シャンプーの選び方と効果について紹介しているので参考にしてくださいね。
薄毛の人の頭皮は乾燥しすぎて頭皮がシワシワ
シャンプーを毎日使う人は多いですが、「シャンプ―なんて安ければ何でもいいや!」と思っていませんか?
シャンプーの選び方は薄毛や頭皮の炎症対策にも大きく関わってきます。シャンプーで今までトラブルもないし、セールで安かったからと買ってきて使ったシャンプーで痒みがでたり、フケがでたりすることがあります。
化粧品でもあるように、痒みやフケはシャンプーの洗浄力が強すぎたりして頭皮に合っていないということです。その時の頭皮の状態は乾燥してカサカサになっています。顔もファンデーションがのらずに粉をふいたような状態になるときがありますよね。
そんな時は必死に保湿をする人が多いでしょう。頭皮も同じ状態なので、しっかりと保湿をする必要があります。頭皮は自分では見えにくいのでつい二の次になりがちですが、健康な頭皮じゃないと健康な髪は生えてこないので、頭皮ケアは大切です。
現在日本の女性で薄毛に悩む人は約1,700万人もいます。実に女性の3人に1人が薄毛で悩んでいるということですね。中年だけでなく若い人も含まれています。
薄毛の原因の1つが乾燥です。
カラカラに乾燥して、草も生えないひび割れた土地をよく「不毛の大地」なんて言いいますが、髪にも同じことが言えます。頭皮が乾燥してシワシワになっていたら、生えるものも生えにくいですね。
- 季節での乾燥
- シャンプーでの乾燥
- 直射日光での乾燥
- ヘアケアでの乾燥
季節での乾燥
頭皮が乾燥しやすい季節は冬です。温度や湿度によって乾燥しやすくなります。冬は唇が切れたり、肘や膝がカサついたりするように、頭皮も例外ではありません。
シャンプーでの乾燥
間違ったシャンプーの仕方をしていると、必要以上に頭皮の皮脂を取って潤いが保てずに乾燥してしまいます。
直射日光での乾燥
日焼けをすると肌がカサつくように、頭皮も日中外で直射日光に当たると乾燥してしまいます。日差しが強い日は帽子や日傘で予防しましょう。
ヘアケアでの乾燥
間違ったヘアケアで頭皮の健康状態が悪くなって乾燥してしまいます。ドライヤーの使用方法1つにとっても正しいヘアケア対策がありますよ。
頭皮は乾燥すると硬くなってしまい、血行が悪くなるので毛根に酸素や栄養素がきちんと運ばれません。結果健康な強い髪が育つことができずに、薄毛につながってしまいます。乾燥=薄毛の敵と意識しておいた方がいいですね。
頭皮の炎症やトラブルを起こしてしまう原因とは?
頭皮が乾燥すると皮脂欠乏性皮膚炎という皮膚炎の発症リスクも増えてしまいます。乾燥によって頭皮のバリア機能が落ちて、湿疹が出たりかゆみが出たり、痛みも発生したりします。
頭皮が乾燥する原因で加齢は大きな要因の1つです。年齢が進むと皮脂分泌がうまくいかなくなったり、保水が不十分になり頭皮が乾燥しやすくなります。コラーゲンの生産能力も落ちてしまうので、やはり乾燥の原因となります。
シャンプーなどで過度に皮脂を取り過ぎてしまうことも原因になります。皮脂の分泌によって頭皮がべたついたり嫌な臭いが発生するのを気にして、朝と晩に1日に2度もシャンプーしたり、気付かずに洗浄力の強すぎるシャンプーを使っていると、余計な皮脂まで落としてしまいます。
皮脂はもともと頭皮の潤いをキープしてくれる働きをします。雑菌を倒す重要な役目もあるので、皮脂を必要以上に取り過ぎないことが大切ですね。
シャンプーを変えたら頭皮の乾燥が変わる!どんな選び方をする?
頭皮を乾燥を避けるためには、頭皮にやさしいシャンプーを選ぶことが大切です。
- 高級アルコール系・・・洗浄力が強い
- 石けん系・・・・・・・洗浄力が強い
- アミノ酸系・・・・・・洗浄力が弱め
「高級アルコール系」のシャンプーは、比較的安く売られています。安いのはありがたいですが、このタイプは洗浄力が高いので、皮脂を落とし過ぎてしまいます。
成分表に「ラウリル硫酸」とか「ラウレス硫酸Na」などと書いてあったら、皮脂除去能力が高すぎるので注意しましょうね。
「石けん系」シャンプーも「高級アルコール系」のシャンプー同様に皮脂をけっこう取ってしまいます。「脂肪酸ナトリウム」や「脂肪酸カリウム」と表示されているのでチェックしてみましょう。
「アミノ酸系」シャンプーは、洗浄力が比較的弱めなのですが、逆に言えば皮脂を取り過ぎないので理想的です。シャンプーを選ぶときはアミノ酸系のものを選ぶ方が頭皮にはいいということですね。
毎日しっかり頭皮ケアできるアミノ酸シャンプーです。
「高級アルコール系」「石けん系」の2タイプのシャンプーのような洗い上がりの爽快感を感じないかもしれませんが、皮脂を落とし過ぎていないということになります。
皮脂はもともと味方として活躍してくれるものなので、頭皮にやさしいシャンプーを選んで、皮脂とうまく付き合いながら頭皮ケアをしましょう。