ヨガは慢性の便秘にも効く?美腸ヨガの効果とやり方! |

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ヨガは慢性の便秘にも効く?美腸ヨガの効果とやり方!

便秘を即効で解消したい!「美腸ヨガ」効果の仕組み

お腹がはって重たい感じが続く慢性便秘、苦しくて辛いですよね。「便秘を即効解消しなきゃ」と、焦れば焦るほど出なかったりします。繊維ものを進んで食べてもなかなか解消されずにさらに溜まってしまってますます苦しくなって。

そんな悪循環を繰り返してやっともよおし始めたら今度は難産なんですよね。そんな苦しい慢性便秘が『美腸ヨガ』で即効解消されるって知っていますか?「私は身体が硬いし、ヨガに何時間もかけていられないんです。」とおっしゃるあなた、心配しなくても大丈夫ですよ。

ヨガはあくまで心身ともにリラックスするためのもの。痛みを我慢してまでとらなければいけないポーズはひとつもありません。自分にできる範囲でいいのです。それに、美腸ヨガのポーズはとても簡単で、朝晩ほんの数分ずつおこないます。

そもそも便秘の原因

食生活の乱れや、運動不足による血行不良ストレスのために自律神経が乱れている、そんな現代の社会環境が慢性便秘をまねいています。とくに問題なのがストレスによる自律神経の乱れです。

生きていくうえで仕事や人間関係、ご近所づきあい、ほかにもストレスを感じるシーンはたくさんあります。人間はストレスを感じると腸が動かなくなり、蠕動運動(ぜんどううんどう)が活発におこなわれないので排泄が促されにくくなってしまいます。

これが便秘の原因になるのです。

自律神経を整え・リラックス

まずは自律神経のバランスを整えることが最優先。深い呼吸を繰り返したり、ストレスの原因となっていることを一度頭の中から追い出してみるのもいいでしょう。リラックス効果のあるアロマで副交感神経が優位になる環境をつくるのもおすすめです。

刺激して腸を整える

排便を促すには、お腹を刺激して腸を整えなければなりません。お腹を刺激する方法はいろいろあります。まず、カフェインの多く含まれた飲みものを朝起きてすぐ飲みます。ココアやブラックコーヒーなどはカフェインを多く含みますのでおすすめです。

ただ、ブラックコーヒーは空腹で飲むと胃が荒れる人もいますので注意しましょう。また、水溶性食物繊維の多く含まれた食品を食べると、腸の中でふくらんで蠕動運動が促されます。納豆や海苔などは水溶性食物繊維たっぷりですから、朝食にもってこいですね。

飲みものや食べものでもびくともしない頑固な便秘には美腸ヨガをとりいれます。お腹に力を入れたりひねったり、下敷きにしたり逆さまにしたりと、いろいろな角度からお腹に刺激を与えます。

腸が動くようになれば血流がよくなります。手先足先まで血液が行きわたるようになって冷えがなくなり、免疫力もアップします。また、脳の活性化やデトックス作用があらわれ、不要な老廃物が体外に排出されて腸内環境が整えられます。


便秘に朝晩「美腸ヨガ」で改善するやり方・呼吸法・ポーズ

ヨガの基本は『呼吸』です。ゆったりとした深い呼吸を意識すると、お腹も動きやすくなり、蠕動運動が促されます。

そして、ヨガのポーズをキープすることで有酸素運動の効果も加わってより血行促進され、便秘解消に繋がります。

美腸ヨガの呼吸法

腸ヨガの呼吸法はとても独特です。一般的なヨガの呼吸法とは違い、吐く息を口から行います。
緊張感を和らげ、リラックスを促します。

参照元:https://www.instagram.com/p/BKS4XSODVHb/?taken-by=asakoyogastudiotokyo

一般的なヨガの呼吸法は、鼻から吸って鼻から吐きます。しかし、腸ヨガの場合、鼻から吸った後「はー」と、冬の寒いとき手に温かい息を吐きかけるような感覚の呼吸法をします。もちろん、お腹を動かす腹式呼吸です。

朝にする美腸ヨガポーズ

朝の目覚めとともにおこなう美腸ヨガのポーズは『マーメイドのポーズ』と『ヨットのポーズ』です。睡眠中に静まった交感神経を優位にし、腸に刺激を与えて排便を促します。

『マーメイドのポーズ』
➀右側を下にして横向きになり、右腕に頭をのせます。
➁左手を胸の前につき、ウエスト・内腿・お尻の筋肉を締めながら両足をあげます。
➂わき腹に効いていると感じたらそこでキープして5回呼吸をします。
➃反対側も同様に行います。

マーメイドのポーズは骨盤底筋群を刺激して直腸の排便を促します。また、身体に力を入れると自然と目が覚め、交感神経が優位になるので、身体も起きる準備に入ることができます。

『ヨットのポーズ』
➀足をのばして座り、右足をたてます。
➁両方のお尻は床につけたまま右ひざの外側を左ひじで押しながら右に身体をひねります。
➂そこでキープして5回呼吸をします。
➃反対側も同様に行います。

ヨットのポーズは身体をひねることで腸の動きを促すポーズです。腸にたまった便を絞り出すイメージで、背筋をのばしておへその辺りから身体をひねっていきます。

美腸ヨガ就寝前のポーズ

就寝前の落ち着いたひととき、歯磨きも済ませてあとは寝るだけ・・・ここで美腸ヨガのポーズを二つ。『猫のポーズ』と『バッタのジャンプ』を。お風呂上りの身体があたたまった状態でやるとより効果的です。

『猫のポーズ』
➀よつんばいになり、手足を肩幅くらいに開きます。
➁お尻の位置はそのままで、手を前に伸ばして頭を下げます。
➂そこでキープして5回呼吸をします。

猫のポーズは、昼間立ったままの状態でいると重力で下がってしまう腸を元の位置に戻す働きをします。腸が上がってくる感覚を意識しながらポーズをとりましょう。

『バッタのジャンプ』
➀うつぶせになって背中で手を組みます。
➁肩甲骨を寄せて肩と頭を上げ、足は根元から上げます。
➂そこでキープして5回呼吸をします。
➃肩と頭・足を下ろし背中で組んでいた手をほどき、うつぶせのままリラックスします。

バッタのジャンプは、お腹を重心にして腸を圧迫している感覚を意識します。また、ポーズの間の緊張からリラックスへの緩急で、自律神経のコントロールをする訓練にもなります。


便秘を解消する「美腸ヨガ」で不調に?・好転反応とは

はじめてヨガをする人にたまに見られるのですが、ヨガによる身体の変化にともなって不調が出てきたりします。

それは、体のだるさや頭痛、発疹が出る場合もあって、人によってまちまちですが、これまでの生活環境による毒素のはき出し作業が行われている証です。その期間は人それぞれで、数日で終わる人もいれば、数カ月かかる場合もあります。この不調を好転反応といいます。

「美腸ヨガ」のデメリットは?

美腸ヨガをはじめるにあたってのデメリットとしては、好転反応によってヨガが続けられなくなる場合があげられます。

ヨガで健康になれると思ってはじめたはいいけれど、頭痛や腹痛・身体のだるさにみまわれあげくに発疹まで出たりして、便秘を解消して健康になるどころか、どんどん不調になっていって、自分のヨガのやり方や、そもそも向いているのかどうかにさえ悩んだりしてしまいます。

良くなるための一過性の反応

好転反応は、ヨガによる効果のうちの一つです。骨格のゆがみが改善されるときにも好転反応があらわれます。時期がくれば改善していく一過性の反応にすぎません。

せっかくヨガをはじめたのに、好転反応による不調でやめてしまうのはもったいないです。好転反応さえ乗り切れば、今よりもっと健康で強靭で、女性らしいしなやかな身体になっていきます。


腸を動かし便秘に効く「美腸ヨガ」動画を紹介

東京代々木にサロンをかまえるヨガの先生、大友麻子さんが2016年9月6日、フジテレビ・「腸を知って身体のお悩み解決SP」で提案した美腸ヨガの動画があります。

動画はコチラ

芸能人2人と一般モニター2人が2週間試して効果を披露しました。

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