中性脂肪とコレステロールは違う!自分の状態別の対策まとめ |

この記事が気に入ったらシェアしよう!

中性脂肪とコレステロールは違う!自分の状態別の対策まとめ

中性脂肪とコレステロールの違いと基準値は?

中性脂肪とコレステロールは同じようなものと思いがちですが、結構違います。どう違うのか調べてみたので参考にしてくださいね。

中性脂肪の基準値は?

中性脂肪の基準値は男性と女性で異なります。男性は39~198mg/dl、女性は32~134mg/dlが適正だと言われています。

コレステロールの基準値は?

LDLコレステロールは悪玉コレステロールとも呼ばれるもので、体に必要なコレステロールを体内に運ぶ役割があり、本来は体にとって大事なものなのです。

しかし多すぎると、血管の壁にへばりついてしまい、放っておくと動脈硬化などの原因となってしまうし、悪玉と呼ばれることがあるので体にとって悪い影響があるため注意が必要です。

一方HDLコレステロールは善玉コレステロールと呼ばれるもので、LDLコレステロールを減らすなど不要なコレステロールを細胞の中から出す働きがあります。

LDLコレステロールとHDLコレステロールを含めたすべてのコレステロールの総量のことを総コレステロールと言いますので、コレステロールと一口に言っても、必ずしも低ければ良いというわけではないのです。

総コレステロールの基準値は130〜219mg/dl、LDLコレステロールは60〜119mg/dl、HDLコレステロールは40〜99mg/dlが目安になります。

ただし、もともと女性の方が男性より善玉コレステロールが高い傾向にあります。さらに、生理が来なくなってしまった閉経後には悪玉コレステロールが増えやすくなるため、性別や閉経後かどうかによっても基準値が違ってきます。

中性脂肪とコレステロールの違いは?

中性脂肪は人間が活動するために必要なエネルギーとなるため、体の中に蓄えられているものです。また、適切な体温を保ったり、骨や内臓を守るための役割もあります。

一方コレステロールは体の中の機能を調整するためのホルモンや細胞の成分となるものです。どちらも脂肪の一種ですが、それぞれ体に必要な役割があります。


中性脂肪が高いとLDLコレステロールが増える?

中性脂肪が高いとLDLコレステロールの値も高くなってしまうことがあります。一体なぜなのでしょうか?

中性脂肪とLDLコレステロールの関係

中性脂肪とLDLコレステロールは別物ですが、どちらも生活習慣の悪化などが主な原因で値が高くなってしまうことが多いため、中性脂肪が高いとLDLコレステロール値も高くなることが多くなります。

閉経後の女性は要注意

女性は閉経後にLDLコレステロールの値が高くなってしまう傾向にあります。LDLコレステロールの値が高くなると動脈硬化などの原因になることがありますので注意が必要です。

中性脂肪とLDLコレステロールが高い時は?

中性脂肪とLDLコレステロールが高いときにはまずは生活習慣の見直しが必要です。暴飲暴食はしないようにし、脂っこい食事や甘いものの食べ過ぎ、アルコールの大量摂取はやめましょう。また、有酸素運動など適度な運動を日々の生活に取り入れるようにすると良いですね。


中性脂肪が低い!でも、コレステロールが高い原因とは?

中性脂肪値は低いのにコレステロール値が高くなってしまう場合があります。この場合には、疲れやすいなどの症状にもつながりますから気を付けたいですね。

考えられる原因は?

食べる量を減らして中性脂肪が低くても、食事内容などによってはコレステロール値が高くなってしまうこともあります。

解決方法は?

中性脂肪が低いのにコレステロール値が高くなってしまうときには、食事内容のバランスが悪いことが考えられます。

肉や炭水化物だけに偏った食事はしていませんか?肉だけでなく魚も食べたり、野菜や豆類、海藻などもしっかりバランス良く摂取していくことが大切になってきます。


お茶は中性脂れ肪とコレステロールを下げるのに最適

中性脂肪とコレステロールを下げるために効果が期待できるのがお茶です。食事と一緒に摂ったり、ブレイクタイムに手軽に口にすることができますから、無理なく継続できるところが良いですね。

緑茶

どんな食事にも合う緑茶は、なんといってもカテキンによる健康効果が高いことで知られています。カテキンにはコレステロール値を下げ、脂肪を燃焼する効果があるとも言われています。

プアール茶

プアール茶に含まれる成分には脂肪の分解を促し、体内への脂肪の吸収を妨げる効果が期待できます。余分な脂肪をためこみにくいお茶として愛飲している人も多いです。

紅茶

紅茶にも緑茶同様カテキンが豊富に含まれておりコレステロール値の減少に効果が期待できます。また、紅茶に含まれるポリフェノールには、悪玉コレステロールの増加によって起こる動脈硬化の予防効果もあると言われています。

杜仲茶

健康飲料として人気が高い杜仲茶には、内臓に脂肪がたまることを抑える効果が期待できます。少し飲みにくいという方もいますが、ダイエット効果も期待できるお茶として有名です。

この記事が気に入ったらシェアしよう!

フォローする