チョコレートでダイエット出来るのか?
チョコレートといえば好きな人が多いお菓子ですよね。そんなチョコレートを使ったダイエットがあるって知っていましたか?
「甘いチョコレートでダイエットなんて出来る訳ない」と思うかもしれませんが、カカオ70%以上のチョコレートであればダイエット効果が期待されます。実際チョコレートダイエットをして成功した人もいるんです。
ダイエットによるストレスが原因でどこかで食べ過ぎてしまうみたいで、チョコレートダイエットはそれを防いでくれます。 ダイエットのストレス緩和は大事です。 間食としてカカオ70%〜85%くらいのものを毎日3〜4欠片くらい食べてました。
引用元:https://sportsclub.nifty.com/ft_diet/0410250105/kuchikomi/
ご飯の5分くらい前にちょこっとだけ食べると、空腹感がぐっとやわらいで食べ過ぎを防げます!
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私もはじめはチョコレートのカロリーとか甘さで太るんではないかと不安でした。が、私にはあっていたようで痩せました。仕事をしているので、10時と3時に少しづつ食べます。それからとても身体が軽くなって動きがよくなってきて、ご飯の量も減りました。
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このようにチョコレートダイエットで成功した人の声から分かるように、チョコレートでダイエットをすることは効果があるということが分かります。結果には個人差があるものの、やはりカカオ70%以上のチョコレートであれば成功しやすいようです。
チョコレートダイエットの効果
チョコレートは身体にとって良い成分がたくさん含まれています。でも、実際はお菓子だからダイエットにならないんじゃ?と心配する人や、試したくても効果が出なくて逆に太ってしまったらどうしようと思っているひともいますよね。
ではチョコレートダイエットで得られる効果とは?
代謝が良くなる
チョコレートはカロリーが高い食べ物でもあるのですが、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールが基礎代謝を上げる効果があるので摂取したカロリーを燃焼しやすくしてくれます。
食べ過ぎてしてしまえば太る元なんですが、正しい方法で摂取することでダイエット効果が得られます。
食欲を抑えてくれる
ダイエットには血糖値が深く関係しています。健康のためには血糖値をあげてはいけないのですが、ダイエットの時には血糖値が大活躍します。そもそも血糖値とは血液の中にある糖の多さの値のことです。
血液中の血糖値が下がると身体は脳に「お腹が空いた」という信号を出します。そうすると私たちの脳が「私は今お腹が空いている」と思い、空腹の状態になります。
そこで食前にチョコレートを食べて血糖値をあげておくと、脳に「お腹がいっぱいです」という信号が出されて食欲を抑えることが出来る仕組みになっています。
食事の時は血糖値を下げた方が良い方法とはまた違い、チョコレートダイエットの場合は食前に取ることで効果がありますので、合わせて試してみるとさらに効果が得られそうですね。
ストレスを抑えてくれる
カカオにはストレスを抑えてくれる成分が含まれています。特に「ポリフェノール」「テオブロミン」は心を落ち着かせてリラックスを促してくれる効果があります。疲れているときやイライラしているときにチョコレートを口にするとほっと一息ついた気分になるのはこのためです。
今ではストレス社会を生きる人へ向けたチョコも発売されているほどチョコレートのストレス解消効果は期待できるものとなっています。
チョコレートに含まれる「テオブロミン」はカフェインと同じ覚醒効果を持っていますが、カフェインよりも強さがないので緩やかに作用します。なので目が覚める、というよりリフレッシュできる方が捉え方としては近いかもしれませんね。
チョコレートダイエットにはカカオが重要!
チョコレートダイエットならミルクでもビターでも好きなモノを食べてもいいの?と思われがちですが、実はダイエットに適したチョコレートがあるんです。
チョコレートの原料はカカオですが、このカカオがチョコレートにどれだけ含まれているかがこのダイエットのキーとなります。
たとえば普通のチョコやミルクチョコレートであればカカオは3~4割程度しかカカオは含まれていませんが、ビターであれば6~7割を超えるモノがほとんどです。
カカオにはポリフェノールが多く含まれていますが、ダイエットにはこのポリフェノールがとても重要な役割をもっています。カカオのパーセンテージが多ければ多いほどポリフェノール値も多くなるのです。
ではカカオに含まれるポリフェノールはどんな役割をもっているんでしょうか?
抗酸化作用
抗酸化作用とは身体の中にたまった活性酸素=身体のサビを抑え込んだり除去してくれる働きを持ちます。
活性酸素は喫煙やストレス、偏った食生活により私たちの体内に蓄積され、身体の老化やしみやしわといった肌トラブルを招きます。活性酸素は身体に溜まり過ぎるとまさに美と健康の大敵となります。
ポリフェノールはこの活性酸素を抑え込む力がとても強いので、体内に取り込むことにより身体を若々しく保つことができます。ただしポリフェノールは水に溶けやすく、吸収が速いので即効性はあるものの効果は持続しません。
ポリフェノールの抗酸化作用を持続させるためには一度に食べるのではなく小分けにして摂取することが大切になります。チョコレートダイエットなら小分けにして食べる方が効果があるので、最適と言えるでしょう。
免疫活性化
カカオに含まれるポリフェノールの抗酸化作用によりアレルギーや病気の予防、老化防止になります。活性酸素により傷ついた身体を抗酸化作用で修復することで身体の免疫力が上がり、病気に罹りにくくなります。
活性酸素が体内に多く蓄積されてしまうとがんや動脈硬化になる可能性が高くなってしまうため、チョコレートに含まれるカカオポリフェノールを取ることで抗酸化作用・免疫活性化で体内から健康になるのです。
しかし過度の摂取は身体に毒となるので止めましょう。またチョコレートは赤ワインよりもポリフェノールの含有量が実は多いのです。
冷え性改善
冷え性の原因は血流が悪くなり、血液で運ばれるはずの栄養や酸素が身体全体に行き届かなくなるために体温が低下して冷えてしまうからです。
ポリフェノールには血小板の凝縮を抑える効果があるため血液がサラサラになり血栓を防いでくれます。血液がサラサラになると血流も良くなるので必要な栄養や酸素が身体全体に行き届き、冷え性改善へと繋がります。
また冷え性には活性酸素も深く関係しており、ポリフェノールには強い抗酸化作用があるので活性酸素を抑え込んだり除去してくれるため活性酸素による冷え性を改善してくれます。
便秘改善
ポリフェノールが含まれているチョコを食べると便秘が解消するなんて話を聞いたことがある人はいるのではないでしょうか?
ポリフェノールには腸を活性化させる働きがあるので腸内環境を整えてくれる手助けをしてくれます。実はチョコレートって食物繊維がたくさん含まれているんです。だからチョコレートを食べることによって食物繊維とポリフェノール効果により便秘が改善されるのです。
しかし、便秘改善に良いからといって食べ過ぎてしまうと逆に便秘を悪化させることもあるので食べ過ぎるのはやめましょう。食べ過ぎはダイエットにもなりませんし…。
チョコレートダイエットの方法
チョコレートダイエットってただチョコレートを食べるだけじゃないの?と思っている人は痩せないかもしれません…。ダイエットというのですから、必ず正しいやり方で実践しなければ痩せないので注意しましょう。
ここではチョコレートダイエットのやり方をご紹介しますので、「ただチョコレートを食べるだけ」と思っている人はここでしっかりとチョコレートダイエットのポイントを抑えましょうね。
カカオ70%以上
チョコレートなら何%のチョコレートを食べても一緒じゃないの?と思っている人は痩せにくいかもしれませんね。実はこのダイエットにはカカオに含まれるカカオポリフェノールが重要となるので、カカオのパーセンテージが高いほど効果を実感しやすくなります。
なのでダイエットを目的にチョコレートを食べるとしたら、カカオ70%以上のチョコレートを食べるようにしましょう。
カカオ70%は少し苦みを感じる人もいますが、このダイエットは大量に食べることを目的としていないので、多少苦みがあっても楽しみながら続けられると思いますよ。
ただ、普段からとっても甘いチョコレートしか食べられない!という人にはあまり向かないダイエット法かもしれませんね…。
1日50g
チョコレートをダイエット法にしているので食べ過ぎは禁物です。食べ過ぎてしまうとダイエットどころか太ってしまう原因になるので一日の量は50gと量を守ってチョコレートダイエットをしましょう。
カカオ70%以上といえど、食べ過ぎると高カロリーになるので摂取が多いと健康にも悪影響を与えることがあります。チョコレート好きには少ない…と感じてしまいますが、ダイエットのためにきちんと量を守りましょう。
1度に食べず分けて食べる
一度に50g全部食べることはおすすめしません。チョコレートには食欲を抑えてくれる効果があるので、食前にチョコレートを食べることでご飯の量を減らし、より効果的にダイエットすることができますよ。
ご飯の前に甘いモノは…と思う人は、少し長めに時間を空けて食べるなどの工夫が必要となります。しかしダイエットの効果を実感したいのであれば、一度に食べるのではなく1日3回ほどに小分けして食べた方が良いですよ。
チョコレートダイエットで注意すること
チョコレートダイエットのメリットは理解できたと思いますが、やっぱりデメリットもあるのがチョコレートダイエット。効果があるんだからとついつい食べ過ぎては逆効果になってしまいますし、体質によっては身体に毒になることも。
チョコレートダイエットにはデメリットもあるということを良く理解して、自分に合ったダイエット法なのか見極める必要があります。
高カロリー
ダイエットに効果的な高カカオのチョコレートでも、まったくカロリーがないというわけではありません。食べ過ぎれば食べ過ぎるほどカロリーとなるので、食べ過ぎるのは止めましょう。
甘いモノはついつい手が出てしまいがちになりますが、高カロリーのモノを食べ過ぎれば生活習慣病になることもあります。ダイエットというメリットがある裏側に、摂取方法を間違えれば病気が潜んでいることも理解しておきましょう。
しかし、食べる量に気を付ければ良いので、チョコレートダイエットを考えている人は事前にチョコの量を測って小分けにしておくと食べ過ぎを防ぐことができますよ。
カフェイン
チョコレートダイエットに使用するチョコレートは高カカオ。チョコレートにはカフェインが含まれているため、高カカオのチョコレートダイエットだと胎児に影響が出てしまう可能性があるので妊婦の人や授乳中の人は避けたほうが良いでしょう。
カフェインを大量に摂取してしまうと、死産の可能性が上がってしまうだけでなく胎児の成長に影響が出て発育を阻害してしまいます。また母乳を介してカフェインが赤ちゃんに流れると、赤ちゃんが興奮状態になり寝てくれない原因になります。
確かにカフェインを取ると疲れがとれるような感覚になりますが、妊婦の人や授乳中の人は胎児や赤ちゃんの事を考えてチョコレートダイエットを控えることをおすすめします。
脂性肌
チョコレートには脂質が含まれているため脂性肌の人は食べすぎてしまうとニキビができる原因になるので食べすぎには注意が必要です。
小腹が空いたときやストレスが溜まっているとき、小休止のときにはついつい食べ過ぎてしまいがちになりますが、ここはぐっと我慢しましょう。せっかくチョコレートダイエットをしているのに、肌が荒れてしまっては痩せても意味が感じられなくなりますからね。