筋膜リリースにはグリッドフォームローラーがおすすめ!その効果とは?
首や肩、背中が凝っている、腰痛がある、足がだるい。だけどストレッチが続かない・・・。などでお悩みの方には簡単にセルフ筋膜リリースが行えるグリッドフォームローラーがおすすめです。グリッドフォームローラーは体・筋肉のケアに使う道具です。
適度な硬さと独特なデコボコ面がポイントで筋繊維の奥まで入りこむように作られています。凝りの原因である硬いしこり=トリガーポイントにアプローチが可能で筋膜リリースを効果的に行えるので、現在人気急上昇中!です。
リンパの流れや血流量の向上
ローラーを使用して筋膜をマッサージすることで、深部の筋肉まで刺激することが出来るためリンパや全身の血流rの向上が期待できることを書いてください。それにより全身のむくみが改善したり、疲労回復に繋がることも書いてください。
グリッドフォームローラーを使用して筋膜をマッサージすると深部の筋肉まで刺激することができるので、リンパや全身の血流量が向上します。特に第二の心臓といわれるふくらはぎをリリースすると、滞っている血流を促し全身のむくみの改善が期待できます。
血液循環が良くなると体中に酸素や栄養素が巡るようになり、乳酸や老廃物の排出がスムーズになり、疲労回復効果に繋がります。スポーツや筋肉トレーニングをしている方は、トレーニングの前後や寝る前に重点的に行うのがおすすめです。疲労回復を早めることができます。
関節可動域が広がる
体が凝るのは筋膜のしわや癒着が原因です。筋肉を包んでいる筋膜が硬くなると筋肉は締め付けられたような状態で、柔軟性を失い可動域が狭くなってしまいます。
凝り固まって癒着した筋肉をリリースして筋膜をはがし正常な状態に戻してあげると、本来の関節が動く範囲が広がります。可動域が広がるということは柔軟性を高めて基礎代謝をアップさせることにも繋がるのです。
姿勢を整える
グリッドフォームローラーは悪い姿勢改善にも効果的です。硬い筋肉がほぐれると左右前後の筋肉のバランスが良くなり猫背が治ったり、痛みで歪んでいた姿勢が整えられる効果があります。
慢性的な症状には姿勢を根本から正していくことが大切です。体のバランスが整うとコンディションも向上していくという嬉しいメリットがあります。
痛みの緩和
体に痛みがあると辛いですよね。痛みは体からのサインです!運動不足や使いすぎ、加齢などで筋肉が硬くなると痛みが生じ、肩こりや腰痛などが症状として現れます。
ローラーで筋膜リリースをして体の凝りをほぐし、筋バランスを整えることで血液やリンパの循環が良くなり痛みを緩和してくれるのです。
筋膜リリースに効くグリッドフォームローラーの大きさや価格、使い方の比較はこちら!
グリッドフォームローラーはサイズやデザインなど種類が豊富です。サイズはミドル、ロング、ミニと3種類ありそれぞれが違った特徴を持っているので、目的に合わせて選んでくださいね。
ミドル(33㎝)
ミドルは定番として使われていて一番実用的です。3サイズの中で一番使い勝手がよく、全身の筋肉に使うことができます。ふくらはぎから太もも、お尻、背中、肩というように部位を移行して行ったり、ふくらはぎから側面、全面というように少しずつ部位をずらすこともできます。
他のサイズと比較すると体の幅に一番合いやすいので初心者の方はミドルサイズを購入するのがおすすめです。トリガーポイント社製品でAmazonからも購入することができます。
価格4930円から(Amazon価格)
ロング(66㎝)
ロングはストレッチポールとほぼ同じぐらいの大きさで、ローラーの上に寝転んで使用します。背中やお尻を同時にというように一度に広範囲をリリースできるメリットがあります。
ふくらはぎがリリースしづらいなど、使い勝手が悪くなる場合が多いので初心者にはおすすめできません。体幹トレーニングなどロングは上級者向けです。トリガーポイント社製品でAmazonからも購入できます。
価格9280円から(Amazon価格)
ミニ(10㎝)
大きさはミドルの1/3ほどでカバンに入れても邪魔にならないサイズなのでジムや勤務先、外泊先など持ち運び用として重宝します。小さすぎてケアが不十分と感じるかもしれませんが、仕事の合間や出先でもローラーをこまめに使用したいと思う方にはおすすめです。
ほかのサイズと比較していつでもどこでもリリースができるという点ではとても便利ですね。トリガーポイント社製品でAmazonからも購入できます。
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肩こりの筋膜リリースしたい!グリッドフォームローラーの効果的な使い方
ローラーの使い方は簡単で体の痛いところに押し当ててゴロゴロ転がすだけです。効果的な使い方は、深呼吸をしながらゆっくり丁寧に動かすのがコツです。1つの部位にじっくりと刺激します。毎日行うことで体のコンディションを保ちましょう。
痛い場所をチェック
まずは痛いところをチェックしましょう。凝りや痛みの原因となっている部分をトリガーポイントといいます。グリッドフォームローラーにはデコボコ面があるので、硬くなっていたり痛みが出ている辺りに当てていくとトリガーポイントにヒットします。
トリガーポイントに当たると痛みがありますが、何度かグリグリ刺激すると段々気持ちよくなっていきます。痛いけれど気持ちが良いという場所を重点的に筋膜リリースしましょう。
ミドルで肩甲骨を伸ばす!
ミドルサイズを使い、寝っ転がって背中をストローク(転がる)して伸ばします。
肩こりに効く筋膜リリースのやり方は、まず仰向けに寝て両肩の下にローラーを置きます。この状態を保つだけでも肩甲骨が自然に広がり、肩周りの血行が良くなるので肩こり改善の効果が期待できます。
肩甲骨に使う時はミドルサイズがおすすめです。腕を胸の前で組み寝っ転がってローラーを背中に当てます。そのまま背中・肩甲骨の間から腰の上まで足を使いゆっくりとストローク(転がる)して伸ばしましょう。深呼吸をしながら行うのがポイントです。
両手はバンザイの姿勢が良い!
猫背の姿勢でバンザイのように手を挙げることが少なくなると背中の筋肉が硬くなり、肩関節の動きが悪くなり手や腕をスムーズに挙げづらくなってしまいます。ローラーに乗っているときに両手をバンザイの姿勢にすると背中の筋肉がほぐれやすくなります。
背中には広背筋という大きい筋肉があります。ローラーでリリースすることで全身の血流が促され肩こりが改善しやすくなります。硬くて痛みが強くでる場合は無理せずゆっくり深呼吸をしながら行いましょう。
筋肉が伸びたら20~30秒キープ!
筋肉はゆっくり時間をかけて少しずつ伸ばさなければ伸びてくれません。筋肉が伸びていると感じたらそのまま20秒~30秒キープして伸ばします。
体が硬い方ははじめは20秒からはじめ、慣れてきたら徐々に伸ばしていきましょう。くれぐれも痛いのを我慢することはしないでくださいね。
腰痛の筋膜リリースしたい!グリッドフォームローラーの効果的な使い方
腰痛改善目的で筋膜リリースを行う際には、臀部にローラーを使用するやり方が効果的です。臀部の筋肉がうまく機能していないと股関節の安定が悪くなり重心がふらふらしてしまいます。腰痛持ちの方は臀部の筋肉が弱っていることが多いのです。
グリッドフォームローラーの使い方はアプローチする側のお尻をグリッドローラーの真ん中に置き、体を横向きにして寝ます。肘を体を支えながらローラーの上に乗り。体天井に向けるように45度に傾け上下にストロークしましょう。
腰は直接伸ばさない!
腰痛改善目的で筋膜リリースを行う際には、注意点があります。腰に直接ローラーを当ててストローク(転がる)すると腰の反りに負担がかかり逆に腰痛を悪化させる場合があるので、直接腰を伸ばすことはやめましょう。過度な腰部の反りはスポーツ障害のリスクにもなります。
背中を伸ばす際も腰の反りを強く出さないために膝を曲げることを守るようにしましょう。腰部以外でも、くれぐれも痛いのを無理に我慢しすぎることは逆効果になりますので注意してくださいね。
お尻をほぐすと腰が楽に!
お尻周りの筋膜が硬くなっていると腰痛を起こしやすくなります。腰は中殿筋や大殿筋などの お尻の筋肉が支えていて、骨盤は背骨の土台となります。
座りぱっなしが長時間続くとお尻はガチガチに硬くなり、腰の筋肉が引っ張られ腰に痛みが出てしまうのです。腰を伸ばさなくても臀部の筋肉をほぐすと筋肉のつっぱりが解消されて腰痛が楽になります。
筋肉が伸びたら20~30秒キープ!
筋肉はゆっくり時間をかけて少しずつ伸ばさなければ伸びてくれません。筋肉が伸びていると感じたらそのまま20秒~30秒キープして伸ばします。
グリッドフォームローラーを使った筋膜リリースを続けることで、硬くなってしまった筋肉がしなやかさを取り戻し筋肉本来の働きを発揮することができるようになります。体をほぐして健康な身体を目指しましょう。