ほうれい線を薄くするには、頬の皮膚がたるまないように、頬周りの筋肉を鍛えリフトアップする対処法があります。
ほうれい線は、丸顔だったり、猫背気味など姿勢が悪いなどさまざまな理由で目立つようになりますが、ほうれい線を薄くするには具体的にどんな対処法を実践したらいいのでしょうか?
なぜ?若いのに目立つほうれい線の理由
ほうれい線というと年を取るにつれて出てくるというイメージですが、現代では生活習慣や姿勢などによって若い人でもほうれい線ができている人が増えています。
若いのにほうれい線が目立つ理由は、肌の乾燥や、顔のむくみ、骨格の歪みなどがあります。ほうれい線ができてしまう原因について紹介します。
加齢による頬のたるみ
加齢による頬のたるみは、ほうれい線の一番メジャーな原因です。肌はいくつかの層で作られていますが、下の方にある真皮層には、肌の弾力の元になるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸を作り出している細胞があります。
年を取ると、この細胞の働きが弱まるので肌の弾力がなくなり、たるんでほうれい線が目立つようになります。
間違ったお手入れによる肌の乾燥
間違った肌のお手入れをしていると、肌が乾燥してしまいます。肌は乾燥すると肌のキメが荒くなり浅いほうれい線ができます。肌が乾燥しやすいお手入れ方法は、クレンジングや洗顔をし過ぎたり、バッティングやマッサージなどで肌にダメージを与えているなどがあります。
また、合成界面活性剤は肌のバリア機能を壊すので乾燥肌になりやすいです。使うクレンジング剤や洗顔料、化粧品にも気をつけましょう。
姿勢や生活習慣による顔のむくみ
姿勢や生活習慣、食習慣による顔のむくみも、ほうれい線が目立つ原因です。老廃物や水分がたまると重力によって肌が下にたるみ、浅いほうれい線ができてしまいます。
猫背はなるべく矯正するようにして、むくみの原因になる睡眠不足にならないように気をつけ、塩分の濃い食べ物もあまり食べないように心がけましょう。
遺伝や生活の癖による骨格の歪み
遺伝や、普段の体の使い方の癖による体の骨格の歪みも、ほうれい線の原因になります。
食べ物を片方の歯だけで噛んだり、頬づえをつくのも噛み合わせが悪くなります。横向きや下向きで寝るのも骨格のためにあまりよくありません。顔の片側だけに力がかかる癖があるのなら、できるだけ治していきましょう。
顔の骨の歪みだけでなく、猫背やデスクワークなどからくる肩甲骨の硬直も、ほうれん線の原因になります。定期的に肩甲骨をグルグルほぐしたり体操したり対策しましょう。
深いほうれい線が目立つ日と目立たない日があるのはどうして?
ほうれい線は日によって深いこともあれば、薄くなっていることもあります。ほうれい線は、肌の乾燥具合や、血行の良さや、新陳代謝の良さなどによって左右されます。
紫外線やエアコンで肌が乾燥している
肌が乾燥してできるほうれい線は、浅いほうれい線です。紫外線や過剰なスキンケア、エアコンなどによる乾燥を避けて、しっかり保湿するようにすれば、1日でほうれい線を薄くすることもできます。
疲れや運動不足で血の巡りが悪い
血行の悪さもほうれい線の原因です。疲れや運動不足で血行が悪くなります。
疲れていて運動なんてする気力がないとか、忙しくて運動する暇がないなんていう時は、お風呂に浸かって血行を良くしたり、ふくらはぎをもんで血行を良くしたりしましょう。
第二の心臓と呼ばれるふくらはぎをもむと、不思議と全身の血行が良くなります。簡単なので時間がない時にも是非試してみてください。
栄養不足や寝不足で新陳代謝が落ちている
新陳代謝が落ちてしまうと、細胞が新しくならないので、古い細胞だらけの肌になります。ハリがなくなり、たるんでほうれい線ができやすくなります。
新陳代謝は、寝不足や栄養不足で衰えてしまうので、ビタミンやミネラルなど不足しがちな栄養をちゃんと補って、しっかり眠るようにしましょう。
リフトアップ習慣で目立つほうれい線を消す・薄くする
ほうれい線を薄くするには、リフトアップを心がけましょう。リフトアップには、ツボ押しや顔の筋肉を鍛える顔ヨガなどがあります。
リフトアップに効くツボ
リフトアップには、巨髎(こりょう)という、小鼻の外側にある、黒目からまっすぐおろしたライン上にあるツボが効果的です。
人差し指のおなかで、左右同時に5秒間軽く押し、ゆっくりと離すを5回くらいしましょう。
むくみやたるみの改善、乾燥肌の改善にも効果的なツボです。
顔ヨガでリフトアップ効果
顔ヨガには、顔のむくみをとる効果があり、ほうれい線の改善に効果的です。顔全体の筋肉をぎゅっと中央に寄せます。口はとがらせず、鼻に向かってぎゅっと上に持ち上げる感じです。
その後、顔を上と下に引き伸ばすイメージで伸ばします。その縦長をキープしつつ、口の端を目尻に向かって上げて、口の形が逆三角形になるようにします。
目立つほうれい線を消す洗顔方法・正しいお手入れで乾燥を防ぐ
目立つほうれい線を消すには、正しい洗顔方法やお手入れ方法をすることが大切です。間違った方法だと、肌が乾燥したり肌がたるんでしまう原因になってしまいます。
下から上へを心がける
ほうれい線の大敵は、たるみです。上から下に向けて洗ったりマッサージすると、たるみの原因になります。下から上に向かって洗顔やマッサージをするようにしましょう。
洗顔後はしっかり保湿
洗顔後は、しっかりと保湿を心がけましょう。乾燥はシワの元で、浅いほうれい線も乾燥によってできやすいです。乳液やクリーム、ワセリンなどを使って保湿しましょう。
週に1度のセルフケア
週に一度は、スペシャルケアをしましょう。古い角質をピーリングで落として肌を柔らかくし、保湿ケアの効果を高めます。ハリをアップさせる美容液や保湿クリームを使って、肌を蘇らせましょう。
ほうれい線の予防・改善におすすめの洗顔料・美容液
おすすめの洗顔料は、合成界面活性剤不使用の純せっけんです。石鹸をきめ細かく泡立てて、クルクルとやさしく洗います。シンプルなケアで、肌の若々しさを保ている人がたくさんいます。
おすすめの美容液は、 「アヤナス エッセンス コンセントレート」です。コラーゲンの生産を170%アップさせ、保湿と浸透に優れたヒト型ナノセラミド配合しています。
ほうれい線が目立つ悩みにおすすめの全身エクササイズ
なかなか消えないほうれい線を改善するためには、骨格を整えたり血の巡りを良くしたりする全身エクササイズも効果的です。
1日1回逆立ち
逆立ちをすると重力によって滞っていた血液が流れて、顔の方まで新鮮な血液が送られます。新陳代謝が高まり、むくみが消えてほうれい線の改善に役立ちます。1日1回でいいので逆立ちしましょう。
慣れない人は危ないので壁を利用して支えてもらうようにすると良いでしょう。くれぐれも無理はしないように気をつけましょう。
簡単ストレッチ体操
肩甲骨をほぐすと、顔のむくみを予防できて、ほうれい線の対策にもなるので、肩甲骨を解せるストレッチ体操を紹介します。
両手を肩にのせて、肘をゆっくり大きく回しましょう。前回し、後ろ回し、それぞれ5~10回程度回してみてください。腰に手を当てて、肘を背中越しに近づけぐっと肩甲骨を寄せるように意識してください。
リンパマッサージ
リンパマッサージはむくみ取りに効果的です。顔をあんまりマッサージしすぎると、皮膚が伸びてしまったりという危険があるので気をつけましょう。また、甲状腺や血圧に異常がある人や、顔のリンパ浮腫がある人はリンパマッサージを行わないでください。
1.両側の鎖骨の上のくぼみを外側から内側になでる。
2.両手で耳の下のくぼみから下に向かってなでて鎖骨に当たったら鎖骨の内側ヘながす。
3.顎の骨の上、真ん中に両手の中指と薬指の2本をしっかりあてて、そのまま骨に沿って耳の下までなであげる。
4.顎(唇の下)から上に向かってなるべく真ん中から両外側へむかって両手の4本の指全体でしっかりなでる。
5.特に上唇、鼻の横からはしっかりマッサージする。
6.額まで終わったら、額の生え際真ん中に両手4本の指の腹をしっかりあてて、生え際に添って耳の下のくぼみまで撫でる。
7.次に、2、1の順で繰り返す。
目立つほうれい線にも美容サプリは効く?
サプリメントや食事も、ほうれい線対策に効果的です。ビタミンやミネラルや、肌の材料であるタンパク質をしっかり摂取すると、肌がしっとりして乾燥からくるほうれい線を防げます。
ほうれい線に効く食材
ほうれい線に効くのは、大豆イソフラボンの多い納豆やきな粉などです。イソフラボンは肌の保湿力を高めてくれます。
また、こんにゃくやシラタキもセラミドが含まれていて保湿に効果的です。また、肌の老化を進める活性酸素を退治する、抗酸化物質を積極的に摂取しましょう。ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、ポリフェノールなどが抗酸化物質です。
コラーゲンやプラセンタが真皮の活性化をサポート
コラーゲンやプラセンタは、真皮の若々しさを保つのに効果的です。特にプラセンタは、分子が小さいので真皮にまで浸透してくれます。
プラセンタには活性酸素を減少させる効果もあり、新陳代謝を促す効果、血行促進効果などもあります。深いほうれい線を薄くしたり、たるみを目立たなくしてくれます。
アミノ酸が豊富なサプリメント
ほうれい線にいいサプリメントは、「すっぽん小町」というのがおすすめです。アミノ酸、ビタミン、ミネラルが豊富に含まれていて、滋養強壮にもよく美肌にもいいですよ。飲んだ人の口コミは次の通りです。
顔も化粧水がぐんぐん入っていくようになりました。ほうれい線が気になって、ほうれい線が薄くなるというクリームを塗っても保湿力の高い化粧水あれこれ試しても全然効果なし!という状況でしたから、身体の奥から変化しているのがわかります。半月経つと、顔も潤っているという効果を感じました。1か月飲みつづけ、目尻に合ったシミも薄く目立たなくなり、ほうれい線も薄くなりました。
参照元:http://roomilia.info/%E3%81%99%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%82%93%E5%B0%8F%E7%94%BA.html
どうしても消えない・・・ほうれい線が目立つ場合の対処法
何をやってもほうれい線がよくならない場合は、美容整形で治すしかありません。美容整形はどのような種類があるのか、リスクについても知っておきたいですね。口コミなども参考になるので紹介します。
美容整形でほうれい線をなくす
ほうれい線の治療は、おっきく注射、照射、日帰り手術の3つに分けられます。注射にはヒアルロン注射、照射には高周波治療、日帰り手術には スレッドリフト、フェイスリフトがあります。
ヒアルロン酸注射の効果
ヒアルロン酸注射の効果は、リフトアップ効果で、注射してからわりとすぐに現れます。保湿力もあり、肌がきめ細かくなり乾燥によるほうれい線の改善が期待できます。ヒアルロン酸注射の効果は、平均で3か月くらいもつといわれています。
メスを使わないほうれい線治療フェイスリフト
以前はメスを使ったフェイスリフトが主流でしたが、今では糸を使った切らない治療も行われています。たるんだ部分を糸で引き上げたり、糸を埋め込んで組織を引き締めたりします。
顏の筋肉はよく動かすので長く効果を維持するには、伸縮性のあるスプリングスレッドがおすすめです。スプリングスレッドは溶けない糸なので、効果が長持ちします。
フェイスリフトをした人の口コミの内容を紹介します。
「リフトアップの治療をいろいろと試したものの効果なし。フェイスリフトで、やっと効果を感じることができました。早くフェイスリフトをしておけばよかった。今までがお金の無駄使いだった。」
「溶けない糸でのフェイスリフトをしたところ、1年後こめかみからほうれい線にかけて、糸が突然浮き出てミミズ腫れみたいにふくらんでしまった。糸を抜くのにまたお金がかかるということで憂鬱です」
「スプリングスレッドの施術を受けたら、その直後からあごの右側に、大きな引き攣れたような凹みができてしまい、1ヶ月以上たっても、依然としてそのまま。クリニックで腫れをひかせる注射を打ってもらったが、効果はまったくなかった。クリニックでは1~2ヶ月、様子を見てくださいといわれたが、不安で夜も眠れない」
美容整形選びは慎重に
ヒアルロン酸注射には、 医師の技術不足によって鼻が壊死したケースがあります。技量が確かで、経験が豊かな医師に施術してもらうには、クリニックの公式サイトの医師の経歴をよくチェックしましょう。
また、スーパーヒアルロン酸、持続性ヒアルロン酸などと謳っている場合は、不純物が混ざっている可能性があるので警戒しましょう。