お尻が冷たいのは何が原因?おしりの冷えを温める方法! |

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お尻が冷たいのは何が原因?おしりの冷えを温める方法!

お尻が冷たい!原因と体への影響は?

普段自分では触る機会が少ないお尻は、熱を遮断する脂肪が多い為血流が悪くなりやすい箇所です。それなのに立ちっぱなし、座りっぱなしでお尻の筋肉を動かさずにいると、お尻は血行不良でどんどん冷えてしまいます。

女性の下半身を守る大切な部位である尻が冷えていると言う事は、内臓である子宮、卵巣、腸が冷えていますよのサインです。そのままにしておくと便秘や生理痛、不妊と言った不調に繋がってしまいます。

そこでまずはひざ掛けや腹巻で下半身の温めを心がけ、更に暖かい飲み物と食べ物で身体の内側から温めましょう。また適度な運動やお風呂で血行を良くする方法が、効果的です。

こうしてお尻を温めた結果お尻の冷えが改善されると、婦人科系疾患の改善、自律神経が整い気分が穏やかになる、血行流が改善されて下半身が細くなると言った女性に嬉しい効果が沢山ありますよ。

女性の子宮を守っているお尻が冷たいのは、肛門の毛細血管が少ない事が原因です。肛門は自分で熱を発生させる事が出来ない部位なので、冷えを感じるとお尻周りの毛細血管を集めて自らを守ります。

こうして肛門周りの血流が肛門に集まった結果、近くにあるお尻が血行不良を起こして冷えを感じてしまうのです。

そんなお尻の冷えをそのままにしておくと内臓が冷え、子宮系疾患、便秘、不妊と言った女性疾患になる危険性があるので、お尻の冷えを侮らず積極的に冷え対策を行いましょう。

内臓が冷えている!?実は血行不良のサイン

お尻の冷えは下半身の内臓である、子宮、卵巣、腸の血行が悪くなっているサインでもあります。お尻が冷えていると感じる時は、お尻周りの脂肪が冷たくなっている状態ですよね。そんな冷たい脂肪が保冷剤になり内臓を冷やしてしまうので、血流が滞ってしまいます。

こうなると血流の滞りによる冷えをカバーしようとして脂肪が増え、その冷たい脂肪で内臓はますます冷たくなっていくと言う悪循環に陥ってしまいます。

触ってみてびっくりする程冷たくなっているお尻はそうした悪循環の結果であり、内側にある内臓からの声なき悲鳴なのです。

脂肪は冷たく温まりにくい

サウナや猛暑日、急な発熱と言った急に体が暑さに覆われた時、内臓が茹で上がらない様に脂肪は外部の熱を遮断して内部の熱を放熱します。逆に寒さを感じる時は筋肉が作り上げた熱をぎゅっと身体に閉じ込める、体温を一定にする役割を持っているのです。

しかし熱を作り上げる筋肉が少ない人や部位の場合、放熱機能の優れた脂肪ばかりが働きます。その結果まるで保冷剤の様に脂肪が身体を冷やしてしまいますが、あわてて温めようとしても中々温まらないです。

なぜなら毛細血管の少ない脂肪は血流が悪いので隅々まで熱を運ぶ事が出来ない為、一度冷えると熱を蓄えるまでに時間がかかるのです。


お尻を温める方法は?貼るカイロも有効

お尻が冷たいと感じたら、おへその下指4本分の場所にある丹田とお尻の割れ目の上にある骨の仙骨にカイロを貼って、前と後ろからカイロをサンドイッチして温める方法が効果的です。

前後ろ両方に貼る事で熱を逃がす事なく骨盤全体をしっかり温める事が出来るので、冷え切ったお尻の脂肪もしっかり温まります。

また併用してお尻と太ももの境目に湯たんぽを置いて眠る習慣を付けると、一晩かけて皮下脂肪の奥にあるしつこい冷えまでしっかり温める事が出来ます。


お風呂はぬるめにじっくりと!体もお尻もぽっかぽか

酷い冷えが辛い、身体がだるいと言った悩みは、お風呂で解決しましょう。

最初にかけ湯で身体にお湯を慣らしたら首までしっかり浸かって5分ほど温まった後、腰までの半身浴で更に10分程温まります。そして身体洗いや休憩を入れて一度ほてりを取った後、再度首まで5分ほど浸かると身体の芯まで温まる事が出来ます。

しかし熱いお風呂は身体が馴染もうと却って冷えを促進するので、冷えを解消する為には38℃~40℃の心地良く感じる温度が適切です。少しぬるいと感じる温度に入浴剤を入れて、ゆっくりお風呂に入りましょう。

就寝1~2時間前にぬるま湯につかりましょう。足湯だけでも構いません。ただし、熱いお湯などでしっかり温まってしまうと、身体の内部の温度が上がり、反対に寝つきが悪くなってしまうので注意が必要です。

http://www.skincare-univ.com/article/015431/

ふくらはぎからお尻へのマッサージで血流改善

お風呂でじっくり温まった後はお尻の血流がぐっと良くなる、下半身からお尻にかけてのマッサージが効果的です。

足の指を一本一本回す様にほぐしたら、ふくらはぎを揺らして血流を流します。その次は太ももですが、太もも上部の内側は鼠径リンパ節と言って下半身で一番太いリンパが流れています。その為、さする、叩く、揉み解すの3段階で徹底的にリンパの詰まりを除去しましょう。

そうして太もものリンパをほぐしたら、お尻と太ももの境目を骨盤から股にかけてマッサージします。最後はお尻の肉をプルプル揺らす様に摘んで左右に揺らせば、じんわりと温まって血流が良くなったのを感じます。


根本的に解決するには?お尻を動かし筋肉をつける!

こんな冷たいお尻はもう嫌!根本的にお尻の冷えを解決したい!と言う人に最も効果的な対策法は、お尻に筋肉を付ける事です。なぜなら冷えたお尻を守ろうと皮下脂肪が付き、その皮下脂肪が冷えを促進すると言う悪循環は、熱を産みだす筋肉を付ける事で解決するからです。

お尻周りを動かして筋肉を付け、熱を生み出す筋肉でお尻を冷やさない→皮下脂肪が付かない→冷えずらいと言う良いサイクルに変えて、冷え知らずにあったかお尻を目指しましょう。

ウォーキングは大股でお尻を意識

お尻の筋肉を効率良く付ける為には、大股を意識して歩くと良いです。大股で歩くとお尻は左右に揺れるのでお尻の筋肉が鍛えられる上、リンパの滞りがちな太もも内側も同時に鍛える事が出来ます。

足の親指に力を入れ、前を向き、腕を振って、大きく左右に足を踏み出しましょう。週に2-3日程度でいいので、一日20分以上のウォーキングを3ヶ月程続けると、脂肪が燃焼されて筋肉に変わります。

階段の昇り降りはお尻に効く!

自然と片方の足を上げる事になる階段の昇り降りは、お尻の筋肉にとっても効果があります。普通に昇り降りするだけでも十分効果は期待出来ますが、もっと効果が欲しい人は、階段に足を置く度にかかとを地面にしっかり付ける方法が良いです。

かかとを付ける事で一度お尻がさがった状態からグイッとお尻が上がるので、お尻の筋肉を上下に大きく動かす事が出来、お尻の筋肉が鍛えられます。

「お尻歩き」はシェイプアップにも効果大!

お尻のヒップアップも期待できるお尻歩きは、筋肉を付けると共に皮下脂肪が燃焼出来る、まさに一石三鳥の方法です。やり方は簡単、床に両足を伸ばした状態で座ったら、右の骨盤、左の骨盤を左右に前に出す様な感じでお尻で歩きます。

10歩前に進んだら10歩後ろに下がる、これを1セットとして一回3セット、一日2回行うと、冷え知らずでキュッと上向きの引き締まったお尻が手に入ります。


体を温める食べ物はお尻も温める

家電製品が充実した日本では一年中冷たい食べ物、飲み物が手に入りますが、お腹が冷えると脂肪が付いてお尻が冷えやすくなってしまいます。その為生姜やにんにく、唐辛子の冬に取れる根菜類や暖かい食べ物、飲み物でお腹を温め、積極的にお腹を温めましょう。

身体を温める根菜類がたっぷり取れる鍋がヘルシーなのに栄養素が高く身体が温まるので、お尻を冷やす脂肪を付けたくない人も打ってつけの料理です。


冷え性対策の漢方はお尻の冷えにも効く!

漢方の世界では身体を動かすエネルギー、身体に栄養を与える血、潤いをもたらす水の3つのバランスが取れた状態を健康としています。よって水分を多く含む皮下脂肪に囲まれた冷えは漢方の世界では水のバランスが悪いとされ、病気の手前である未病の状態となります。

この未病を改善するするにはどこがどの様に冷えるかを見極め、自分にあった漢方を選ぶ事が大切です。お尻の冷えが気になる場合は、お尻周りの脂肪に含まれる水分を除去する、水毒に効く漢方が効果を発揮しますす。

手足の冷えが強いなら?当帰四逆加呉茱萸生姜湯(トウキシギャクカゴシュユショウキョウトウ)

手足の冷えが強い抹消冷えタイプの水毒がある人は、当帰四逆加呉茱萸生姜湯が効きます。

桂皮、 呉茱萸、大棗、生姜他全部で10種類の成分が入った当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、体を内側から温めて熱を作る手助けをしてくれるので、手足が冷える末端冷え性の身体の隅々まで血を運んで冷えを改善させてくれるのです。

体の冷えによって、しもやけや頭痛、腰痛などの痛みを生じることがあります。命に直結する症状ではないものの、これらは日々の生活に大きな影響を与えます。そこで、これらの疾患を緩和するために使用される漢方薬として当帰四逆加呉茱萸生姜湯(とうきしぎゃくかごしゅゆしょうきょうとう)が知られています。当帰四逆加呉茱萸生姜湯には、血液の流れを改善して体を中から温める作用があります。これにより、冷えによって起こるさまざまな症状が改善されます。

http://kusuri-jouhou.com/crude/toukishigyakuka.html

月経不順にも効果がある当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)

下半身やお腹周りの内臓が冷えている人は 茯苓、白朮、 芍薬他全部で6種類の成分が入った当帰芍薬散が効果を発揮します。下半身が冷えは水分を溜め込みやすくなってしまうので、最初に利尿作用で余分な水分を取り除いてから血の巡りを良くするのです。

水に邪魔されずに効率良く下半身の血流をアップさせる事が出来るので、月経不順や不妊と言った婦人科系疾患の改善が期待出来ます。

当帰芍薬散は、主に女性特有の慢性症状に処方される漢方薬です。月経困難や冷え性、浮腫などに効果的で、妊娠中の女性の安定剤として使われることも多いです。不妊や産前産後、また流産後の体調回復に効果があるとされます。妊娠中の体調維持にも使われます。血の巡りをよくすることで、体の隅々に血を行き渡らせて体を温め、冷えを解消します。それと同時に余分な水分を排出し、浮腫や水太りを解消します。

http://mentalsupli.com/kanpo/kanpo-mental/toukisyakuyakusan/

体力のない人には桂枝加朮附湯(ケイシカジュツブトウ)

冷えて身体の節々が痛い、体力が無いと言う人には、芍薬、附子、蒼朮他全部で7種類の成分が入った桂枝加朮附湯が効果的です。鎮痛作用のある漢方が身体の痛みを取り除いた後に血流の改善を促すので、節々の痛みが改善され、体力が戻ります。

桂枝加朮附湯は体力がなく、手足が冷えてこわばる方の関節痛、神経痛を改善します。水分の代謝を調整し、痛みを鎮める働きがあります。冷え症で特に寒冷により症状が増悪する方に適しております。 本剤は漢方処方である桂枝加朮附湯の生薬を抽出し、乾燥エキスとした後、服用しやすい錠剤としました。

https://health.goo.ne.jp/medicine/J0601009096

冷たいお尻を放置しない!まとめ

普段気にする事が少ないお尻ですが、お尻の冷えには様々な疾患が隠れています。

特に女性は下半身の内臓が冷えてますよのサインなので、これからはお尻を温める活動、尻活で健康な下半身を手に入れましょう。

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