水で取り込む時の、取り込み方、価格、効果、などいろいろな角度から見ていきましょう。
化粧水のメリット
化粧水でプラセンタをとるメリットは、手軽さと相乗効果が期待できることです。プラセンタを取り込む方法は、いつもの化粧水と同じように、化粧水をそのまま肌につけるだけなのですぐにできて手軽です。
そして、化粧水はプラセンタだけが配合されているものもありますが、プラセンタ以外の美容成分を一緒に配合した商品もあります。
例えば、ビタミンCやコラーゲン、ヒアルロン酸などが一緒に含まれていて、アトピーをなおしてさらに肌に栄養を与えてくれるような相乗効果が期待できます。
プラセンタに含まれる細胞の成長因子が直接肌に働きかけるので、肌に塗ることで表皮の真皮層まで届き、乾燥しがちな肌を潤してくれます。アトピーは肌のバリア機能が弱まっていると起こりやすいので、外側から化粧水でケアしてアトピーを防げます。
さらに、プラセンタ配合の化粧水は、プラセンタに含まれる天然保湿成分が保湿力をアップさせます。ダブルの効果で肌を潤し、バリア機能を保ちます。
化粧水のデメリット
化粧水のメリットもたくさんありましたが、反対に化粧水でプラセンタをとるデメリットはあるのでしょうか。まずは価格についてです。プラセンタの化粧水は、配合量の多いものを選ぼうとすると高くなります。
安い商品もありますが、それを買ってもほとんどプラセンタは含まれていないので効果が低いのです。どの商品を選ぶかで大きく効き目に差もでますし、値段も倍以上違ってきます。
また、化粧水の成分のほとんどは水でできています。そのため、化粧水に薄まったプラセンタの濃度は、注射やサプリと比べると薄くなってしまいます。プラセンタ濃度が薄いということは、効き目もそんなに強くあらわれないということ。
化粧水を使ってもアトピーは完治しないということも起こります。
化粧水の注意点
化粧水でプラセンタを取り込む時は、注意点があります。プラセンタ化粧水は直接肌につけて使用するので、化粧水に含まれる成分が肌に合わないものだと皮膚炎症を起こしてしまいます。
プラセンタ化粧水には、様々な美容成分が含まれているものも多いので、合わない成分が含まれている可能性も高くなります。アトピーを治すどころか悪化してしまうということが起きないようにしましょう。
使用前には成分やつける量を確認し、いきなり肌全体につけるのではなく、一部につけてみて問題がなければ使うようにすることがポイントです。