免疫力をアップすると得られる効果
人には元から免疫力というものが備わっていますが、一般的に免疫力は18歳~22歳ごろを境に低下し始めます。一度低下し始めると、自然に免疫力が上昇することはないといわれています。
がん罹患が多くなる40代の免疫力は20歳前後のころの約半分ともいわれ、50代、60代と下降し70代には全盛期のわずか10%までに低下するというデータもあります。
免疫力の低下は風邪にかかりやすくなるだけではなく、大きな病気の原因にもなるため免疫力の低下を防ぐことが重要です。免疫力は自然に上昇することはありませんが、食べ物に含まれる成分やサプリメントで免疫力をアップさせることができます。
免疫力をアップさせることで体が丈夫になり病気に負けない体を作ることができます。健康でこそ色々なことに挑戦できます。健康は何ものにも代えがたいものですから、普段の生活で免疫力をアップさせるように行動しましょう。
食べ物と飲み物で免疫力アップ!
免疫力を高めるには体内環境を整えてくれる効果のある食べ物を摂ると良いです。また菌を防ぐ食べ物や体温を上げる食べ物も免疫力をアップさせることができます。免疫力は体温が1℃上がるだけでも約60%も上昇するともいわれています。
健康な毎日を過ごすためにも食事で体内環境を整えましょう!
だいこんのイソチオシアネートで細胞の酸化(老化)を防ぐ
だいこんにはイソチオシアネートという成分が含まれています。このイソチオシアネートは強い抗酸化作用を持っていて細胞の酸化を防いでくれます。ほかにも辛味成分であるソチオシアナートは強い殺菌力を持ちます。
また、だいこんにはビタミンCが含まれています。ビタミンCは美容に良い成分として有名ですが、実はウイルスを攻撃してくれる働きも持っているため免疫力アップに欠かせない成分の一つです。
だいこんに含まれるジアスターゼは天然の消化剤ともいわれるほど、消化作用に優れている成分です。だいこんに含まれている成分の多くは熱に弱い特徴を持っているので大根おろしなど生の状態で食べるようにしましょう。
小松菜の緑色の成分のクロロフィルとビタミンA・C・Eで酸化を防ぐ
小松菜の緑色の成分はクロロフィルというものです。クロロフィルはデトックス効果が高いことで有名です。小松菜にはビタミンA、C、Eの他にもカルシウムや鉄分を含んでいます。
小松菜には栄養素がたくさん含まれていますが、より免疫力を高めるためには良質のたんぱく質を含む食材と組み合わせるようにしましょう。卵や鶏肉などの食材といっしょに炒め物にすると良いでしょう。
嗜好品を摂り過ぎないことも重要
40代女性はホルモンバランスの変化や更年期などの症状からストレスが多いです。ストレスが溜まるとカフェイン飲料やタバコ、アルコールといった嗜好品を摂り過ぎてしまうことが多いので注意しましょう。
ストレスを上手に発散したり、栄養あるものを食べるようにして免疫力を自ら下げないようにしましょう。
サプリで手軽に免疫力アップ
免疫力を高める方法は食事だけではありません。適度な運動で体の新陳代謝を高めたり、入浴で体温を上げることなども免疫力を高める方法です。
また必要な栄養素が不足しやすい場合にはサプリメントで腸内環境を整えることでも免疫力を高めることができます。サプリメントは含まれている成分によって効果が異なるので、自分に合ったものを見つける必要があります。
免疫力を高めるためには、抗酸化効果のあるものや腸内に善玉菌を増やすサプリメントの服用をおすすめします。
活性酸素を防ぐ抗酸化サプリメントがおすすめ
活性酸素は体内で発生すると老化を早め、あらゆる病気の原因となり私たちの健康を脅かします。この活性酸素は日々の生活で生産されます。特にストレスを感じやすい人や、外仕事が多く紫外線に当たる時間が多い人は、体内で活性酸素が作り出されてしまいます。
過剰な活性酸素の発生を防ぐためにも抗酸化作用のあるサプリメントがおすすめです。特に高麗人参などに含まれている成分「サポニン」は抗酸化作用を持ちながら女性ホルモンの分泌を促す効果があります。
40代は女性ホルモンの分泌が一気に低下するので、サポニンの含まれているサプリメントを服用すると免疫力だけでなく更年期の嫌な症状も緩和もできます。
サポニンが含まれているサプリメントでおすすめな商品が「高麗美人」です。大豆よりもサポニン量が約7.7倍も多い高麗人参を使っており、他にも鉄分やカリウム、マグネシウムなど98種類の栄養素が含まれています。
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腸内に善玉菌を増やすサプリメント
免疫力を高めるのは抗酸化作用だけではありません。腸内環境を整えることも免疫力アップにつながります。腸内に善玉菌を増やすサプリメントで注目すべき点は乳酸菌です。乳酸菌は免疫細胞である白血球を活性化し、免疫力を高める働きを持っています。
腸内環境が整うと免疫力だけでなく、便秘も解消し肌荒れが改善されます。
乳酸菌サプリメントでおすすめなのが「ベビー乳酸菌」です。貴重なヒト由来である乳酸菌クリスパタス菌とビフィズス菌を含んでいます。さらに腸内で乳酸菌や善玉菌のエサとなるオリゴ糖や食物繊維が配合されています。
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免疫力アップのツボで健康になる!
人の体にはたくさんのツボがあります。ツボを刺激すると自律神経のバランスが正常化され、ストレスによって低下してしまった免疫力が回復すると考えられています。ツボは押す場所によって効果が異なるので、免疫力をアップしてくれるツボを押す必要があります。
ツボ押しは押し方も重要で、押し方は親指を使って左右両方とも強めに指圧します。少し痛いと感じるくらいの力でツボ押すようにしましょう。
最も効果的と言われる「合谷(ごうこく)」
万能のツボとも呼ばれる合谷は手の甲にあります。手の甲の親指と人差し指の指骨が交わる部分にあり、大腸の調子を整えるだけでなく自律神経失調症や更年期障害の対策としても有効なツボです。ツボを3秒押して休むを繰り返し5セット行います。
胃腸の調子を整える作用「足三里(あしさんり)」
胃腸の調子を整える作用で有名な足三里はひざの下にあるツボです。免疫力だけでなく胃腸改善に効果的で他にも足が疲れたときに押すと疲れが取れるといわれています。
場所はひざの皿の下にくぼみがあるので、そこに指を横にして当て、指4本分下のむこうずねの外側に位置しています。指を使って強く押しますが、力が入りにくい場合には小さいボールなどを使って押すと良いでしょう。
食事にヨーグルトを取り入れて免疫力アップ
整腸効果といえば乳酸菌がふくまれているヨーグルトが有名です。このヨーグルトを食事に取り入れて免疫力アップを目指すのも丈夫な体を作る効果が期待できます。
ヨーグルトといってもさまざまな乳酸菌を使ったヨーグルトが発売されています。体質によっては乳酸菌が合わないことがあるので、まずはそのヨーグルトが自分に合っているか確認したうえで免疫力アップのために続けていくようにしましょう。
1週間食べてみて体調が改善されればOK
ヨーグルトの乳酸菌によっては体質に合わないことがあります。まずは1週間食べてみて、お腹の調子に変化があるか確認してみましょう。
お腹や肌質が改善された、便秘が改善された、頭痛が改善されたなどの症状が現れたら体質に合っているといえます。同じヨーグルトを続けても問題ないので食事にヨーグルトを取り入れていきましょう。
免疫力アップには食後のヨーグルトが効果的
ヨーグルトを食べるタイミングは食後がおすすめです。朝や食前は胃酸が強いため乳酸菌が腸に届く前に死んでしまう恐れがあります。食後は胃酸が薄まっているので効果的に腸まで乳酸菌を届けることができます。
もし食後に食べられないのであれば、生きて腸まで届くタイプの乳酸菌が含まれているヨーグルトを食べると良いでしょう。