gaba含有量が多い食品って?実は野菜や果物に多く含まれている!
睡眠やストレスに良いといわれるgabaですが、食品にも含まれているのでしょうか?
gabaが含まれる食品や食べ方について紹介していきます。
野菜の1位はトマト
美容にも良いといわれるトマトですが、100g中に62.6mgのgabaが含まれており、野菜の中では1位となっています。抗酸化作用のあるリコピンという成分が多く含まれることで有名なトマトですが、gabaも豊富なのですね。ぜひ献立に取り入れてみましょう。
野菜の2位はじゃがいも
トマトに次いで野菜の中で最もgabaが多く含まれるのがジャガイモです。ジャガイモ100g中に35mgのgabaが含まれており、こちらも一般的な野菜なので取り入れやすいですね。
果物はぶどうが豊富
果物にもgabaが含まれています。果物の中で最もgaba含有量が多いのがブドウで、100g中、23.2mgのgabaが含まれています。他にも温州ミカンや柚子といったかんきつ類にもgabaが含まれています。
穀類の食品にもgabaは豊富に含まれている!お勧めのお米はこれ!
穀物の仲にも多くのgabaが含まれています。
穀物だと毎日の食事に取り入れやすいため、無理なく摂ることができるのでおすすめです。
発芽玄米が最も多い
gabaはお米にも含まれていますが、発芽玄米の方がより多くのgabaが含まれています。(100g中12mg)発芽玄米は玄米を発芽させたお米であり、自宅でも少しの工夫で簡単に作れるのでおすすめです。
発芽玄米の作り方は、とっても簡単です。玄米を炊く前にしっかりとお水につけることで発芽を促すと発芽玄米になります。夏ならば半日、冬ならば2日くらいで玄米は発芽します。とても簡単なのですが、夏は腐らないように気をつけましょう。
発芽した玄米は胚芽から白いものが少し出てきます。それを確認できれば、発芽玄米の完成です。玄米は発芽させると栄養価が上がるといわれています。時間がない人や、手間を感じる場合は、市販の発芽玄米を購入してみましょう。
白米は発芽玄米の1/10
いつも食べている白米にもgabaが含まれていますが、発芽玄米の1/10です。gabaを日頃から継続的に取り入れたい場合は、やはり発芽玄米がおすすめです。
サプリやチョコは食品添加物を含むから心配・・gabaを天然食品で摂ろう!
サプリやチョコにもgabaを含む商品が市販されています。
ですが、やはり天然食品の方が余計な食品添加物を含まないため安心ですよね。
野菜や果物で摂取が理想
最初に紹介したようにトマトやジャガイモといった普段食べている野菜や果物にも、多くgabaが含まれています。発芽玄米は主食になりますし、継続しやすい食品です。できれば自然で育った食品を毎日食べるのが理想的です。
1日必要量は十分摂れる
gabaの一日に必要な量は10mg〜50mgといわれているため、トマトを100g食べれば十分に補うことができます。どの食べ物に多くgabaが含まれているのか意識するだけで十分摂取できる量なので、サプリメントが苦手な人も手軽にgabaを補うことができます。
サプリやチョコは最終手段
それでもやはり手軽に摂取できるチョコやサプリですが、過剰摂取には注意が必要です。1日1000mgを超えてgabaを摂取すると動悸や息切れといった症状を感じることがあります。
手軽に食べられるサプリやチョコはついつい多く摂ってしまいがちです。ほどほどに取り入れることがやはり大切です。
睡眠を良くしたい・・・gabaを含む食品で効果的なのは甘酒!
睡眠を良くしたいと考えているのなら、甘酒がおすすめです。
なぜ甘酒?その理由を説明しましょう。
米麹甘酒が有効
甘い酒には、米麹で作ったものと、酒粕で作ったものがありますがgabaが豊富に含まれているのは、米麹で作った甘酒です。たくさんの必須アミノ酸が含まれており、美容にも良いと話題になった甘酒は、発芽玄米と同じくらいのgabaが含まれています。
発酵する過程でgabaが作られ、ビタミンBや葉酸、食物繊維も含まれている甘酒は女性に優しい飲み物ですね。市販の甘酒は加熱処理されているので、生甘酒が特におすすめです。
吸収率90%
甘酒の米麹に含まれる酵素がビタミンや糖分を分解することによって、体に吸収しやすくなっています。天然のビタミンは吸収率が高く、90%以上といわれています。健康的な甘酒ですが、1日の摂取目安は200mlです。
手軽な発酵食品である甘い甘酒には、糖質が多く含まれています。血糖値が上がりやすいので少し注意しましょう。
寝る30分前に飲もう
gabaの安眠効果を期待するのなら、寝る30分前に摂取するのがおすすめです。お腹がいっぱいの時は吸収されにくいので、ストレスの軽減を期待する場合にも、食後は避けた方が無難です。