ビタミンB6の肌への効果!不足するとどんな症状がおきる? |

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ビタミンB6の肌への効果!不足するとどんな症状がおきる?

ビタミンB6の肌への効果は?

「肌荒れ・口内炎に効く」サプリメントや「疲れを残したくない方に」と書かれている栄養ドリンクの多くに配合されているビタミンB6。肉類や魚、野菜や果物など幅広く含まれている栄養素ですが、不足してしまうと肌トラブルや体調不良の原因となってしまいます。

そんなビタミンB6の健康効果や効率の良い摂取方法を知って、イキイキとした毎日を過ごしましょう!

ニキビ予防効果

ビタミンB6の代表的な働きは「タンパク質・脂質・炭水化物の代謝」です。それに加えて皮脂の分泌をコントロールする役割も担っているので、私たちのお肌の健康には欠かせないビタミンです。

皮脂が正常に分泌されると、乾燥肌が改善したりニキビや吹き出物が改善したりします。お肌のバリア機能も向上するので、季節の変わり目でも調子よく過ごすことができますよ。

色素沈着(シミ)にもビタミンBが有効

シミ改善にはビタミンCやEの抗酸化作用が効果的だと言われていますが、ビタミンB群で肌代謝をアップさせることももシミやシワに効果大!紫外線ダメージを受けた肌細胞があっても、どんどん新しい肌細胞を生み出すことができればすぐにシミを薄くすることができます。


不足するとどうなる?症状は?ビタミンb6の効果

エネルギーの代謝に欠かせないビタミンB6なので、不足すると身体にトラブルが起こりがちになります。

ビタミンB6が不足するとどんな症状が出るか、確認しておきましょう。

Tゾーンやあごのべたつき

ビタミンB6は食べ物から摂取したタンパク質をアミノ酸に分解し、筋肉やお肌へと再生するのに欠かせないビタミンです。ビタミンB6が不足するとこの分解が上手く行われなくなり、皮膚が自分を守るために皮脂を過剰に分泌するようになります。

いつもよりTゾーンがテカる、あごに吹き出物が出てくるなどの症状が出たらもしかするとビタミンB6が不足しているかもしれません。

背中やデコルテにニキビやイボがある

身体の代謝に活躍しているビタミンB6なので、不足するとお肌のターンオーバーが乱れてしまいます。お肌は通常1カ月ほどで生まれ変わりますが、ターンオーバーが乱れると古い角質がお肌に残ったままになってしまいます。

このため「お肌のくすみ」「にきびが治りにくい」「いぼができる」などの肌トラブルが起こりがちになります。皮膚の薄い顔だけでなく、デコルテや背中にまで症状が出ていると慢性的なビタミンB6不足の可能性があります。


ビタミンB6の効果と必要摂取量

ビタミンB6が不足すると、私たちの美容と健康に悪影響を及ぼすことが分かりましたね。

次に、そんなビタミンB6を「どのくらい摂取すればいいのか」「摂りすぎる事による危険はあるのか」ということを確認していきましょう。

ビタミンB群は水溶性

ビタミンB群(ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、ビオチン、葉酸)は水溶性ビタミンと呼ばれ、体内で必要な量だけ吸収されて過剰分は汗や尿から排出される性質があります。

どんどん摂っても過剰症の心配はほとんどありませんが、1度に多量に摂取したとしてもすぐに排出されてしまうので、こまめに、継続的に摂取することが重要です。

過剰症を起こす危険性のあるものも

とはいえ、医薬品、点滴などでビタミンB6を多量摂取すると体質により過剰症が起こる可能性もあります。食品や機能性食品で多少摂りすぎる程度では問題ないと言われていますが、心配な方は注意しましょう。

ビタミンB6は水溶性ですが、大量摂取時 (数g/日を数か月程度) には、感覚神経障害、末梢感覚神経障害、骨の疼痛、筋肉の脆弱、精巣萎縮、精子数の減少などを起こすことが知られており、食事摂取基準でも上限量が設けられています

http://hfnet.nih.go.jp/contents/detail149.html

ビタミンB6を含む食品は?その効果

ビタミンB6を摂取するにはバランスの良い食事で補うのが一番いいとされています。というのも、ビタミンは単体で働くのではなく、数種類のビタミンやミネラルなどと相互関係を持っているので、様々な栄養素を少しずつ摂るのが一番健康に良いからです。

ビタミンB6が多く含まれる食品は下記のとおりです。

ビタミンB6が多く含まれる食品の例

  • 魚類:マグロ・カツオ・さけ・サンマ
  • 種実類:ピスタチオ・にんにく・小麦胚芽
  • 肉類:牛・豚・鶏のレバー、鶏ささみ
  • 野菜・果物:バナナ・サツマイモ


ビタミンB6のサプリの効果

最近ではコンビニやドラッグストアでも手軽にビタミンB6のサプリメントを購入することができるようになりました。手軽に求められる分、種類が多すぎてどんなサプリメントを選べばいいのか迷ってしまいますよね。

そんなビタミンB6のサプリメントの中でも注意したい点、おすすめのサプリメントを紹介します。

含有量をチェック

ビタミンBの中でも過剰症の可能性がある「ビタミンB6」「ナイアシン」「葉酸」は1日の摂取上限量が定められています。ビタミンB6は60㎎、ナイアシンは300mgNE、葉酸は1000μgを超えないようなサプリメントを選ぶようにしましょう。

おすすめは「小林製薬 ビタミンB群」

https://www.kobayashi.co.jp/seihin/vitab/index.html

相互にビタミンの効果を発揮させるために、ビタミンB6をサプリメントで摂る場合は「ビタミンB群」「マルチビタミン」など複数のビタミンが含まれているサプリメントを選ぶのがベター。

なかでもおすすめなのが「小林製薬 ビタミンB群(60粒約30日分/350円)」です。手軽に求めやすい価格のサプリメントですが、医薬品を作る時と同じ厳しい基準で製造管理されているので、高品質で安心して飲むことができます。