痩せない下半身のタイプは?セルライトやむくみを撃退する方法 |

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痩せない下半身のタイプは?セルライトやむくみを撃退する方法

ダイエットしても痩せない下半身、その理由は?

頑張ってダイエットして体重は減っているのに上半身や胸ばかりが痩せて、気になるお尻や足は痩せない。そんな下半身太り状態に悩む女性は多いです。

下半身が痩せないのには理由があるんです。

上半身に比べ6倍痩せにくい下半身

下半身は上半身の6倍脂肪をため込むといわれています。脂肪をため込むレセプターと呼ばれるものが下半身には多く配置されているため、下半身は太りやすいのです。

自分の下半身太りタイプに合った解決法を

下半身が太ってしまっている原因は「水太りタイプ」「脂肪太りタイプ」「筋肉太りタイプ」の3つに分けられます。それぞれ太ってしまっている原因や改善方法が違いますので、まずは自分の太り方のタイプを知るのが大切です。

  • 水太りタイプ
    水太りタイプの人は夕方になるとむくみやすく、トイレに行く回数が極端に少ないのが特徴です。食事を見直し、適度な運動を取り入れましょう。
  • 脂肪太りタイプ
    脂肪太りタイプの人は下半身の肉が柔らかく、足に力を入れても筋肉のラインが出ません。一般的なダイエットと共に運動を取り入れて筋肉をつけると引き締まります。
  • 筋肉太りタイプ
    筋肉太りタイプの人は下半身の肉質が硬くつまみにくいのが特徴です。昔からスポーツをしていたが、やめて太ったという人が多いです。筋肉の上に脂肪がついているので落とすのが難しいです。

食べないダイエットが下半身太りを助長していることも

ダイエットを始めて食事制限をする人は多いですが、実はこの食べないダイエットが下半身太りを生んでしまっている場合があります。食事を無理に抑えるダイエットをすると体が栄養をため込もうとするため、脂肪がたまりやすく燃焼しにくい体質になってしまいます。

こうなると消費カロリーを抑えるために消費カロリーの高い筋肉を落とそうと筋肉を分解し始めてしまいます。筋肉が落ちると基礎代謝が落ちてしまいますし、下半身のむくみやセルライトの原因となってしまうため、食べないダイエットは下半身太りを助長させてしまうのです。


骨盤の歪みが下半身が痩せない理由かも?

女性の下半身太りの原因は骨盤の歪みが原因となっている場合も多いです。

体の重心となる骨盤が歪むと代謝が悪くなり、太もも周りの筋肉も低下してしまいます。

骨盤の歪みはダイエットの大敵

骨盤は子宮と靭帯でつながっているため、女性は女性ホルモンの働きによって骨盤のサイズが変わります。

月経がはじまるころに最も開き、排卵期に向けて閉じて位置が上がるのですが、ストレスや過労によってホルモンバランスが崩れるとこういった骨盤の動きにも影響が出てしまいます。

このように女性の骨盤は非常にデリケートなのですが、骨盤は背骨や股関節を支える大切な部位ですので歪みが生じてしまうと姿勢が悪くなり、動脈やリンパを圧迫してしまうためむくみや血行不良の原因となります。

また、骨盤のゆがみによって筋肉量が落ちると内臓が下がってしまうのでポッコリお腹の原因ともなります。

ストレッチなどで矯正するだけで代謝も上がりスッキリと

骨盤は一度歪むと元の位置に戻すのに時間がかかります。しかし、普段から姿勢に気をつけ、軽いストレッチを行うだけでも骨盤の歪みを軽くすることはできます。日ごろから意識して取り組むようにしましょう。

  1. 足と手を肩幅に開いて四つん這いになりましょう。
  2. あごを上げて背中を反らし、口は閉じて目線は上に向けましょう。手でしっかりと床を押して首がしっかり伸びるように意識します。
  3. 背中を弓なりにして天井から引っ張られるような感覚で持ち上げます。このとき、首の力は抜いて頭は下に垂らすよう意識しましょう。
  4. これを数回繰り返し行いましょう。骨盤全体のゆがみを整え、前ももの筋肉太りや膝の上のお肉が解消されます。

お尻歩きは骨盤矯正とインナーマッスルを鍛えるのに有効

お尻歩きは簡単な方法ですが骨盤を整えながらインナーマッスル(体幹)を鍛えられます。インナーマッスルが鍛えられると代謝が上がるので痩せやすい体になります。

  1. 床に座り、足はまっすぐ前に伸ばし、手は胸の前で交差させます。
  2. お尻で歩くように左右交互に前に進みましょう。
  3. 10歩進んだら10歩下がる動きを3~5分行います。
  4. 手を交差させた状態で3~5分運動をしたら、次は手を上げた状態で同じ運動を3~5分行います。


下半身が痩せない原因のひとつがセルライト

下半身が太ってしまう原因の一つであるセルライト

セルライトは老廃物を脂肪細胞が巻き込んでしまい、硬くなってしまった皮下脂肪です。落とすのが難しく、痩せにくさの原因となります。

慢性的なむくみからセルライトに

セルライトの原因は慢性的なむくみです。むくみやすい人はリンパや血管の流れが悪く水分や老廃物が溜まりやすい状態になっています。

血行が悪くなると代謝が落ちてしまうので脂肪が燃焼されにくくなり、燃焼されなかった脂肪に老廃物や水分がこびりつくためセルライトができてしまいます。

老廃物をリンパに流すようにマッサージ

セルライトの原因となる老廃物を体外に排出してあげるためにはリンパマッサージが効果的です。マッサージは末端から開始して心臓に向かって行うようにしましょう。リンパの流れが良くなりますし、代謝も活発にしてくれます。

  1. 足裏の真ん中に両方の親指を置き土踏まずに向かって老廃物を流していきます。
  2. 足首から膝の裏に向かってゆっくりと下から上にかきあげるように圧をかけていきましょう。強いマッサージはNGです。優しくさすってあげるだけで十分な効果を得られます。
  3. 太もものセルライトは手のひらや指の腹をつかってつまみ上げるように揉んでいきます。片足につき10分くらいかけてゆっくり行いましょう

セルライトを誘発する生活習慣を見直す

セルライトは普段の生活習慣によってできてしまいます。血行不良やリンパの流れを悪くしてしまうタバコ、自律神経を乱す睡眠不足、脂肪を増やしてしまう偏った食生活などはセルライトを作り出してしまうため、控えましょう。


下半身が痩せない洋ナシ体型にお勧めのダイエット法

下半身がなかなか痩せない洋ナシ体型さんでも痩せる方法はあります!

下半身太りに悩む人におすすめのダイエット方法を紹介します。

食べる順番は副菜、メインディッシュ、主食

食事を減らすだけのダイエットは筋肉量を減らしてしまい太りやすい体をつくる原因となるのであまりおすすめできません。そこでおすすめしたいのが食べ順を気を付ける方法です。

最初に野菜やスープなどの副菜を食べ、次に肉や魚などのタンパク源、最後に米や麺などの主食を食べます。こうすることで血糖値の急上昇を抑えるため、糖分を脂肪に変えてしまうインスリンの分泌が抑えられます。

インスリンの分泌を抑えると食べたものが脂肪に変えられにくくなり、下半身太りを防げます。

脂肪太りは摂取カロリーを控え運動で筋肉を増やす

脂肪太りタイプの人の場合は普段の摂取カロリーを少し抑えて脂肪を燃焼しやすくすると効果的です。脂肪を落とすだけではなく、しっかりと運動をして足の筋肉を増やしてあげましょう。筋肉をつけることで引き締まった下半身を手に入れられます。

水太りはリンパマッサージやウォーキング、カリウムを多めに摂取

水太りタイプの人はむくみが原因となっている場合が多いです。しっかりリンパマッサージをして老廃物や水分を流し、ウォーキングを行って血行を促進しましょう。水分を出すためにカリウムを多めに摂取して尿量を増やすのも効果的です。

骨盤調整や筋力を鍛え、体を冷やさない

洋ナシ体型の原因は骨盤のゆがみや筋肉量の低下、体の冷えによる血行不良です。日ごろから正しい姿勢で生活することを心がけ、ストレッチや軽いウォーキングで筋肉量を維持しましょう。

冷えも血行不良による下半身太りの原因となるので、温かい飲み物を飲んだり下半身を冷やさないように家でも靴下を履くなどの対策が効果的です。

手軽な「ながら運動」スクワットもおすすめ

下半身の筋肉量を増やすにはスクワットが最もおすすめです。器具がなくても身一つでできますし、テレビや携帯を見ながらもできるので日ごろの生活に取り入れやすく続けやすいです。

ただし、やりすぎると筋肉がつきすぎてしまい下半身が太くなってしまうのでほどほどにておきましょう。


運動しても下半身は痩せないとあきらめる前に

運動しても、食事制限をしても下半身が痩せないと悩む人は自分の下半身太りのタイプに合わない方法を実践しているのかもしれません。今一度、自分の下半身太りタイプを見直してみましょう

下半身太りの原因となっている骨盤の歪みは整骨院や整形外科などで治療を受ける方法もおすすめです。プロの指導者の元でストレッチを行いながら骨盤の状態もチェックしてもらえるので、骨盤の位置を正しく整えるにはもってこいです。

適度な食事と質の良い睡眠を心がけ、体を冷やさないように努力しましょう。デスクワークの人などは下半身がむくみやすく下半身太りになりやすいので、座りながらできるストレッチをしたり軽くマッサージをするなど日ごろからむくみ対策を行うと下半身太りの予防にもつながります。

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