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お腹が冷たいのは内臓冷え性!チェック方法から気になる原因・対策と症状・改善方法

女性に多い!内蔵型冷え性とは?


手足は温かいのに何だか寒い。お腹を触ると冷たい!という経験はありませんか?手足が冷たい冷え性と違って、内臓型冷え性は「内臓が冷えている状態」のことを言います。


女性は男性に比べて筋肉量が少なく、血液を全身に巡らせるポンプの力が弱いので内臓型冷え性は女性に多いのです。内臓は手で触れて確認することができない為、自分では気づきずらく「隠れ内臓冷え性」とも言われています。


どうして内臓が冷えるの?


筋肉量が少ないと身体が熱を作り出せず冷えやすくなります。冷たい飲み物や身体を冷やす食べ物を摂りすぎる事も、直接内臓を冷やしてしまいます。生活習慣の乱れから体温を調節している自律神経のバランスが崩れ、うまく機能しなくなる事も原因の一つです。


身体は寒いと感じると手足の血管を縮めて、中心部の体温を保とうとします。交感神経の機能が弱っていると寒い時に手足の血管が収縮しません。そのため皮膚の表面や手足先から熱が外に逃げてしまい中心部の温度が低くなり内臓が冷えてしまうのです。


内臓型冷え性で血流が悪い


内臓型冷え性で血流が低下すると体温も下がります。体温は1℃下がるごとに免疫力は30%以上低下すると言われています。免疫力が下がると体調を崩しやすくなったり、風邪やウイルスに感染しやすくなります。


女性にとって大切な子宮や卵巣も冷えて、不妊婦人科系の病気にもかかりやすくなります。病気予防のためにも早めに内臓の血流を良くして、免疫力を上げることが大切です。


症状なくても内蔵型冷え性かも


身体の表面は温かいのに、腸の温度が低く内臓が冷えている人がいます。


冷えの症状がなくてもひどい肩こりがある、手足がむくみやすい、寝つきが悪く朝起きるのが辛い、肌トラブルが多い、胃腸が弱いなどの症状がある方は、隠れ内臓冷え性の可能性もあるので気を付けましょう。


アレルギー体質だと冷えやすい


アレルギー体質だと腸が冷えやすく、内臓型冷え性になる確率が高くなります。皮膚の表面に炎症があると、そこから熱が逃げてしまうので身体の中心部が冷えてしまいます。


アレルギー体質の方は、皮膚に熱を持っている場合が多いのですが、実は体内に余分な水分が溜まっている状態になっていることがあります。薬も体を冷やす作用があるので、薬を多く飲んでいる方は腸の冷えに気をつけましょう。



内臓が冷えている原因は何?


内臓が冷えている原因は普段の生活習慣にあります。ストレスや疲れが溜まっていませんか?冷暖房の影響でも自律神経の温度調節が上手くいかず体が冷えます。運動不足や偏った食事による栄養不足も内臓の冷えの原因となります。


ストレスや疲れ


ストレスや疲れからくる自律神経の乱れを放っておいてはいけません。自律神経は体の血流をコントロールしています。ストレスや疲れで交換神経が緊張したままだと、どんどん血流が悪くなり身体を冷やします。


ストレス状態が長く続くと、自律神経が寒い時に血管を狭めて熱を保つ機能が働かなくなり、必要な熱が逃げてしまい、体の深部の内臓を冷やします。疲れを溜めないように無理せずお体を休めてくださいね。


運動不足


基礎代謝の18%は筋肉で消費されているので、運動不足によって筋肉量が低下すると基礎代謝が減少し、血行不良になります。筋肉は身体の熱をつくり出す大きな生産工場の役割があるので、筋肉が少ないとつくり出される熱量が少なく冷えやすくなります。


栄養の偏り


ダイエットなどで脂質や糖質を減らし過ぎると、代謝を上げたり身体を温めるために必要な栄養が不足してしまいます。たんぱく質や鉄分、ビタミンB群も不足するとエネルギーをつくることが出来ず、代謝が低下します。栄養の偏りは体を冷やします


冷暖房の影響で自律神経が不調?


自律神経は、人間の体が正常に保てるように体温を調節しています。冷暖房によって外との温度差が激しくなって、急に寒くなったり急に温かくなることは自律神経をとても疲れさせます。その結果自律神経が不調を起こし、温度調節がうまく働かなくなる可能性があります。



あなたは大丈夫?内臓が冷えているかチェックしよう


お腹を触って体温をチェックしてみましょう。冷たくなっていませんか?下腹部が脇よりも冷たい場合は内臓が冷えています。手足は温かいのに平熱が低かったり、顔色が悪くなっている場合も内臓型冷え性である可能性があります。


あなたの体温は冷えてない?


普段からお腹が冷えている人は体温を測ってチェックしてみましょう。自分の平熱を知ることが大事です。理想的な内臓の温度は37.2~38C°と言われています。理想的な体温は36.5C°程ですので平熱が35C°くらいの方は、内蔵型冷え性の可能性があります。

最近こんな症状はない?他にも内臓の冷えをチェック


お腹を触ったり体温を測る以外にも、内臓の冷えをチェックする方法があります。最近風邪を引きやすい、アレルギーが出たなどの症状が出ていませんか?


内臓が冷えた状態では血行が悪く、免疫力が落ちやすくなり、様々な症状を引き起こします。他にも生理痛や生理不順、頻尿や膀胱炎などの症状が出ている場合も内臓や下腹部が冷えている可能性があります。



お腹を触ると冷たいのは内臓が冷えている症状?


内臓が冷えると、代謝が低下することで血流も悪くなり、お腹全体も冷えます。内臓の冷えは、季節による寒さなどの外側からの冷たさでお腹が冷えるのではなく、お腹の内側が直接的に冷えて、体の芯であるお腹が冷たくなってしまうのです。



内臓が冷えていると腹痛や下痢が起こりやすい


内臓が冷えると消化・吸収の働きが鈍くなったり、腸の蠕動運動が低下します。お腹にガスや水分が溜まって便秘になりやすかったり、腹痛や下痢が起こりやすくなります。内臓が冷えると、お腹が冷える→お腹を壊す→内臓が冷えるの悪循環を繰り返してしまうのです。


内臓が冷えていると肌荒れになりやすい


内臓が冷えると代謝が低下し血行が悪くなります。血行不良になると目の下にクマができやすくなったり、シミやにきびなどの肌荒れになりやすくなります。肌荒れ防止と美容のためにも内臓を温めてあげることが大切です。



汗が出ない程度の服装は内臓の冷えを改善する


今流行している服装は昔に比べてお腹周りを温めていないものが多いですよね。食事などでお腹を温めることはとても大切なのですが、外側からも温めてあげることも必要です。


汗が出ない程度の服装が内臓の冷えを改善します。おすすめは腹巻です。ショーツと一体型タイプの腹巻なども販売されているので、冷えを防止するに最適です。


内臓の冷えを漢方で解消しよう


漢方薬には身体を温めたり、自然治癒力を高める働きがあります。身体を温める効能をもつ漢方を上手に活用し、冷えを解消しましょう。人それぞれ体質が違うので効果を高めるために、専門の医師や専門の漢方薬局で処方してもらうことをお勧めします。


大建中湯(だいけんちゅうとう)


お腹が冷えて消化機能が弱っている方にお勧めの漢方です。体を温めて胃腸の働きを高め、腹痛やお腹の張りなどの症状を緩和してくれる効能があります。胃に熱がこもっていたり、炎症がある場合には向きません。


小建中湯(しょうけんちゅうとう)


疲れやすく体力がない、慢性胃炎、夜尿がある方にお勧めの漢方です。冷えからくる虚弱体質の体を強くし、冷えを感じる腹痛を緩和してくれる効能があります。お腹に張りがあったり、吐き気や嘔吐のある方には向きません。



内臓の冷えをツボで改善しよう


三陰交(さんいんこう)
ツボの位置や効果、マッサージ方法について書いてください。

内くるぶしから指幅3~4本ほど上の骨の後ろのへりにあります。冷えに効くツボで有名です。足腰の冷えや痛みの緩和や膀胱炎、月経不順、不妊症、婦人科系に効果的です。左右の親指をツボに重ねて息を吐きつつじっくり押します。


関元(かんげん)


お臍の真下から指3~4本分下がったところにあります。元気が出るツボで有名です。腰痛、下腹部冷え、生理痛、足先の冷え、頻尿、膀胱炎に効果的です。左右の人差し指と中指をツボに重ねて、内臓を圧迫しないように優しくさするように刺激します。


曲泉(きょくせん)


膝を曲げた時にできるシワの内側で一番へこんでいるところにあります。不妊に効くツボで有名です。下半身の冷え、腰痛、生理痛、生理不順に効果的です。ツボと同じ側の手で膝を掴むようにして、親指を使ってじっくり押します。足先に響きが伝わるぐらいの強さが丁度良いです。


血海(けっかい)


膝のお皿の上内側の角から指3~4本分くらい上にあり、足を伸ばしたときにできるくぼみの上端にあります。血の流れに関与するツボで、婦人科系の症状全般、更年期障害、イライラなどに効果的です。ツボ(ふともも)に対して上から垂直にじっくり押します。



内臓が冷えている時はカイロで温めよう


仕事や家事で忙しくてなかなか運動ができないこともありますよね。そんなとき簡単に身体を温めるのにおすすめなのがホッカイロです。体を温めるのに効果的な場所に貼り、カイロで上手に温めて冷えを改善していきましょう。

おへその下


カイロをおへその下(下腹部)に貼りましょう。おへそから指4本分ほど下に丹田というツボがあります。丹田は、精気が集まり気力を充実させる場所です。丹田を温めると自律神経のバランスが良くなり基礎代謝を高めることができます。


仙骨


仙骨にカイロを貼ることも効果的です。お尻の割れ目の上あたりにある出っ張った三角形の形をした骨が仙骨です。脂肪が少ない場所なので、内臓をより効果的に温めることができます。


肩甲骨の左右の間


お腹から離れていますが、実は肩甲骨の間には褐色脂肪細胞という熱をつくりだす脂肪があります。肩甲骨の左右の間にカイロを貼ると、背中の大きな筋肉が温まり効率良く血行を促進してくれるのです。


ウォーキング


運動をしてふくらはぎをよく動かしてあげましょう。ふくらはぎには血液やリンパ液を心臓に戻すポンプの役割があります。ポンプ機能が元気だと心臓にいい血液が巡り新陳代謝が良くなります。


運動は簡単にできるウォーキングがおすすめです。軽くストレッチをしてから行うと効果的ですよ。運動で体温が上がると交感神経が鍛えられます。内臓の冷えの解消にウォーキングなどの運動を継続していくことでが大切です。


冷えを予防する食事


冬の旬野菜はもちろん、土の中に育つイモ類や根菜類、寒い国の産物は身体を温めてくれる性質があります黒い・濃い・暖色の食材を使った食事を増やしましょう。粉末にした乾燥ショウガを入れた紅茶も体を温めてくれます。たんぱく質も熱を発生しやすいので必要です。


体を冷やす食材は地上に育つもの、暑い国の産物、夏に旬を迎える野菜や果物です。冷えた水やヨーグルトも腸を冷やすので、摂り過ぎには注意しましょう。腸内環境を整える発酵食品を積極的に摂って冷えを予防することも大切です。


お風呂で体の芯から温まろう


お風呂はシャワーや半身浴だけでは、身体の芯までは温まりません。41~42度前後のお湯にゆっくり浸かり、時々肩まで浸かった方が芯から温まり血流が良くなります。岩塩や酵素入浴剤を入れると効果がアップします。今流行の炭酸水も体を温める効果がありますよ。



症状がなくても内臓の冷えには注意しよう

内臓の冷えに注意!

冷えは万病の元です。内臓型冷え性の方は胃腸だけではなく、肝臓や腎臓、卵巣や子宮などの機能まで低下していく可能性もあるので、冷えには気をつけて身体を温めていきましょう。


冷えの症状がない人は内臓が冷えていることに気づけず、冷えることに対して無防備になってしまい知らない内に症状が悪化してしまうことがあります。定期的にお腹の温度や体温をチェックしてみてください。


手足が温かったり汗をかきやすい人でも、内臓が冷えていることがあるので気をつけてくださいね。

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