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女性ホルモンを増やすには漢方がおすすめ!体質から変えて悩み解消しよう!副作用まで解説

乱れた女性ホルモンを整える!漢方って何??

漢方薬で更年期障害対策

漢方は、今起きている不調から全身の状態をみて、体の調子を整えて症状を治していく、という考え方の伝統医学です。西洋医学では、データを見て異常がなければ病気と診断されずに、とりあえず症状をおさえるための薬を処方されて終わりということもたくさんあります。


漢方では、データに現れない体の不調を、原因からとりのぞいて症状をおさえる治療方法をしているんですよ。また、漢方では「体には生命活動を整える気・血・水があり、それらのバランスが乱れることで体の不調が現れる」という考え方をしています。


漢方でいう「気・血・水」の「気」は自律神経などの神経系、「血」は血液、「水」は血液以外の体液のことです。また、漢方の治療では体全体の印象をあらわす「証」を基本にして薬を処方していきます。患者さんの体質や内臓機能の状態によって、症状の現れ方は違います。


「証」を間違えてしまうと、薬の効果が出にくかったり、副作用の原因になったりすることもあります。そこで、お医者さんは五感を全部使って、慎重に全身の状態を確認したうえで漢方を処方していきます。


5~20種類の生薬


体調が悪いときに病院に行ったら、たくさんの薬を出されたことはありませんか?西洋医学では症状に合わせて薬を出していくので、症状がたくさん出ていると、それだけ飲む薬の種類や量は増えていきます。


漢方ではその患者さんの全身状態をみて漢方薬を処方するので、いろいろな症状が出ていてもあまり多くの薬を飲む必要がありません。


同じ病気でも、ひとりひとり体の状態や症状の出方は違いますよね。漢方では患者さんの全身の状態や体質に合わせた生薬のブレンドが処方されます。生薬とは、人間の健康に役立つ成分が含まれた、植物や動物の骨などでつくる薬のことです。


漢方で使われる生薬は5~20種類の健康成分をブレンドしてひとつの薬にまとめているので、特定の症状だけではなく全身に効きめがあるようになっています。そのため、処方される薬は1種類か2種類で済むことが多いです。漢方薬は、オーダーメイドの薬ともいえますね。


もともとは生薬をブレンドして、直接健康成分を煮出していました。最近はあらかじめブレンドされた生薬をエキスとして凝縮し、のみやすい顆粒か錠剤になっているものを処方されることがほとんどです。


症状原因に効き根本的に解決


漢方ではまず、不調の原因になっている体からのサインをみつけて、そのサインを治して症状の改善につなげていきます。そこで、病院では今出ている不調とは関係なさそうな問診をされたり、目、舌、お腹、脈などを見せたりすることもあるんですよ。


女性特有の症状が得意分野


女性の体は漢方でいう「気・血・水」が滞りやすく、ちょっとしたことで女性ホルモンのはたらきや自律神経が乱れてしまいます。


女性は生理、妊娠、分娩と出血をくり返していくので、血液の流れ方が周期的に大きく変わっていくんですよ。そして、ちょっとしたことで血のめぐりが悪くなり、冷え性やのぼせ、頭痛、肩こりなど全身のどこかに不調が現れます。


そのため、体のバランスを整える漢方は女性の病気にとても効果があります。特に骨盤の近くは血流が悪くなりやすく、血流が悪いことで子宮や卵巣が冷えて、ひどい生理痛や排卵障害に悩まされる人も多いです。また、更年期障害の症状にも影響がでます。


漢方は女性ホルモンや自律神経のはたらきを良くしたり全身の血行をよくしたりするはたらきがあるので、女性にとても効きやすいんですよ。ちなみに、婦人科の95%は漢方の治療を取りいれています。また、副作用が少ないので、妊娠中の不調にも対応できます。



基礎体温も重要!女性ホルモンを増やす漢方の治療方法


あなたは基礎体温を測っていますか?基礎体温を測って、自分の生理周期を知ることは女性ホルモンを増やす方法としてとても大切です。


基礎体温は日によって少しずつ変動しているので、小数点第2位まで測れる婦人体温計を使います。注意点は、朝目がさめてすぐに、おふとんの中で測ることです。体を起こすと基礎体温が変わってしまうので目がさめた段階ですぐに測りましょう。


基礎体温によって生理周期やホルモンバランスの状態がわかるので、普段から基礎体温を測っておくと、婦人科で漢方治療をしてもらうのもスムーズに進みますよ。


基礎体温を測るのも治療


基礎体温は生理周期にあわせて低温期と高温期にわけられます。生理がはじまった日から排卵日までの約2週間が低温期で、排卵日から次の生理の前日までの約2週間が高温期です。


基礎体温の低温期と高温期の差は0.3~0.5℃で、ホルモンバランスが整っていれば排卵日をはさんで約2週間ずつ、低温期と高温期のメリハリがつきます。


不規則な生活などでホルモンバランスが乱れていると、低温期と高温期のバランスが悪くなったり、低温期と高温期の基礎体温の差が乱れたりしてメリハリがつかなくなります。


ホルモンバランスの乱れは生理不順や排卵障害などが起こりやすくなってしまうんですよ。まずは基礎体温をつけて自分のホルモン状態を知ることが、漢方治療の第一歩になります。


漢方での体質改善はゆっくり


漢方は、まず症状が起こる原因を体から取りのぞいていくので、すぐに効くわけではありません。ただ、病気の原因そのものをゆるやかに改善していくので、だんだん体の調子がよくなっていくことを実感していきます。


また、体質そのものを改善してくれるので、同じ症状は起こりにくくなりますよ。たとえば、ひどい生理痛で悩んでいるという人でも、女性ホルモンを整える漢方を飲み続ければ体質自体が改善されて、生理痛がラクになっていきます。


2週間から3ヶ月で効果が出やすい


漢方はおだやかに効果があらわれるので、確実に効果を実感できるまでには最低でも2週間くらいかかると考えたほうがいいでしょう。それでも、完全に体になじんでいることを確認するには3ヶ月くらいは様子をみることになります。


西洋医学の薬に慣れていると、効きめがなかなか現れないと心配になってきますよね。でも、少し我慢して効きめが出てくるのを待ってみましょう。



生理不順や更年期障害にも効く!女性ホルモンを増やす漢方はこれ!


女性ホルモンが減ると生理不順になったり、更年期障害に大きな影響が出たりします。特に更年期障害で女性ホルモンが減って卵巣機能のはたらきが悪くなると、生理のトラブルやのぼせ、イライラ感など体のあちこちに不調があらわれます。


更年期障害がひどければ病院でホルモン注射をしてもらうこともできますが、閉経後に骨粗しょう症になるおそれがあります。そこで、漢方で体の負担を少なく、女性ホルモンを増やす治療がオススメです。


桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)


桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)は全身の血行を良くして、体の冷えを改善し、冷えが原因ののぼせや腰痛などに効果があります。冷えて血のめぐりが悪くなるとひどい生理痛や生理不順、不正出血などの症状があらわれる子宮内膜症になる可能性もあります。


子宮内膜症は不妊の原因にもなり、ひどくなると卵巣や子宮を手術で取りのぞくことにもなりかねません。漢方での治療は、病気そのものよりも生理痛などのつらい症状をやわらげることがメインです。でも、飲み続けているうちに病気自体が改善されることもあります。



ニキビや肌荒れ・抜け毛の原因も女性ホルモンが原因だった!効果的な漢方はこれ!


女性ホルモンが少なくなって血の流れが悪くなると、ニキビや肌荒れ、抜け毛も起こりやすくなります。月に1回の生理があると普段とは血の流れが変わって、全身に血が行きわたらず体のどこかで滞ってしまいます。


全身に血液が送られないと皮膚や髪の新陳代謝がうながされなくなり、ニキビなど肌荒れや抜け毛につながります。また、疲労やストレスなどで自律神経の乱れとホルモンバランスの乱れが起こることも、肌荒れや抜け毛の原因です。


当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)


当帰芍薬散(とうきしゃくやくさん)は体をあたためて全身の新陳代謝をうながすはたらきがあるので、体から余分な老廃物を排出しやすくなります。そのため、冷え性、貧血、むくみなどの女性がなりやすい体の不調に効果が高いです。


また、当帰芍薬散は新陳代謝を活発にして女性ホルモンの分泌効果を高めてくれるはたらきがあります。新陳代謝が悪くて筋肉が少なく、疲れやすい体質の女性には特に向いている漢方です。



頭痛も女性ホルモンを整える漢方で治る!

40代 疲れ 頭痛 女性

ストレスなどで自律神経と女性ホルモンのはたらきが乱れると、ひどい頭痛が起こることもあります。頭痛は血のめぐりが悪くなり、脳まで必要な酸素や栄養素が運ばれなくなることでおこります。特に、更年期には女性ホルモンの分泌が低くなるので、頭痛が起こりやすいです。


閉経前に女性ホルモンの分泌が低くなることでおこる自律神経失調症のことを更年期障害と呼びます。頭痛も更年期障害の代表的な症状のひとつです。更年期障害でおこる頭痛には、女性ホルモンのはたらきを整える漢方を使うと、つらい症状をやわらげてくれますよ。


加味逍遙散(かみしょうようさん)


加味逍遙散の効果を書いてください。ホルモンバランスを整える効果がある。頭痛、肩こり、倦怠感などに効く虚弱体質で疲れやすい人に向いています。

加味逍遙散(かみしょうようさん)は自律神経の不調にはたらきかけて、女性ホルモンのバランスを整える効果があります。女性ホルモンが減ると頭痛の他にも動悸や肩こり、倦怠感などの症状もあらわれます。そのような神経症状を軽くしてくれます。



女性ホルモンを整える漢方に副作用はあるの??服用時の注意点


漢方は副作用が少ないですが、体に合わなければ副作用が起こることもあります。特に、別のお医者さんから薬を処方されているときには、飲み合わせの注意が必要です。病院で漢方を処方してもらうときは普段飲んでいる薬との飲み合わせを確認してもらいましょう。


漢方薬は「副作用がなくて安心」と思っている方も多いでしょう。漢方薬も薬なので、副作用はありますし、アレルギー反応を起こすこともあります。


食物アレルギーに注意!


漢方は生薬なので、食物アレルギーがある人は、成分によってはアレルギーを起こす可能性があります。以前に食物アレルギーを起こしたことがあれば、お医者さんに処方してもらうのがおすすめです。


健康食品やサプリと併用しない


サプリや健康食品は、成分によっては漢方と相互作用をおこす場合もあるので、併用はしないようにしましょう。サプリや健康食品には特定の栄養素が小さなカプセルなどに凝縮されています。


同じような効果の成分が入っている漢方と併用すると、漢方の効果を弱めたり、ききめが強く出すぎて副作用が出たりすることがあります。サプリや健康食品をとっている人は、お医者さんに相談してから処方してもらいましょう。



女性ホルモンを整えるツムラの漢方は市販でも買える!


漢方を処方してくれる病院では、ツムラの漢方薬を処方されることがあります。でも、薬によっては市販で買えるものもあるんですよ。市販の薬も、病院で処方されるものと成分は同じです。市販の漢方は安全性を考えて、病院で処方されるものとは服用量が違うことがあります。


市販で買えるツムラの漢方の中には、女性ホルモンを整えるはたらきの漢方もあります。ドラッグストアや薬局では、加味逍遥散、桂枝茯苓丸、温清飲(うんせいいん)、桃核承気湯(とうかくじょうきとう)が女性ホルモンを整える漢方として売られています。


お医者さんに処方される薬と同じ成分の漢方を、市販で買えるのは安心ですね。なにか気になる症状があれば、試してみてはどうでしょうか?