糖質制限中でも低糖質アイスなら大丈夫!
日本人は一年を通してアイスクリームを食べる人が多いですね。日本アイスクリーム協会の2014年の調査結果では、日本は1人あたりのアイスの消費量が世界で17位ということです。
また、糖質制限ダイエットをする人も今増えていて、ダイエット中でもアイスクリームを食べたいという人は多いはずです。一般的なアイスよりも糖質が少ない【低糖質アイス】なら安心して食べられると思うので、こちらについて調べてみました。
糖質が20g以下のアイスも多く販売
一般的なアイスクリームの糖質量は一食当たり20%を越えているのがほとんどです。
低糖質アイス、ローカーボアイス、糖質オフアイス、などをキーワードに検索をすると、100を超える商品が見つかります。
例えば、パーソナルトレーニングジムのライザップでも、低糖質アイスの通信販売をしていますが、その糖質量はどれも5.9gしかありませんので、糖質制限ダイエットをしている人にはうれしいですよね。
ただ、糖質制限ダイエットをしている人には、ありがたいアイスなのですが、食品アレルギーのある人には注意しなくてはいけません。原材料に〝おから〟が使われているアイスがあり、大豆アレルギーの人にとっては危険な食品に該当します。
他の多くの低糖質アイスにも、材料に、豆乳、豆腐、おから、などが表記されているので、低糖質アイスを選ぶときは、原材料の一覧をよくチェックしておく必要があります。
糖質オフのアイスを食べよう
一般的なアイスに糖質量が多い理由は、主な原料が牛乳と砂糖だからと言えます。牛乳250gに対して砂糖の量は75g、牛乳に含まれる乳糖は100gで約4.8gですから、糖質制限中だとすぐに1日の糖質量をオーバーしてしまいます。
糖質オフのアイスの大きな違いは、「砂糖」が含まれていないか、ごくわずかの量しか使われていない点です。砂糖の代わりに、ほとんどがエリスリトールを使っています。
エリスリトールはたくさん摂りすぎるとお腹がゆるくなる可能性がありますがほかに、大きな危険性もないので安心して糖質制限ダイエット中でもとれます。
もし家庭で自家製糖質オフアイスを作るなら同じようにエリスりトールを使えばよいですね。(ラカントSといって、羅漢果の果汁とエリスリトールの混ざった甘味料もあります)
糖質制限でおすすめのコンビニのアイス
コンビニで買える低糖質アイスがどんどん増えています。低糖質にこだわってキャンペーンを始めたブランドも出てきました。実は低糖質だったのに話題になっていなかった。というアイスもありました。代表的なブランドとおすすめアイスのいくつかをご紹介します。
表示が炭水化物となっているものはそのまま表記します。炭水化物から食物繊維を引いたものが糖質になるので、さらに量は少ないと判断できます。
ガリガリ君ソーダ味
赤城乳業さんの大ヒットアイスですが実は低糖質アイスでした。全体量が110mlで炭水化物は18.1gしかありません。ただ、アレルゲンの表記にリンゴが入っているのでアレルギーの人には注意ですね。
ガリガリ君コーラ味
ソーダ味と並んでよく見かけるガリガリ君ですが、こちらの方が糖質が少なく、炭水化物が11.6gです。こちらもアレルゲンにりんごが書かれています。
ガリガリ君グレープフルーツ味
同じ柑橘系でグレープフルーツ味のガリガリ君です。他のガリガリ君は、どれもアレルギー表記があるのですが、このグレープフルーツ味にはアレルギー表記がありませんでした。気になる炭水化物量は18.1gでソーダ味と同じでした。
糖質制限でおすすめのハーゲンダッツのアイス
アメリカのアイスクリーム会社のハーゲンダッツは、日本にも多くのファンがいますね。このブランドのアイスも低糖質で、しかも、ラクトアイスではなくてアイスクリームの種別に入っていて添加物なしの本物のアイスクリームで、おすすめです。
ハーゲンダッツ バニラ
内容量が120mmlのミニカップは、ちゃんとしたアイスクリームなので含まれている乳脂肪分の量が多くなり、カロリーはやや高めです。でも炭水化物で19.9gしかありません。
ハーゲンダッツ マカデミアナッツ
2016年3月から発売開始された新商品で、ナッツが加わっているので、バニラよりも少しだけカロリーが高めです。炭水化物だけを見てみると、19.3gとむしろ少なめなことが分かります。
糖質制限でおすすめのグリコのアイス
江崎グリコでは、低カロリーで低糖質のアイスが、コンビニでも買えるアイスとして登場!低糖質アイスがますます増えていきます。糖質も10グラム以下のアイスばかりなので、糖質制限ダイエット中の人には嬉しいですね。
カロリーコントロールアイス スイーツ ガトーショコラ味
カップに入っているアイスです。分量が135gなのでハーゲンダッツやライザップのアイスよりもやや多めです。このカロリーコントロールアイスのジャンルに入っているアイスは全てカロリーが80kcalです。糖質の量はわずか10.5gしかありません。
カロリーコントロールアイス 80kcal チョコモナカ
モナカの中にクランチのチョコが入っているアイスです。カロリーコントロールアイスのコンセプト通り80kcalです。全体量が82mlですから、今までのアイスの中では一番量が少ないと言えます。それも理由なのか糖質の量はやや少なめの10.1gでした。
糖質制限でおすすめのシャトレーゼのアイス
世界中に店舗展開をしている日本のスィーツブランドですが、「やさしい糖質生活」というシリーズの中で2種類の低糖質アイスを販売しています。店舗が近くに無くても、通信販売でも買うことが出来ます。アイス以外の商品も取り扱っています。
やさしい糖質生活アイス バニラ
ラクトアイスではなくてアイスミルクなのでラクトアイスよりもちょっと乳脂肪分が多めです。全体量で110mlです。炭水化物の量は8.5gですが、体の中に吸収されないとされているマルチトールを除くと糖質はわずか5gです。※アレルゲンに大豆が書かれています。
やさしい糖質生活アイス 宇治抹茶
バニラと同じように、カロリーは78kcalです。炭水化物の量も全く同じで8.5gですが、マルチトールを除くと糖質は5gです。こちらのアイスにもアレルゲンに大豆が書かれていますが、卵は使っていないようです。
糖質制限中にアイスたくさん食べてしまった場合
糖質制限中でも美味しいものは楽しみたいです。ついうっかりたくさん食べてしまったという時にも解決策が無いわけではありません。いくつかのヒントをご紹介します。
たまにであれば大丈夫!
厚生労働省の指針を参考にして、農林水産省が作った一日の摂取カロリーと炭水化物の説明はとても分かりやすいです。ぜひチェックしてみてください。ちゃんとおやつも入ってます。食べ過ぎてしまったのかどうかを確認することで、気持ちのリセットに役立ててください。
次の食事を減らす方法も
思ったより食べてしまった、と言う時にリセット出来る方法もあります。管理栄養士さんが説明して下さっているページがあるのでチェックしてみましょう。食べてしまったと思っても、そこから48時間で調整することをで手遅れを防げます。
ダイエットをしている方は運動して燃焼しよう
一番確実な方法は、プロのトレーナーに教えてもらいながら運動をする事ですが、そのチャンスが無い時もあります。単純に消費したカロリーを自分が動いた内容と時間から計算できるサイトも増えてきました。
毎日の家事もお買い物で歩くときも、すべてが運動と考えると、最近の携帯のアプリなども活用できますね。