美容成分プラセンタが「うつ」にも効くって本当?
プラセンタは美容効果で有名ですが、うつ病にも効果があります。うつ病の判断基準、プラセンタとは何か、更にうつ病と自律神経やホルモンバランスの関係・産後と更年期障害によるうつ病の関係について紹介します。
「うつ」かもしれない
うつ病の症状は身体の不調から始まって、精神的な不調が徐々にあらわれ始めます。
身体面にあらわれる症状
・不眠
・食欲不振
・頭痛、肩こり
・だるさ、めまい、発汗
・生欲減退、生理不順
精神面にあらわれる症状
・やる気が起きない
・憂うつになる
・イライラ
・判断力の低下
・思考力の低下
・無感動
・集中力がなくなる
・身振りや話し方がゆっくりになる
・よくつまずく。階段を踏み外す
・記憶力の低下
・自分は無価値だと思う
プラセンタとは・・・
プラセンタは主に、ヒト・ウマ・ブタの胎盤エキスのことをいいます。出産後に回収された胎盤から抽出したものを、注射・サプリメント・ドリンクにしています。衛生管理や加工工程はしっかりしていて、今まで深刻な副作用は起こっていません。
美容効果はもちろん、育毛や更年期障害の改善にも効果があります。アンチエイジングしたい、薄毛をなんとかしたい、更年期障害がツライといった悩みのある人に人気があります。
自律神経・ホルモンバランスを整えるということ
自律神経やホルモンバランスの乱れは、うつ病の原因になります。うつ病は脳の病気です。ストレスを感じると脳の視床下部が、自律神経とホルモンの分泌に影響をあたえます。自律神経は、交感神経と副交感神経のバランスが良くないと正常に働きません。
ストレスが原因で自律神経が乱れると、ホルモンバランスまで乱れます。自律神経とホルモンバランスは視床下部が制御しているので、どちらか一方に異常があると両方とも調子が悪くなってしまいます。
産後・更年期障害と「うつ」
産後や更年期障害で、うつになるケースが多いといわれています。産後うつ病は出産後の女性ホルモンの変化や、育児ストレスなどが理由です。更年期障害でなるうつは、女性ホルモンの減少が原因のことが多いです。
うつ病・自律神経失調症・不眠症に対するプラセンタ療法の効果
自律神経の乱れで起こる、うつ病・自律神経失調症・不眠症にプラセンタを使った治療法が注目されています。
抗うつ剤治療のメリット・デメリット
抗うつ剤にも種類がありますが、「NaSSA」という種類のメリット・デメリットはどんなことでしょうか。メリットは抗うつの効き目が高いことです。デメリットは飲み始めに眠くなってしまうことや、太ってしまうことです。
他の抗うつ剤の副作用では、吐き気・めまい・過呼吸が起こるものもあります。
プラセンタ療法が今注目されている理由
プラセンタ療法は副作用がありません。サプリメントやドリンクなら、病院に通わなくても手にはいるので、ストレスなくプラセンタを飲むことができます。さらに、抗うつ剤で治りにくい症状にも効果があります。
プラセンタ療法の種類
プラセンタ療法にはサプリメント、ドリンク、プラセンタ注射の3通りがあります。サプリメントとドリンクは注射に比べて即効性はありませんが、注射するには通院しないといけないので、手軽に摂りたい人には便利です。
サプリメントとドリンクでは、ドリンクの方が即効性が高いです。プラセンタ注射は医療機関でできますが、うつ病の治療薬として保険を使うには条件があるので、保険が効かない場合注射を打つところによって料金はまちまちです。
プラセンタ療法の効果
プラセンタは、うつ病にはどんな効果があるのでしょうか?プラセンタの効果の1つのホルモンバランスを整えることで、自律神経を正常な状態に戻し精神が安定します。
つらいうつ病の治療にプラセンタは試す価値アリ?
プラセンタはうつ病を治す以外に、どんな効果があるのでしょうか。プラセンタでうつ病は本当に治るのか、実際にうつ病治療にプラセンタを使うなら、どのプラセンタがいいのでしょうか。
プラセンタの女性に嬉しい効果まとめ
プラセンタに期待される効果
・活性酸素の除去によるエイジングケア効果
・コラーゲンの生成
・美白効果
・保湿効果
・血行の促進と皮膚の再生促進
女性なら注目のプラセンタの効果といえば、アンチエイジングや美肌効果ですね。肌を細胞レベルで活性化させる成長因子は、プラセンタからしか摂ることはできません。乾燥肌や肌のハリ、シミやシワ、さらには冷え性にも効き目があります。
更年期障害の治療薬として認められているので、保険が使えます。うつ病で注射するときも、更年期障害が原因の場合は保険がききます。
どのプラセンタがいいの?
プラセンタには抗うつ剤ほどの即効性はないので、続けて摂る必要があります。方法は注射かサプリメント、もしくはドリンクです。注射ならメルスモンという種類が、ホルモンに作用する効果が高いです。
サプリメントやドリンクで取り入れるなら、プラセンタオンリーのものが良いですよ。
プラセンタの他にも出来ること・・・うつの改善方法・対策
プラセンタ以外でも簡単にできる、うつ病の改善方法・対策にはどんなことがあるでしょうか。うつ病についての知識を知っておくことも必要ですね。
大切なのは自分のペースでゆっくりひとつひとつ解決していくこと
・生活リズムを整える
・うつ病について理解する
・集団の中でコミュニケーションをとってみる
まずは、きちんと時間を決めて起きる・眠るところから始めましょう。うつ病を知ることも大事です。いつまでも閉じこもっていては回復しないので、グループコミュニケーションをしてみましょう。
うつは治る病気です
うつ病は自分に合った治療法や、ストレスの原因を解決すれば治る病気です。諦めずにゆっくり治しましょう!自分に合わないと思ったら治療法を変えてみたり、どんな時に具合が悪くなったかをメモしたり、まずは医者に相談してみてください。
自分でも気づかないうちにストレスになってしまっている場合は、客観的に自分を分析してみることも大切です。ひとりで悩まないことが大切ですよ。必ず解決の糸口は見つかります。
「定型うつ」と「非定型うつ」を知ろう
定型うつは昔からあるうつの症状のことです。非定型うつは新型うつともいわれて、パニック発作を起こすケースもあります。
・「定型うつ」
別名「メランコリー型うつ」は、特に朝が調子がわるく、具合のわるい状態がずっとつづく、ご飯をあまり食べない、たびたび倦怠感があるのが特徴です。
・「非定型うつ」
情緒不安定で、特に調子がわるいのは夕方~夜です。感情の浮き沈みが激しい、ご飯をたくさん食べる(甘いお菓子をよく食べる)、とても強い倦怠感があるのが特徴です。
うつの改善に効果的な食事・栄養素
トリプトファンの入っている食事を摂ることが、うつ病の改善方法・対策になります。他にもビタミンB6やマグネシウムやナイアシンも効果があります。
トリプトファン
・卵
・魚類(カツオ・マグロの赤身)
・乳製品(ヨーグルト・牛乳・チーズ)
・大豆製品(醤油・味噌・豆腐・納豆)
・ナッツ類(ゴマ・カシューナッツ・ヒマワリの種)
ビタミンB6
・ニンニク
・肉(牛レバー・鶏ひき肉・鶏レバー)
・マグロ(びんなが・赤身・脂身)
・酒粕(粕汁・甘酒)
マグネシウム
・あおさ
・干しひじき
・きな粉
・ナッツ類(ゴマ・ヒマワリの種・アーモンド)
ナイアシン
・たらこ(生のもの)・明太子
・カツオ
・マグロ(びんなが・きはだ・赤身)
・肉(豚レバー・牛レバー)
簡単に作れるものでいいので、毎日できるだけ摂るようにしましょう。
トリプトファンは、1日に体重×2mgを目標に摂ると良いですよ。