カゼインアレルギーで気を付ける食品!症状と原因ってなに? |

この記事が気に入ったらシェアしよう!

カゼインアレルギーで気を付ける食品!症状と原因ってなに?

カゼインアレルギーってなに?どんな症状が出るの?

牛乳を飲むとお腹が痛くなったという経験はありませんか?日本人は北ヨーロッパの人と比べると乳製品にアレルギーを持つ人が多いんです。お腹を壊すだけではなくて、牛乳を飲むとなんだか調子が悪くなるという人は乳製品にアレルギーを持っているのかもしれません。

乳製品はいろんな食品に含まれているし、たくさん食べているけど体に合っているかどうか分からないという人は、カゼインアレルギーという存在を知ることから始めてみましょう。

カゼインとは?

カゼインとは、牛乳に含まれているたんぱく質の一種で、プロテインや食品添加物としても使用されていることがある成分です。カゼインを過剰に摂取すると脳内のオピオイド受容体に結合して、人の行動に影響を与えます。

カゼインはアヘンという薬物をとったときと同じような脳の反応になるため、自閉症や発達障害という病気に関連性があるのではないかといわれています。

腸の炎症

カゼインの分解が苦手な人がカゼインを過剰に摂取すると腸の炎症を起こし、アレルギー症状を引き起こすことがあります。炎症を繰り返すと、リーキーガット症候群と呼ばれる病気を発症することもあるんです。

リーガキット症候群という病気は、腸のバリア機能が不完全な状態になってしまいます。腸に問題を抱えると食べ物をしっかりと分解することができなくなり、分解できなかった栄養素が血流に入りやすくなります。

それが原因でアレルギー反応が起きやすくなり、アトピーやぜんそく、化学物質過敏症といったさまざまな症状が出やすくなるんです。

気管支喘息

カゼインは呼吸器にも悪い影響を及ぼすことがあります。アトピーや気管支喘息の人の中にも、カゼインに対してアレルギーを持っている人がいます。

カゼインアレルギーといっても、腸の炎症やぜんそくなど皮膚に出る発疹だけではないので不調の原因をなかなか自覚しづらいですよね。

慢性疲労

なんだか疲れがとれにくく、常にだるさを感じているという症状の人も、カゼインアレルギーかもしれません。カゼインを分解できない人は、全身倦怠感など慢性疲労を感じることもあるんです。


カゼインアレルギーは乳製品が原因だった!検査方法も紹介!

カゼインアレルギーは乳製品に含まれているカゼインという成分が、体に合わないことでさまざまな症状を感じてしまいます。普段からいろんな食品を食べているので、もし食品アレルギーがあったとしてもなかなか気がつきにくいですよね。

もしかしたらカゼインのアレルギーを持っているのかもと不安になった人は、カゼインに対してアレルギーがあるのか検査してみましょう。

毎日の牛乳

牛乳は学校給食の定番なので、今でも毎日欠かさず飲んでるという人も多いでしょう。牛乳やヨーグルトといった乳製品はカゼインが多く含まれているので、体に合わない人はアレルギーを起こす可能性があります。

遅発型アレルギー

牛乳を飲んだからといって、アレルギー症状がすぐに出ないこともあるんです。特にカゼインは遅発型アレルギーといって、数時間から数日後にアレルギー症状が出ることが多いんです。

アイスクリームに牛乳にチーズなど、乳製品が大好きな人は長期的ににたくさん食べることよって、徐々に症状が出てきてしまうこともあります。

癌の原因にも

カゼインによるアレルギー反応はたくさんありますが、ガンの原因にもなるのではないかといわれています。特に女性では、乳がんのリスクが高まるといわれていて、牛乳と乳がんについて書かれた書籍も出されています。

https://www.amazon.co.jp/

食の欧米化が進んだことで、日本人にがん患者が増えたと考えられているのですがその原因には牛乳が含まれているのかもしれません。

牛乳・乳製品は骨を弱くし、全身の細胞環境を悪化させる悪しき食材です。カゼインがアレルギーの原因となったり、がんのリスクを高めるといった研究結果もあります。ホルモンの問題も忘れてはなりません。将来、子を産み育てるであろう子どもたちに性ホルモン系のがんのリスクを高める可能性もある大変恐ろしいものなのです。

参照元:http://yamada-toyofumi.com/

杏林予防医学研究所の所長さんは人の免疫力に関する研究をしている方ですが、カゼインの心配について語っていました。摂りすぎに注意というよりも摂らないことが健康のため、と断言しているほどです。

採血で分かる

カゼインにアレルギーを持っているかどうかを知るには、病院で血液検査をするといいでしょう。普段から体調が悪くて、カゼインアレルギーを疑っている人はアレルギー専門外来や血液検査をしてくれる病院を受診してみましょう。


カゼインアレルギー改善は乳製品断ちが効果的!やり方はこちら!

自分で乳製品が合っているのかいないのか確かめる方法は、乳製品を控えることです。

乳製品を食べるとなんだか調子が悪いと感じる人は、一度乳製品を断ってみて体の調子をみてみましょう。

期間は2週間

カゼインアレルギーは、乳製品の摂取を辞めることで症状が改善することがあります。ですので、カゼインアレルギーを疑っている人は乳製品の摂取を一切しないようにして、様子をみましょう。期間はだいたい2週間が目安です。

体調改善したら元に戻す

2週間くらい乳製品を食べないでいると、体調はどんな感じになるでしょうか?乳製品断ちをしているときは、食べたものや症状を日記にメモしておくと分かりやすいですね。

もし2週間乳製品を辞めてみて体調が改善するようならば、普段通り乳製品を摂取してみてまた様子を見ます。

再発したらアレルギーの可能性

乳製品を食べない時に調子が良く、再び乳製品を食べるようになって体の調子が悪くなったり悩んでいた症状が出てしまうのであれば、カゼインアレルギーの可能性が考えられます。

病院に受診しているのなら、医師に乳製品を食べなかったときと食べたときの症状の違いを話してみるといいですね。


アレルギーを疑ったら要注意!カゼインを多く含む食品はこちら!

カゼインアレルギーかもしれないと思ったら、注意するべき食品について紹介していきます。

乳製品を食べないようにするのはなかなか難しいですが、カゼインの多い食品のほとんどは乳製品です。

牛乳

カゼインは牛乳に含まれているたんぱく質の一種なので、乳製品のたんぱく質の含有量をみれば、ガゼインの量が大体わかります。牛乳100ccの中には、タンパク質が3.3g入っています。そのうちの80%がカゼインです。

ヨーグルト

ヨーグルトは牛乳を加工したものですが、牛乳は発酵したり加工してもあまりアレルギー物質が減ることはありません。なので、ヨーグルトも牛乳と同じくらいの量のカゼインが含まれています。

チーズ

チーズが固まるのはカゼインという物質のおかげですし、加工されてもカゼインはしっかりと残っていますのでチーズも避けるようにしましょう。チーズは濃縮されているので、25gほど食べてしまうと牛乳100cc以上のアレルギー物質をとってしまうことになります。

この記事が気に入ったらシェアしよう!

フォローする