人間ドックの費用相場はどのくらい?気になる保険や補助金について解説! |

この記事が気に入ったらシェアしよう!

人間ドックの費用相場はどのくらい?気になる保険や補助金について解説!

保険診療外の人間ドック、費用相場や医療費控除は?

ガンや心臓・脳などの声明にかかわる大病は早期発見が大切です。発見が遅れると完治が難しかったり突然死の可能性もあります。

そんな恐ろしい病気を早く見つけるためには定期的な人間ドッグを受けうのが大切ですが、気になるのが費用ですよね。

人間ドックは自由診療、全額実費なため高額に感じる

普段私たちが病院にかかるときに使っている健康保険診療は病気の治療に対してしか使えません。人間ドッグを受ける目的は治療ではなく、病気の早期発見という予防が目的ですので、健康保険診療は使えません。そのため全額実費で支払う必要があります。

1日35000円-50000円程度、オプション組み合わせで値段は変わる

基本的な1日人間ドッグの費用相場の平均は40,000円ほどだといわれています。受ける項目やオプションなどで費用相場は大きく変わり、脳ドッグを受ける場合は平均60,000円、レディースドッグの場合は平均50,000円です。

1泊2日で受ける場合は100項目ほどの検査を受けるのでもっと費用が高くなります。自由診療なので、病院によって値段や検査方法、項目などが大きく違います。自分が診てもらいたい部分を考えながら自分に合った人間ドッグを行っている病院を選ぶと良いでしょう。

医療費控除外だが人間ドック後に治療をした場合は対象に

人間ドッグ自体は健康保険が使えない医療費控除外の診療ですが、人間ドッグで何か異常が見つかった場合に行う再検査は基本的に医療費控除が使えます。また、治療も保険を使用して行えます。

しかし、行う検査内容や治療によっては実費での支払いになる場合もあります。医療機関にしっかりと確認をしましょう。


人間ドックの費用を安くするには補助金申請がおすすめ

費用が高くて敷居が高く思われがちな人間ドッグですが、実は補助金の申請が可能です。

加入している保険や組合によって内容は変わりますので、人間ドッグを受ける前に確認をしておくようにするといいでしょう。

国保は役所で年1回申請可能、補助金対象年齢や申請方法は自治体により変わる

国民健康保険に加入している人は年に1回だけ補助金の申請ができます。健康保険料の滞納がないことが申請ができる条件となっています。指定の医療機関での受診ではない場合は申請が面倒なので、できるだけ指定の医療機関で受けるようにした方が楽でしょう。

補助金の額に関してですが、支払われる金額が定額の場合や検査費用の何割かを支払ってくれる場合など、自治体によってさまざまです。人間ドッグを受ける前に自分が住んでいる市の補助金について調べてみるとよいでしょう。

社会保険は組合補助あり、組合により待遇変動するが対象年齢が低め

会社に勤めている人は社会保険に加入している人が多いと思いますが、会社が加入している組合によって補助の制度が異なります

中小企業の場合は全国健康保険協会(協会けんぽ)に加入している人が多いと思いますが、協会けんぽに加入している場合は指定の医療機関で格安で人間ドッグを受けられます。大手企業に勤めていて会社独自の健康保険組合に加入している場合は補助を利用できます。

補助を利用できる年齢は組合によって変わりますが、大体は35歳以上という場合が多いでしょう。指定の医療機関で受ける必要がありますが、破格で人間ドッグが受けられますのでぜひ利用しましょう。

生命保険は提携施設や内容により割引あり

民間の生命保険に加入している場合も、人間ドッグの割引サービスが受けられます。割引率は検査する施設や内容によって変わり、検査を受ける施設や内容によっては割引が適用されないこともあります。

また、ほかの割引サービスとの併用は基本的にできませんので注意しましょう。


人間ドックの費用が安くなる特定健康診査受診券

特定健康診査受診券は40歳~75歳未満の国民健康保険加入者に自治体から送られる受診券のことです。

生活習慣病の予防のための検査や保健指導を格安で受けられます。

生活習慣病のリスクを検査し保健指導するための健康診査

内臓脂肪症候群(メタボリックシンドローム)のリスクを早く見つけることを目的に、心臓病や脳卒中、糖尿病といった生活習慣病を未然に防ぐために行います。身体測定・血圧測定・血中脂質検査・肝機能検査・血糖検査・尿検査などを行います。

40-74歳までの国保加入者対象で自己負担額は自治体により変動

対象者は40歳から70歳までの国民健康保険加入者です。自己負担額は自治体によって異なりますが、無料~500円ほどで受けられる自治体がほとんどです。

基本健診+血液・尿検査、医師の判断により追加の詳しい検査も可能

検診の内容は身長や体重、腹囲などの測定で肥満度を測ることから通常の診察を行い、血圧や血液・尿検査を行います。他にも医師の判断で貧血の検査や心電図検査、眼底検査などを行う場合もあります。

人間ドックと併用して受診ができ、自治体により無料の年も

基本的な検査をかなり安い額で診てもらえることが多く、自治体によっては完全に無料で行っている場合もあります。人間ドッグと併用して行うと費用が抑えられますので、40歳を超えている人はぜひ利用してみてください。


費用を抑えて人間ドックを受けてみよう

まだまだ若い、元気だと思っていても病は知らないうちに体を蝕んでいきます。重症化してから気づくのでは遅いのです。

特に、若いうちは多少体調が悪くても無理をしがちですが、細胞が若い分進行も早く重症化が早いのです。

今はかなり医療が発達していますから、早期に発見できれば完治できるという病気も少なくありません。健康に長生きするためにも、定期的な人間ドッグは受けるようにしましょう。

価格に不安を持つ方も多いかもしれませんが、自治体や会社からの補助も多いのでそういったものを駆使すれば思ったよりも安く受けられるはずです。特定健康診査受信券と上手に組み合わせつつ、補助金も最大限に利用してお得に人間ドッグを受けちゃいましょう!

この記事が気に入ったらシェアしよう!

フォローする