むくみはツボ押しで解消!その効果は?
辛いむくみは、排出されない老廃物を含んだ水分が原因です。
デスクワークや立ち仕事など毎日知らず知らずにしている生活環境や、基礎代謝が落ちるといった理由で、むくみやすい身体になってしまいます。過剰な塩分やアルコールの摂取もむくみの大敵です。
人体に必要なミネラルの一種で、主に食塩(塩化ナトリウム)の形で摂取されています。成人の体内では、ほとんどが細胞の外の体液(細胞外液)に含まれています。細胞外液の浸透圧を調節して、細胞外液量を保つなどの役割を持っています。通常、健康な人では欠乏することはありません。摂りすぎるとむくみや口の渇きのほか、高血圧・胃がん・食道がんのリスクを高めることが報告されています。本来必要な1日の摂取量は2〜3g程度ですが、塩味の好みは習慣的なもので個人差も大きく、つい摂りすぎてしまいがちです。カリウムを多く含む野菜や果物を一緒に摂ることで、ナトリウムの排泄を促進することができます。
参照元:https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/dictionary/food/ye-024.html
健康と美容のためにも、塩分の摂りすぎには気をつけたいですね。
身体が温まった状態で行うと効果的
リンパマッサージやツボ押しは、体が温まった状態で行うとより効果が期待できます。リラックスしている入浴後は特におすすめ使って3秒程度です。
ツボの場所は人それぞれなので自分のツボは自分で探す
むくみを流すツボは人それぞれ。冷えていたりへこんでいたり、痛みがあるポイントがあなたのツボです。自分で探してみましょう。
ほっそり足に効果的なむくみのツボ
脚やせ効果があるツボの押し方のポイントは、下から順番に行うことです。足裏は特にツボが多い場所で、足裏をほぐすだけでも効果が期待できます。滑りが悪い場合は、マッサージクリームやボディクリームを使ってみてください。
親指の腹を使って3秒程度押してみましょう。少し痛いけど気持ちいくらいの力でツボを押します。
足裏→足首→ふくらはぎ→太ももの順に押してみて。
ふくらはぎの「委中(いちゅう)」「承山(しょうざん)」「承筋(しょうきん)」「承間(しょうかん)」をプッシュ!
膝の後ろにある「委中」は、むくみや腰痛のトラブルに効果があります。「承筋」はふくらはぎの中央にあるツボで、ほぐせば足の疲れの改善が期待できます。
「承山」はひざの裏と足首の真ん中に位置するツボで、腰にトラブルがあると腫れることもあります。「承間」は、承筋と承山の真ん中にあるツボで、ふくらはぎがむくんでいると痛みを感じます。ツボは痛みがあればトラブルを抱えているサインです。注意してみましょう。
太もものむくみ解消「無名穴(むめいけつ)」
意外とむくみやすいのが太ももです。むくんでいるかも、と思ったときは「無名穴」を押してみましょう。太ももの内側、中央部分にあるツボが「無名穴」。この部分を刺激すると老廃物が流れ、むくみを解消することができます。
小顔に効果的なむくみのツボ
お付き合いでお酒を飲む機会が多いと、つい水分を摂りすぎてしまいますよね。翌朝顔がむくむのは、腎臓機能の低下が一因です。
腎臓の働きを活発にして、顔の代謝を良くするツボを押してみましょう。
腎臓の働きを活性化する「天柱(てんちゅう)」
お酒を飲む機会が多い人は「天柱」を押してみましょう。首の後ろのうなじの部分にへこんでいるところがありますが、そこが天柱です。
このツボは、腎臓機能の働きを活発にしたリ、自律神経を整えたり、肩こりの改善も期待できます。ゆっくりと息を吐きながらツボを押してみてください。
消化器系の働きを活発にする「曲池(きょくち)」
「曲池」は肘を動かしたときに折れ曲がる肘窩(ちゅうか)の外側にあるツボです。むくみだけではなく、消化器系やニキビにも効果的なツボですので、暇を見つけて押してみましょう。
足の疲れにも!足裏にあるむくみに効果的なツボ
足の裏は第2の心臓と呼ばれるくらいツボが多く、東洋医学では重要視されています。脚のむくみを改善するためには、足裏マッサージが効果的。
冷え性や足のつりが気になる人も挑戦してみて。
疲労回復、万能のツボ「湧泉(ゆうせん)」
土踏まずのやや上、中央に位置するのが「湧泉」です。疲労回復に効果があり、元気が湧き出るツボと言われています。血流が良くなるように、押してみましょう。
冷え、むくみ撃退のツボ「太谿(たいけい)」
内くるぶしの少し後ろにあるのが「太谿」です。むくみや冷えに効果があり、泌尿器や老化といった症状にも関係が深い場所です。
リンパマッサージとツボ押しでむくみ解消!
リンパ管は血管と同じように体内を巡っています。その中を流れるリンパ液には、体内の老廃物を外に排出する役割があるのです。リンパの流れが悪くなってしまうと、身体全体に良くない影響も。
疲労やむくみ、肩こりといった症状がある人は、リンパの流れが滞っているのかもしれません。
用意するものはマッサージオイルやクリーム
始める前には、コップ一杯の水を飲み、体の老廃物を流しやすい環境にしておくとより効果的です。普段使っているマッサージオイルやクリームを使うと、肌に負担がかかりません。
体の関節付近にあるリンパ節を優しくマッサージ
むくみにも効果的ですが、リラックス効果もあるリンパマッサージ。足はとくに心臓から離れているので、血流が悪くなりやすい場所です。リンパマッサージを取り入れて、むくみを放置しないようにしましょう。
顔のマッサージは丁寧に優しくするのがポイント。皮膚の薄い顔は、負担を掛けないようになでるように丁寧に行いましょう。道具を使わないのでいつでも手軽にできますね。ぜひ挑戦してみてください。