グルコサミンの特徴やコンドロイチンとの違いは?効果・効能から気になる副作用まで解説 |

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グルコサミンの特徴やコンドロイチンとの違いは?効果・効能から気になる副作用まで解説

よく聞くグルコサミンってどんな特徴があるの?

年齢を重ねると膝など関節に痛みをおぼえる人が増えてきます。欧米でも話題となったグルコサミンは、この関節の痛みを和らげ、関節の動きをなめらかにする効果が期待できるという成分なんです。

グルコサミンは軟骨を作るもとになる

まず、関節の痛みはどうしておこるのでしょう?原因の一つに、関節の軟骨がすり減ってしまうことがあげられますが、グルコサミンは、この軟骨を修復したり、再生を促したりします。健康な軟骨を作るもととなるのですね。

グルコサミンの生成量は40代で20代の1/2

痛みの原因を根本から改善してくれるグルコサミンですが、人の体で作られるグルコサミンは、加齢とともに減っていきます。個人差はありますが、40代で20代の半分位になり、60代では、さらにその半分の1/4位になると言われています。

1日の摂取目安量は約1500mg

年と共に減っていくグルコサミンは、足りない分を補う必要が出てきますね。日本では、グルコサミンの1日の摂取目安量は約1500mgとされています。

アメリカの研究では、さらに体重が90kgを超える人は2000mg、54kg未満の人は1000mgが適正量であるとも言われています。

グルコサミンは、エビやカニなどの殻に多く含まれ、うなぎ、フカヒレ、牛・豚・鶏の軟骨、干しエビ、山芋、オクラなど様々な食材から摂ることができます。

けれど、食べ物から取り入れたグルコサミンは全て体に吸収されるわけではないし、気を付けていても不足してしまいがちな成分の一つです。


グルコサミンが増えるとどんな効能が?

グルコサミンをサプリメントなどでとった場合の効能は、お医者さんの間でも賛否両論ですが、専門家の研究論文では、効果があるという報告も出ています。

関節炎や関節症などの予防と改善

軟骨がすり減ると、膝などに変形性関節症という関節症あらわれることがあります。グルコサミンには、この関節症や関節炎などの予防や改善に効果があると報告されています。

消費者庁でも食品の機能性評価で、変形性膝関節症の症状がよくなるかどうかに対しては、B評価という結果が出されました。

関節にある軟骨を保護する

グルコサミンは、軟骨を保護する働きもあるので、関節炎や関節症などの症状がやわらぐ効果があります。

関節痛を和らげる

グルコサミンは鎮痛剤ではないので即効性はありませんが、その効能が痛みの根本的な解決策となり、徐々に痛みを和らげるという特徴があります。また、欧米の研究報告では、グルコサミンにより、痛みの原因物質(プロスタグランジンE2)が低下したという報告もあります。


よく見る組み合わせ・グルコサミンとコンドロイチンの違い

関節痛の痛みの改善に、グルコサミンと共に名前があがるのがコンドロイチンですが、この2つの違い、あなたはわかりますか?

簡単に言うと、グルコサミンは関節の軟骨を作る働きで、コンドロイチンは軟骨を健康に保つ働きがあります。グルコサミンとコンドロイチンは、どちらも軟骨に必要な成分ですが、働き方に違いがあるのです。

グルコサミンは軟骨を強くする!

グルコサミンは、軟骨の主な成分であるプロテオグリカンの原料となります。グルコサミンによって傷んだ軟骨は再生され、さらに、細胞を刺激するため軟骨が強くなります。

コンドロイチンは軟骨が悪くなるのを予防する!

コンドロイチンは、軟骨に水分や栄養を送り込んだり、老廃物を排出したりすることで軟骨の健康を保ちます。

また、軟骨は、骨と骨の間でクッションの役割をしますが、コンドロイチンによって十分に水分が運ばれた軟骨は、弾力性があり、衝撃に強い良いクッションとなります。

これは、関節をスムーズに動かすのに役立ちます。逆に、水分が少ないと弾力のない傷みやすい軟骨となってしまうのです。

グルコサミンとコンドロイチンを一緒に摂れば効果アップ!

グルコサミンによって軟骨の傷んだ部分が再生されても、そこへ十分な水分や栄養が届かないと、軟骨はまた傷んでしまいます。

グルコサミンと栄養を運ぶコンドロイチンを同時に補うことが大切です。一緒に摂れば、相乗効果で軟骨の健康が長く保たれ、良い効果が望めますね。

関節に良いだけじゃない!コンドロイチンの美肌効果

コンドロイチンは、肌にも水分を運んでいます。それにより、肌にハリや潤いがうまれます。また、美肌にかかせない保湿効果の高いヒアルロン酸もグルコサミンから作られているんですよ。女性に嬉しい美肌効果を大いに期待できます!

口コミでも人気!コンドロイチンのおすすめサプリメント

コンドロイチンは、普段の食事では十分な量を取れていない方が多いと言われています。
特に、加齢で食事の量が減っていたり、ダイエットで食事制限をしていたりすると難しいですね。そんな時は、サプリメントで効率的に補うという方法もあります。

サントリー グルコサミン&コンドロイチン

軟骨成分であるコンドロイチン・Ⅱ型コラーゲンとグルコサミンの他に、「ケルセチンプラス」という成分が含まれています。

ケルセチンは、マメ科植物エンジュ由来のポリフェノールで、ケルセチンプラスは、植物が自分の身を守る力に着目し、サントリーが独自に開発した成分です。

<価格>
約30日分 4,500円(税抜)
お得な「定期お届けコース」があります。

詳しい情報はこちらから:http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43341/

サントリー ロコモア

軟骨成分のコンドロイチン・Ⅱ型コラーゲン・プロテオグリカンのほかに「イミダゾールペプチド」という筋肉成分、ビタミンD、ケルセチンプラスが配合されています。衰えた筋肉をサポートすることで、スムーズな歩みを目指します。

<価格>
・約30日分 5,500円(税抜)
お得な「定期お届けコース」があります。

詳しい情報はこちらから:http://www.suntory-kenko.com/supplement/main/43344/

大正グルコサミン コンドロイチン&コラーゲン

配合されている成分は「コンドロイチン」、「コラーゲン」、つらい日々をいたわると言われる植物「デビルズクロー」。吸収性と安全性にこだわった、純度99%以上の高品質な「グルコサミン」が使われています。

<価格>
・1回のみお届け 約10日分セット 2,160円(税込)
・1回のみお届け(9粒×30袋)  5,400円(税込)
定期お届けコースは、初回価格が10%OFFです。

詳しい情報はこちらから:https://www.taisho-direct.jp/products/detail/1220


気を付けて!コンドロイチンサプリメントの副作用と注意点

薬やサプリには副作用や相性というものがあり、それぞれの薬の相乗効果で、効果が出すぎたり、打ち消されたりすることがあります。ここでは、特に気を付けたい副作用と注意点について解説します。

胃腸障害

コンドロイチンサプリメントは、用量・用法を守ることで、重い副作用の心配はありません。けれど、稀に胃痛、消化不良、下痢などの胃腸障害が起こることもあるようです。

肝障害

では、用量・用法を守らず過剰に摂取した場合はどうでしょうか?例えば、1日の量を1回分の量と勘違いしたり、効果を急いで用量よりもたくさん飲んだりしてしまったら…。

肝臓に負担がかかり、一時的に機能が衰える、あるいは肝障害も心配されます。サプリの用量・用法は厳守です!

甲殻アレルギーの人は医師に相談

市販のグルコサミンの成分・原材料は、カニやエビといった甲殻類がよく使用されています。甲殻類アレルギーのある方は、医師に相談しましょう。

抗凝固薬を飲んでいる人は医師に相談

グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントには、抗凝固薬(ワルファリンなど)の効果を強めてしまう可能性があります。抗凝固薬を服用している場合は、サプリメントの服用を見合わせましょう。どうしても、という場合は必ず医師に相談してください。

糖尿病の人は医師に相談

グルコサミンが血糖値に影響をあたえる心配があります。糖尿病の人は、服用は医師に相談しましょう。

高血圧の人は医師に相談

高血圧も影響が心配です。高血圧の方もサプリの服用は医師に相談しましょう。グルコサミンやコンドロイチンは、健康な軟骨を作るのに役立ち、つらい膝の痛みを和らげる、そして、美肌効果も期待でき、嬉しい効果がたくさんあります。

その反面、サプリメントでの服用は副作用や注意点も多くありますね。グルコサミンやコンドロイチンの効果は正しい服用で得られるものです。正しく利用して、膝の痛みに負けない人生を歩んでください。